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ユーコン川下り⑪ 3日遅れのゴール 

2009年8月21日 3日遅れでのゴールとなりました。

 当初は、8泊9日でホワイトホース~カーマックスを下る予定でした。が、3~6日目に強風&白波のため、レイク・ラバージで足止めを食らってしまい・・・、私たち3人の共通意志により、3日間、旅を延長することになりました。

 でも、肝心のカヌーレンタル屋さんへの連絡がまだできていません・・・。心配してるでしょうけど、私たちも連絡の手段がないのです・・・。今夕、カーマックスに着いたらすぐに電話するとしましょう。

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写真1)最後の野営地はこんなところでした。3mほど高くなった川岸の森の中。残念ながら、この10日間、熊との遭遇はなく(残念じゃない?)、オーロラを見ることもありませんでした。
 すっかり荷造り&荷物の積み込みにも慣れ、テキパキ出航準備を進めます。食料が減った分、カヌーの荷物はずいぶんと軽くなりました。



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写真2)最終日だというのに、今日はあいにくの空模様・・・。時折小雨が舞う中、ひたすらにパドルを回し続けました。今日の私はカヌー後席・船長です。前席・エンジンは井戸さん。ふたりとも力いっぱい漕ぐもんだから、やたらとスピードが出ます。普通なら、カヤックの方が船足は速いはずなのですが・・・、カヤックの岳くん、どんどん私たちから遅れていきます・・・。
 午前中はそんな感じで、グングンぐんぐん進みました。写真2は昼食の時に遭遇した、5艇の団体さん(拡大すると見えます)。この2日ほど、時折遭遇している欧米人グループです。

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写真3)昼食のために上陸した中州。最後の昼食はラーメンでした。コンロのガソリンもなんとか最後まで持ちました。が・・・、私のコンロ(MSRドラゴンフライ)の火力調整バルブの調子がよくありません・・・。もう4年以上使ってますからねぇ・・・、寿命なのかも。まぁ、調整ができないだけで、調理ができないというわけではないので、ひとまず大丈夫。

 昼食を済ませると、ゴールのカーマックスまではあと少しです。川の右岸には、道路が並走し始め、時折河岸には民家も見えます。S字型に大きく蛇行した川をグングンぐんぐん進んでいきます。

 もうすぐゴールかぁ~・・・ と寂しい気持ちになる半面、

 やっとゴールだぁ~!   とちょっと嬉しい気持ちもあります。

 初めてのカヌー旅にして、カヌーイスト憧れのユーコン川を下った、贅沢な私たち。大自然の中で数日~数週間を過ごすことは、私にとってはすでに何度も経験していること。しかし、川の上の旅は、異質な時間でした。あまりに、文明から遠いというか・・・。自然のままというか・・・。たかだか11日間でしたけど、ずいぶん長いこと川のほとりにいたような気がします。

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写真4)さぁ!ゴールとなる『カーマックス・コールマイン・キャンプ場』が見えてきました。川沿いにあり、カーマックスを訪れるカヌーイスト御用達のキャンプ場です。最後は、『となりのトトロ』のおとうさんの口調を真似て(糸井重里風に)・・・

 「ゴールまで競争!」

 私の一言で、ラストは猛烈なレースとなりました。半日力いっぱい漕ぎ続けて、すでに腕がパンパンの私と井戸さんですが、必死でカヤックの岳くんに挑みます。が、やはり、本気になったら、カヤックの方が早い・・・。徐々に離されてしまい、最後は追うことも諦めました。

 川岸にある浮き桟橋にカヌーを着けると、パンパンに張った腕がピキピキ痛みました。でも、もうここがゴールです・・・。明日筋肉痛になってても、もう問題はありません。

 終わりました。終わっちゃいました・・・。ユーコン川下りの旅。


 ゴールの余韻に浸るのも良いですが、私たちには急ぎの用事があります。キャンプ場のレセプションに直行し、電話を借ります。まずは、無事のゴールをレンタルカヌー店主人の篤司さんに伝えなければ! レセプションに着くと、キャンプ場のスタッフから声をかけられました。

女性 「あなたたち、クロンダイク・カヌーイングのお客の、ミスター・イドとイトとイルマね?店主は一昨日ここに来て、あなたたちを探してたわよ。ほらこれが、彼からのメッセージ!」
心 「えっ?あ、はい。あ、んで!電話借りれますか?」
女性 「ちょっと待ってて、私がダイヤルしてあげるから」


 と。やはり、一昨日ここで篤司さんは私たちを探したそうです。そりゃそうです、ここで19日の正午に待ち合わせの予定だったのですから。数分後、スタッフの女性から電話機を渡されました。篤司さんと繋がったようです。

心 「お世話になってます。伊東ですけども。ご心配おかけしましたが、今日、無事にカーマックスに着きました。」
篤 「あっ!伊東さん!無事なんですね。心配しましたよ!」


 と、当然ながら、心配をおかけしていました。聞けば、ゴールの予定日時から48時間以上経過したため、規定に従い、捜索に出る準備をしていたとのことでした。そのため、今日は朝からバタバタいたと準備に駆け回ってたと言うではないですか!?

 紙一重でした。タッチの差で、捜索隊出動の前に連絡を取ることができました。
 捜索隊出動は免れましたが、3人それぞれの緊急連絡先(実家)への連絡は済んでいるそうです。私たちが2日以上経ってもゴールしてないこと、捜索隊出動の必要があること、などは伝えているとか・・・。
 正直なところ、私の実家であれば、そういう連絡にも慣れてるので問題にはならないでしょうけども、初海外個人旅行の井戸さんのご両親には、とてつもなく重たい連絡となったことでしょう・・・。岳くんとこも、そうかもしれません。

 嬉しいはずのゴールでしたが、なんだか複雑な気持ちです・・・。やはり、連絡が取れなかったことは重大でした。「無事で何より」で済めば良いのですけど・・・。


 とまぁ、反省はしてみても、やはり、ゴールは嬉しいものです。今夜はお祝いしなきゃ!その後、キャンプ場にチェックインし、小雨が舞う中テントを設営。3kmほど離れた町までレンタルサイクルで夕食の買い出しに行き、夜は豪勢にバーべキューとなりました。

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写真5)「お疲れさぁ~ん!カンパァ~イ!!」 ジューシーなステーキに齧り付き、美味しいビールで祝杯をあげました☆

 夜は11日ぶりのシャワーも浴びましたし、洗濯(コインランドリー)も済ませました。いやぁ~、やっぱ文明って良いですねぇ~!

 楽しかった川の旅、これにて終了です!!
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