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アフリカの大地に降り立つ 

12月18日 アフリカの始まりは、やはりトラブル続きでした・・・

 カサブランカ国際空港を1時間遅れで飛び立った飛行機は、深夜の空をグングン上昇。僅か2時間半のフライトですが、ここで寝ておかないと、バマコ到着後が大変です。未明のバマコ国際空港に到着したら、自転車を組み立てて、夜明けと共に、15km離れた市内へ向かうつもり。
 私、飛行機の中で寝るのは得意です。会社員時代は、離陸前に眠りに落ち、機内食の時間だけ起きてて、その後、着陸まで眠るというのが通常でした。日本国内線などは機内食も機内サービスも簡素化されてしまってるから、起こされることもないし・・・。搭乗後すぐに眠りに落ちると、離陸時の重力も着陸の衝撃も感じず・・・、いつも『ワープ』したかのような気分になってました。「あれ?まだ羽田の滑走路だよな?あっ、福岡だ!」って。

 で、今回も早々に眠りに落ちました。機内食の後はいつもコーヒーを飲みますが、それでも良く眠れます。さすがに、2時間ちょっとのフライトでは、熟睡とはいかず、バマコ到着間際の機内アナウンスで起こされました。眼下には、丑三つ時のバマコの町明りが見えます。さぁ、アフリカの大地に着陸です!! 

IMGP4076.jpg
写真1)降り立ったの飛行機は、滑走路の隅に停止。タラップに出ると、ひんやりとした夜の空気が全身を包みました。ゆっくりと深呼吸すると・・・ 「土の匂いだ!」 乾いた空気に土の仄かな匂いが混じっていました。五感で感じた、最初のアフリカです。 

IMGP4078.jpg
写真2)滑走路の隅を歩き、到着ターミナルへ。右手の小さな建物がそれ。


 マリ入国の手続きは至って簡単に済みました。入国カードを書きましたが、係員はほとんどそのカードを見ることなく、パスポートにスタンプを押して、はい終わり。パリのロイヤル・モロッコ航空の係員に無理やり買わされた『バマコ→パリ復路航空券』の提示を求められることは、もちろんありません。
 到着ターミナルにひとつだけあるターンテーブルの前で、荷物が回り始めるのを待ちます。皆、先を争ってターンテーブルの前に陣取りますが、どうせ私の巨大な段ボールは最後になるでしょうから、私はちょっと離れたところで、カートに腰掛け、のんびり待ちました。時折、ガイドを自称するマリ人やタクシー運転手が声をかけてきますが、相手にしません。だって、私は夜明けを待って、自転車で市内へ向かい、自分の足でマリを旅するのですから。

 30分経ちました。荷物は少しずつ出てますが、まだターンテーブル前には、沢山のひとだかりがありました。見渡すと、カサブランカの空港で声をかけた日本人旅行者の美奈さんの姿もあります。まだまだ・・・、待つしかなさそうです。
 更に30分経ちました。が、相変わらず・・・。更に30分経っても、まだ私の段ボールは出てきません・・・。更に・・・、待つと、空港職員らしき男が現われ、「フィニ!」とひとこと。終わりですってよ!?

 こういうこともあるだろうと思っていました。私の荷物は、乗ってきた飛行機に積まれていなかったのです・・・。

 ロイヤル・モロッコ航空の預け荷物制限はエコノミークラスの乗客でも、ひとり40kgまで。20kgが一般的な制限なのに、随分と大盤振る舞いではないですか。この航空会社は、出稼ぎや移住でヨーロッパへ行ったアフリカ人たちをターゲットに、このような大盤振る舞いのサービスをしているのでしょう。
 故郷へ帰るアフリカの人々は、沢山荷物を持って帰ります。故郷の一族へのお土産や、電化製品などもあるでしょう。皆が皆、40kgの荷物を持ち込めば・・・、全部は運べないですよ、そりゃ・・・。 自社のボーイング767機が運べる貨物の限界を知りながら、ひとり40kgのサービスをやってしまうロイヤルモロッコ航空・・・、この会社を使って失敗だったかも・・・。

 まぁ、しかし、ないものは仕方ない。念のため、1~2日分の生活必需品は機内持ち込み荷物に入れています。ひとまず、市内へ向かって、明日届くか?明後日届くか?解らない荷物を待つ他、方法はないのです。『さぁて?どうやって市内に行こうか?タクシー高いだろうなぁ・・・』
 ボケェ~っと思案に暮れている私に、同郷人の美奈さんが声をかけてくれました。「どこか泊まるところ決まってます?なんなら、私がこれから1ヶ月お世話になるダンスの合宿所みたいなところに泊まりませんか?」 「はい、喜んで!」 これがマリ2回目という彼女には、ワークショップ(ダンスを教える合宿)の関係者が出迎えに来ていました。泊まるところも紹介してもらえて、市内への送迎付きです。お誘いに甘えて着いていくことにしました。

 空港を出る前に、空港の一室で、預け荷物遅延の報告手続きをしました。バゲージタグ(預り証)の無い私でしたが、コンピュータで確認すると、確かにパリ→バマコの荷物として扱われているようです。これだったら、待てば届きます。私たちの他に、20~30人が荷物を受け取れなかったようで、窓口には沢山人が並んでいました。その列の中、私と美奈さんの前にいた英国人女性にも、声をかけ、3人で合宿所に向かう事になりました。美奈さんの迎えに来ていたのはマリ伝統舞踊団の2人。四駆の後部座席に疲れ顔の3人が並んで座ります。「まぁ、大丈夫ですよ。明日か明後日には届くさ、きっと」

 市内へ向かう道は滑らかなアスファルトでした。『この感じだったら、マリのサイクリングは楽かもなぁ~・・・』 なんて呑気に外を眺めてたら、急に車体が振れました!? この感覚・・・、パンクだな? 左側の後輪がパンクしたようです。運転手の若い男は、徐行しながらゆっくり走り続けています。大丈夫かな?と思ってたら、車輪がロックしたような急な減速・・・。こりゃ・・・、裂けたね?

IMGP4079.jpg
写真3)空気の入ってないタイヤで走るもんだから・・・、タイヤが裂けてしまいました。

 市内まではまだ10km近くあるでしょう。困った顔の出迎え2人と、疲れ顔の旅行者3人は、動き始めていた路線乗り合いタクシーで市内へ向かいました。交通費などは、全て出迎えのおじさんが持ってくれたようです。バマコ市中心部の市場に到着すると、まだ5時ぐらいだというのに、路上には露店が並んでいました。開店したばかりか?或いは、24時間営業か!?
 市場からタクシーに乗り換え、到着したダンスの合宿所は、普通の住宅地の一角にありました。夜明け前で、まだ住人たちは眠っているのか、静かに中へ。案内された部屋は、マットレスひとつがあるだけの6畳ほどの部屋。アフリカですもの、驚きはしません。顔を洗い、歯を磨き、ダラダラとしていたら空が白んできました。

心 「美奈さん、今日はどうするんですか?」
美 「とりあえず寝ます。今日は1日のんびりしましょう。」
心 「では、そうしますかね。」


 アフリカ旅の初日は、ひとまずココで一区切り。機内で寝たとはいえ、僅か2~3時間です。疲れを残さぬよう、寝るとしますか。
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