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空跳ぶ、バンジュグ先生 

12月24日 昨日、自転車が届き、朝からウキウキの私ですが、今日は色々と忙しいのです。

 朝、ドミトリーに新しいお客さんが着ました。日本人女性。年末年始休み2週間のマリ旅行だそうです。朝の身支度をしながら、ちょこちょこ話を聞いていると、この女性、私が勤めていた西遊旅行でマリ行き航空券を手配してもらったそうで。担当者は今でも私と連絡が続いているYさんのとのこと。いやいや、面白いところで繋がるもんです。

 忙しい1日が始まりました。まずは、エールフランス航空のオフィスへ。営業・発券窓口で整理券を取り、待つこと30分・・・、やはり、航空券の払い戻しはできませんでした。「予約のキャンセルはできますが、払い戻し手続きは発券した場所でしか行えません。つまり、あなたの場合、フランスでしか…」とのこと。それが一般的なルールです。旅行会社勤務でしたから、それは知ってましたが・・・、パリの空港職員が自信満々に「できる!」というものだから、少し期待してたんですけどね・・・。残念! ということは、私、払い戻し手続き期限の1年以内にフランスに戻らねばなりません。そうしなければ、航空券代1200ユーロちょっと(約21万円)が返ってきませんから。

 肩を落とし、一旦宿へ帰り、すぐにまた出掛けました。今日は忙しいのです。向かった先は、一昨日までお世話になっていたマリ伝統舞踊のワークショップ(合宿所みたいなところ)。今日は、レッスンの光景を見学・撮影させてもらうことになっています。合宿所に向かうと、練習は近所にある学校の空き教室で行っているとのこと。暇そうにしてた青年にお願いして、その教室まで連れて行ってもらいました。

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写真1)おっ!?やってるやってる!!

 軽快なドラムのリズムが木霊す教室で、バンジュグ先生を先頭に、5人の生徒(日本2♀・1♂、仏1♀、スイス1♀)と、バンジュグ先生の娘さんがダンスの練習をしていました。このバンジュグ氏、現在ベルギー在住ですが、マリの国立バレエ舞踊団など複数の有名な舞踊団に籍を置く(置いていた)、マリを代表するダンサーのひとりだそうです
 「バンジュグさんのダンスは、相当やばいよ!」とは、バンジュグ先生の日本公演を見て、このマリにやってきたトミヤ君の言。「今までいろんなダンサーを見てきたけど、バンジュグは別次元!」とは、同じく彼の日本公演を見て、マリにやってきたカナエさんの言。「バンジュグ先生のダンスを見て、自分はもうダンスをやめようと思ったぐらいの衝撃を受けた!」とは、マリのみならず、ベルギーでも彼のレッスンを受けてきた美菜さんの言。バンジュグさん、相当に凄いダンサーみたいです・・・!!

 カメラ片手にレッスンの見学。初めは振り付けの確認をしていたようで、大きな動きはあまり見られませんでしたが、全体を通して踊り始めると・・・、にわかにダンスに熱が入ってきました! まだぎこちなさの見える生徒たちの前で、バンジュグ先生は流れるような動きで、かつ、リズミカルに! 繊細なようで、雄大にダイナミックに!! そのしなやかな動きは羽のように軽く、そしてバネのように力強く・・・。

 例えそばで太鼓がなっていなかったとしても、彼の姿には太鼓のリズムそのものが感じられます。まるで、体全体で音楽を奏でているよう・・・ 


 うぅ~・・・!彼のダンスから受ける印象を言葉にするのって、難しいです。いくら言葉を並べても足りません。 確かに、「ヤバイ!」「別次元!」「衝撃的!」そうな雰囲気がムンムンします。今日のこのダンスは、きっと彼にとってはまだ本気じゃないのではないでしょうか?これが舞台など本番でのダンスだったら・・・、いよいよ言葉にすることはできなくなるでしょう。

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写真2)笑顔で踊るバンジュグ先生と、真剣な顔つきの生徒たち。

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写真3)空中で一回転する動きもありました。バンジュグさんが飛ぶと、圧倒的に滞空時間が長く、空中で滑らかに回っていました。

