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目指せ!北極海!! ③北極圏到達 

2009年7月24日 北緯66.33度!!

 寝ている間、ずっと蚊の羽音が聞こえていました・・・。夏のアラスカ、どこにでも蚊がいるわけではないのですが、森の中や水辺には、寒気がするほどの大量の蚊が飛んでいます・・・。昨日の夕食は、蚊の群れの中、外で調理するのが嫌だったので、パンで済ませました。前にも紹介しましたが、テントの前で調理はできません。料理の匂いがテントに着くと、熊がテントを襲うことがあるからです。それに、蚊避けスプレーを持ってはいても、蚊がテントの中に入ってくるのは嫌です。

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写真1)こんなところにテント張ってました。道路からの距離は20~30mぐらい。普通、こんなに道路から近いところでは野宿しません。が、ここは熊の王国です。車の騒音が熊を遠ざけてくれるでしょうから、これくらいの距離が適当なんだと思われます。



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写真2)20kmほど舗装道路を走ったら、急に視界が開け、未舗装道路の長い下りになりました。前方、霞む森の向こうには、極北の大河ユーコンがぼんやりと見えます! 「ユゥ~コォ~ンッ!ダァ~!」奇声を挙げて坂を下っていると、前方からサイクリストが現れました。聞けば、地元(フェアバンクス)に住むおじさんで、「家の近所は山火事の煙で息苦しいから、北極の美味しい空気を吸いに行ってた」んだとか。“美味しい空気を吸いに、片道5日間かけて自転車で走って行く・・・” そんなアラスカっ子が素敵です☆

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写真3)ユーコン川だぁ~!! ゆっくりと・・・、音もなく流れる極北の大河・・・。その風景に、心が静まります。

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写真4)ユーコン川に架かる橋は木製! もちろん、橋脚は鉄骨&コンクリです。河岸の丘の上から、対岸の岸辺へ傾斜のある橋でした。

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写真5)ユーコン川のほとりには、レストランと小さなガソリンスタンドがありました。レストランの水道(井戸水)で、飲み水を補給させてもらい、正午前の早めの昼食(パン、もうこれが最後)を食べて、長い長い午後の部スタート。

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写真6)ユーコンを越えるとしばらく未舗装道路。でも、整備がなされているので、走りやすいです。

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写真7)でもでも・・・、整備途中の道を走るのは大変・・・。散水車が路面にたっぷり水を撒き、ブルドーザーが地面を鳴らし、ローラー車が路面を整えます。路面が乾けば走りやすくなりますが、ドロドロの時は、泥泥になります・・・。

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写真8)通行する車の大半が、大型トレーラー。時折、『OVER SIZE』の特大トレーラーも通ります。これは、幅6m、長さ25mの超特大サイズ。多分、石油採掘基地の工業プラントか何かでしょう。トラック1台で引き、もう1台で押してました。
 ちなみに、後ろに写っている急坂は、トラックドライバーたちが“ジェットコースター”と呼ぶ、道中で最も急な長い坂。私、このジェットコースター、未舗装道路としては最速記録の時速65kmで下りました。途中、転倒でもしよものなら・・・、大変危険です。

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写真9)周囲の森が少なくなってきました。北上しているから?というよりも、山火事の跡が多過ぎる!ピンクの花畑は美しいのですが、ちょっと心が痛む光景です・・・。

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写真10)花畑に入ると、メルヘンチックな気分になります★ 乙女になった気分(?)ですけど・・・、実は足元には焼け焦げ倒れた樹木が折り重なっており・・・、ここまで来るの、大変でした。ズボンも靴下も炭だらけになりました・・・。

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写真11)午後6時。小高い丘『フィンガーロック』に差し掛かると、前方には黒い雲・・・。このまま進めば、酷い雨に遭ってしまいますが・・・、進みます! 道路はこの先100kmぐらい舗装道路ですから、楽チンなはずです。 そして、ここから北極圏までは、30km足らず! 今日中に北極圏入りを果たすのです!!
 坂を下り出すとすぐに、猛烈な横風と雷雨に襲われました。が、それも10分程度。通り雨(通り嵐)が収まると、道路脇で夕食(ラーメン)を食べ、午後7時からラストラン!

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写真12)着いたぁ~!!北緯66.33度! 小さな丘を越えると、道路の右手に駐車スペースが作られていました。その片隅に立つ看板!丸い地球の絵は、北極点を中心に描かれた、北極の地図です。おぉ~・・・、北極だよぉ~!!

 駐車場の隣にはテントが張れそうなピクニックゾーンと、トイレがありました。予想では、ここで岳くん(私より半日先にフェアバンクスを出発)に追いつくはずでしたが・・・、その姿がありません。周囲を走ってみると500mほど森を入ったところにキャンプ場もありました。そこは、1台の四駆があるのみ・・・。旅行者らしきカップルに聞いてみます。

心 「すみません、ここらサイクリストがキャンプしてませんか?」
男性「いいや、僕らだけだよ。」
心 「そうですか・・・、日本人の友人なんですけど・・・、どこかで見てません?」
女性「あっ!ここに来る前、2時間くらい前に、道路脇で食事してたわよ!」
心 「それ、たぶん僕です・・・」


 どうやら、岳くんはここにはいないようです。オカシイ! 一本道なのに?どこで追い抜いてしまったのでしょう?? もしかして、岳くん、予定を変更して、更に北上しているんでしょうか??

 北極圏到達の夜、ふたりでお祝いしようと思ってましたが・・・、残念! ピクニックゾーンにテントを張り、早めに床に就きました。私のダルトン・ハイウェーはまだ半分も来てないのですから・・・。

 本日の走行126km。
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