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金曜の大モスク 

 金曜日はイスラームの安息日。一週間で最も大事な曜日です。金曜の大礼拝の時間は、どこのモスクもお祈りにやってきた人で溢れかえります。

 ジェンネの町には、モスクがひとつしかありません。1万人ぐらい住んでる町なのに。唯一のモスクは、ジェンネのシンボル・世界最大の土の建造物・大モスク(グラン・モスク)です。

 ジェンネの大モスクは、異教徒シャットアウトです。以前は観光客も中に入れた時期があったそうですが、今では完全シャットアウト! 2年ほど前には、モスク修復の為の事前調査にジェンネを訪れた外国人技師が大モスクに入ったことが発端で、ジェンネで暴動が起きています。「白人を入れるなんて!けしからん!!」ということだったそうですが、実はこの技師・ムスリムのアルジェリア人だったと言うではないですか・・・。アルジェリアの海岸部の人々は、南欧人と大差ない顔立ちの人も多く、その技師はヨーロッパ人と勘違いされたのです。暴動の発端は、そんな勘違いでしたが、暴動に勢いを与えたのは、普段の鬱積だったと言われています。観光化により外国人が町を闊歩するのが当り前になったジェンネでは、そんな町の状況を良く思っていない人も多いのでしょう。

 そんなジェンネですが、決して危ない町ではありません。普段は、とても穏やかな空気が満ちています。

 1月11日、大モスクでの金曜の集団礼拝を見に行きました。金曜日の3回目の礼拝が、1週間で最も大事な集団礼拝です。午後3時頃、広場の隅に立ち、モスクへ向かう人々を観察しました。

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写真1)お祈りの呼びかけ『アザーン』を朗誦する宗教指導者の老人(塀の上の人)。アザーンは、その都度、生の声で呼びかけるのがきまりですが、現在では大半のモスクで、マイクとスピーカーを通して呼びかけが行われています。しかし、ジェンネの大モスクには、スピーカーがありません!! 老人は、モスクの敷地の四隅を順に周り、よく通る大きな声で、町の人々に呼びかけていました。
 ちなみに、人だかりは、熱血欧米人ツーリストが子供たちにサッカーの指導をしているところです。

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写真2)通常、アザーンはお決まりのフレーズを唱えると終了ですが・・・、ジェンネの町のモスクはひとつだけですし、スピーカーもないから、1回唱えただけでは人が集まりません。老人は何度も何度も唱えてました。
 20~30分すると、町の人たちがゾロゾロと集まり出します。

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写真3)集団礼拝が始まりました。異教徒シャットアウトなので、私も入れません。イマームと呼ばれる最高の宗教指導者のリードで数百人が一斉にお祈りしている「音」と「気配」を感じました。

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写真4)集団礼拝が終わると、みな帰ります。金曜日の礼拝は、日々のお祈りの中でも最も神聖なお祈り。人々は正装してモスクにやって来ます。色とりどりの衣装がとても綺麗でした


 私、ムスリムではありませんが、世界中でモスクを訪れています。東南アジア、アラブ諸国、イラン、中央アジア、南アジア、中国、トルコ、東欧、マグレブ諸国、日本!(あるんですよ)、などなど、あちこち、いろいろ。
 モスクの基本的な作りは、どこも同じです。決まったルールがあるからです。しかし、装飾や建築には、その土地土地の特徴があります。


 このジェンネのモスクは、いままで見てきたモスクとは、建築様式も装飾様式も、その規模も!全く異なります。できることなら中も見てみたかった・・・。

 でも、人々の信仰を汚すわけにはいきませんから諦めました。

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