 ダンスは、振り付けの確認、歌の確認、リズムの確認など、ほぼ休み無く続きます。生徒たちは、全身に汗をたらし、真剣な顔つきで、必死に先生の後ろで踊り続けていました。途中から、バンジュグさんは太鼓をたたき始め、生徒だけで全体を通して踊り始めました。その熱心な姿を見ながら、私はシャッターを切り、音楽を録音し、バンジュグさんや太鼓の先生たちの様子をのんびり観察していました。いやぁ~・・・、凄い! 凄く濃密なレッスンです。すでにアフリカンダンスを数年やっている女性4人の熱心な姿。唯一の男性で全くの初心者のトミヤくんの真剣な姿。情熱と良い先生がいれば、こんなにも濃いレッスンになるんですね。

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写真4)短い休憩時間。皆、ぐったりですが、その顔には充実の色が滲んでいました。

 濃密なレッスンは10時過ぎから毎日3時間ぶっ続けで行われているそうです。今日がレッスン4日目とのこと、あと10日ほど続きます。一通り写真撮影も終わり、のんびり蚊帳の外から見学を続けていたところ、ちょっとした事件?が・・・。これだけ凄まじい練習をしていれば、当然だとも思うのですが、様々な感情が高まった女性陣が涙を流し、それぞれの主張を訴え始めました。私には詳しいこと解かりませんし、解かろうと思わなくても良さそうです・・・。まぁ、いろいろと大変なのでしょう。私の目には、彼女たちは、体全体のみならず、感情の全てを込めてダンスを踊っているように見えます。濃密なレッスン、濃密な時間、濃密な表現です。そりゃぁ、こういうこともありますさ。

 まだレッスンは続きますが、私は先にお暇する事にしました。もともとそういう予定でしたが、涙のレッスンの途中で姿を消したので、何か悪い印象を残してしまったかも知れません・・・。まぁ、明日も会うでしょうから、心配はないでしょうけども。

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写真5)レッスンを見学してる私を見学してたマリ人青年。俺も撮れ!というので、撮りました。

 さぁ~て、今日は色々と忙しいのです。明日バマコを発つので、今後1週間分の物資を買いに行かねばなりませんし、インターネット通信も終えなければなりませんし、自転車にちょっと気になる問題もありますし・・・。
 一旦宿に自転車を置きに戻り、徒歩で市場へ向かいました。サイクリング中はお腹がやたらと減ります。まだマリの食事情や物価水準などを良く把握していないので、市場をぐるぐる歩きながら、行動食になりそうなモノを探し歩きました。2時間ほどの買い物で、購入したのは、砂糖や紅茶やスパゲッティなど、マリ中どこででも買えるようなものばかり。行動食になりそうな、クッキーはやたらと高くて、ヨーロッパや中東産の輸入食材は高い!今後、行動食は、屋台で売ってる揚げパン、町で買えるパンやバナナといったものに限られそうです。
 強いアフリカの日差し対策でキャップも買いました。ヘルメットの鍔(ツバ)をパリで落としてきたので、代わりに、ヘルメットの下にキャップを被るようにしました。他、故障の予兆がある自転車のクランクを交換できないものかと、代わりを探しましたが、マリの自転車屋に先進国並みのパーツがあるわけもなく、新しいパーツ入手は断念しました。自分でなんとか修理する他ありません・・・

 そうこうしてると、もう日没前でした。インターネットカフェには行けずじまい・・・。宿に戻り、再び自転車の調整をしながら、今朝の日本人女性や新しくやってきたスイス人男性と旅の話で盛り上がります。今朝の話で、この女性と私の意外な繋がりに驚きましたが、更に驚いたことに、私たち99年にイスタンブールで一度会っているということも判明しました。まぁ、旅行好きの人って、こういう風に、何かしら接点を求めることができるんですよ。
 夕食は、3人で出かけました。近所の屋台でマメ料理を食べ、別の屋台でおやつのバナナフライを食べ、街角カフェで甘ぁ~いカフェオレを飲み、代金は占めて160円なり。安い!

 バマコ出発を翌日に控え、何かと慌しかった1日は充実の夕食で幕を閉じました。部屋に戻ってから、やりかけの原稿を片付け、12時頃に床に就きました。
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