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雪の上の走り方 

2009年1月吉日、この冬は、この旅4度目の冬にして、3度目の“雪の冬”となりました。 

 ちょっと前に、雪上のサイクリングについて質問のコメントを頂きました。05年か06年かに、雪上のサイクリングについて触れた記憶もありますが・・・、今日は詳しく述べてみます。

 長くなるので、『続きを読む』に設定しときます。また、受験生は、受験が終わってから読んで下さい




■タイヤ■

 自動車ならチェーンを装着したり、『スタッドレスタイヤ』や『スパイクタイヤ』という対策が取れます。実は、自転車にも『スタッドレスタイヤ』や『スパイクタイヤ』があります。
 この冬は3ヶ月間ほぼ『氷点下の冬』となるので、私も導入を考えていました。カナダ・ナイアガラの自転車屋で注文(1本80カナダドル=約6000円)までしましたが、取り寄せに日数がかかり過ぎたため、キャンセルしました。雪上の走行は、北米横断5500kmの内、1000km程度でしょうから、「まぁ・・・、無くても良いかな?」と自分を納得させました。これが3000kmなら、是が非でも入手していたと思います。

 というわけで、私はこの冬も“普通のタイヤ”で、雪の上を走っています。

 05-06年の冬は、パナソニックの『リッヂライン』というモデルでした。06-07年の冬は、スペシャライズドの『へミスファーEX』。08-09年の冬(現在)は、シュワルベの『マラソンXR』。これらは、ブロックタイヤの中でも、比較的スリック部分が多いモデルです。
 ゴテゴテのブロックタイヤや、ツルツルのスリックタイヤで雪道を走った経験はありません。おそらく、スリックタイヤでは路面抵抗が低すぎて、スリップしまくるのではないでしょうか?ゴテゴテのブロックも良さげですが、現状で走れているので、私はこのまま(シュワルベ・マラソンXR)で春まで走り続けます。


■雪の状態によります■
 雪といっても、その状態は色々。水気を多く含んだ『べた雪』もあれば、さらさらとした『粉雪』もあります。また、降り積もったばかりの『新雪』だったり、圧縮や融解・凍結を経て氷のようになった『アイスバーン』だったりもします。
 『粉雪』であれば、スリップすることはあまりありません。それが新雪なら更に良し。
 『べた雪』で路面に水が浮いていたり、ところどころ『アイスバーン』になっていたりしたら、スリップの危険性は増します。
07年1月に走ったキルギス山岳地帯の雪は、大型トラックに繰り返し繰り返し踏み固められていたため、かなりツルツルしてました。何度もスリップした記憶があります。
 

■とにかく集中力!■ 雪上のサイクリングは、集中力を使うので、いつもより余計に疲れます・・・。
 これは雪上に限ったことではありませんが、自転車やバイク、自動車に乗るときは、車体のすぐ前の路面を見るのではなく、少し先の路面を見ながら走ることになります。雪上の場合、その基本を徹底しなければなりません。
 雪の下にある路面の状態を予測し、隠れている僅かな段差を見つけ、普段よりも早く対応を取らなければならないからです。
 怖いのは、タイヤと平行して走る段差。雨の日に、歩道の縁石などにタイヤを取られた経験は、誰にだってあるでしょう? タイヤと交差する段差であれば、例え10mの落差があったとしても、転倒することは稀です。が、タイヤの進入角度が浅すぎると(平行している)と、1~2cmでもスッテんコロリン!雪の下に隠れている、そのような『平行して走る段差』を見落とすと・・・、かなりの確立で滑ります。


■急ブレーキ・急ハンドル禁止■
 比較的滑り難い『粉雪』『新雪』であっても、急ブレーキや急ハンドルを切れば、転倒します。だから、雪上では、急ブレーキ・急ハンドルをしないようにしています。
 減速は小まめにして、スピードが出過ぎないようにします。ブレーキを入れるのは、車体が直進・直立している時のみ。曲がり角やカーブに差し掛かる前に、しっかりと減速していれば、急ブレーキや急ハンドルを切ることはありません。これ、乗り物を運転するときの基本ですよね。普段、気にしなくなっていることですが、雪上サイクリングの時は、徹底して行うようにしています。


■立ち漕ぎ禁止&時々歩く■
 元々、私は急坂でも立ち漕ぎは殆どしませんが、雪の日は特にしません。40~50kgの荷物を積んだ自転車です。車体やハンドルを左右に振り、かつ、重心を高いところに動かしてしまう立ち漕ぎは、走行中のバランスを崩す原因となります。
 そんな立ち漕ぎ嫌いの私ですが、立ち漕ぎにはメリットもあります。時々、体を伸ばしたり、捻ったりするわけですから、ストレッチの作用があるでしょう。また、お尻の血行を促してあげるのにも良いです。そういったメリットを殺してしまわぬよう、雪上サイクリングの時は、時々自転車を押して歩くようにしています。
 歩くのはお尻の血行促進にも良さそうです。また、足先を暖める効果もあります。気温が低い日は、足先が冷えます。温かい靴や靴下を履いていても、跳ね上げた雪が靴にまとわり付き、靴が湿気を帯びてしまうと、いつもより冷えやすくなります。だから、私は時々歩くようにしているわけです。


■転倒に備えて■
 当然、ヘルメット装着。私、雪上でなくとも、ヘルメットは着用する習慣があります。
 当然、長袖長ズボンで、手袋も着用。まぁ、これは雪があるくらい寒い場所なわけですから、自然とそういう格好になってるはずですけども。


■というわけで・・・■
 私が雪上を走る時は、頭や手足をしっかり防護し、普通のタイヤを装着した自転車で、少し先の路面の状態に物凄く注意しながら、急ブレーキ・急ハンドルを切らないように、速度控えめで走っています。

 って・・・、こう書くと、二輪車に乗る上で基本的なことですね・・・。普段からやっていなきゃならないことを、徹底的にやらなきゃならないということのようです。


■ちなみに・・・■
 自転車旅も半年を過ぎた頃からでしょうか?私、ハンドルやサドルから伝わる振動や、タイヤが路面を擦る音で、路面状態がわかるようになりました。コレ、自転車に良く乗る方なら、皆さんある程度は持ち合わせている感覚だとは思います。私、その精度が際立って増したような気がします。
 自転車と私の身体&感覚器官が直結してしまっているんだと思います。タイヤは足の裏、ペダルは膝、ハンドルやサドルは背骨、といったところでしょうか。自分の手足で触れずとも、自転車の上から、アスファルトの質感や、砂の粒、砂利の深さなどを感じ取れるようになってきました。
 だからかな?雪に覆われて見えない路面の状態が、だいたい解るのは・・・。


■結論■
 長くなりましたが、結論です。必要がないのなら、雪の上を自転車で走らない方が良いと思います。走るのなら、それなりの準備と覚悟と経験が必要だと思います。私とて、私の雪上サイクリングが良いとは思っていません。

 説得力ないって? そうですね。でも、やはり、安全なサイクリングが一番大事だと思います。
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