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さよならアジア 

6月22日 旅立ちから567日、走行2万3950kmでした。

 アジアとヨーロッパが交差する街・イスタンブール。この街は、98年以来、度々訪れている私が最も良く知る街のひとつ。そのイスタンブールの街並みが、強烈な輝きを放っていました・・・。

 アジア最後の一日、緑深い黒海沿岸の丘陵地帯を走り抜け、ボスポラス海峡が目の前に現れた時、不思議な感覚に襲われました。自転車を停め、後ろを振り向くと、森へと続く長い下り坂が・・・。

 この道が、遥かアジアの東の果て、1年半前に上陸した中国・秦皇島の港と繋がってるんだ!

 当たり前のことかも知れませんが、道は繋がっていたんです。アジアは私が暮らす大地。日本は島国ですが、確かにアジアの国です。私の故郷・福岡は、日本の他のどの都市よりもアジアな街。私は、アジアに暮らしているんですよ。

 強烈な6月の太陽を受け、キラキラと輝くボスポラスの海面を見ながら、一気にイスタンブールのアジア側市街地を駆け抜けました。
 イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟み、アジア側とヨーロッパ側にまたがる、世界でも類を見ないつくりの街です。『文明の交差点』『大陸の交差点』『アジアとヨーロッパが交差する街』旅人の心をくすぐる街、イスタンブール。私がアジアの旅のゴールに選んだのは、アジア側市街地の南西に位置するハレム地区!

 アジア側の古くて狭い道路を走り、午後5時45分、ハレムのフェリー乗り場に到着しました。ここが私のアジアの終着点。
 フェリーに乗り込めば、海峡の向こう側、ヨーロッパ側のイスタンブールまでは、30分ほどです。そのままフェリーに乗り込んでも良かったのですが、日没までアジアで過ごすことにしました。

 夏至の長い1日は、本当に長い1日でした。海辺のベンチに腰掛けた私の前には、ヨーロッパ側イスタンブールの街並み。旧市街スルタン・アフメット地区にそびえる3つの大建造物、ブルー・モスク、アヤソフィア、トプカプ宮殿。金角湾にかかるガラタ橋、その北に広がる古い街並み。それらが真っ黒なシルエットとなり、空と海がオレンジ色に染まり・・・、午後8時30分、アジアで過ごした最後の1日が終わりました。

 「ありがとう」

 真っ赤な太陽と、アジアの大地にお別れを告げ、フェリーに乗り込みヨーロッパへと渡りました。徐々に迫ってくるヨーロッパ側イスタンブールの街並みは、夜の訪れに際しても、強い光の中にありました。美しい!私が過去に過ごした、どのイスタンブールよりも美しい!!

 これから始まるヨーロッパの旅を思うと、興奮を抑えることができませんでした。数百人の乗客の中で、人一倍目立っていた私ですが、上陸時は、とんでもなく目立ってしまいました。何と叫んだかは内緒です。というか、忘れました・・・。

 アジアの旅が終わり、ヨーロッパの旅が始まりました。でも、どちらもユーラシア大陸です。私がこの大陸で目指すのは、ユーラシア大陸最西端・ポルトガルのロカ岬!! まだまだ先は長いですが、ひとまずここイスタンブールで、心身を癒したいと思います。


 さようなら、アジアの大地よ。3年後ぐらいに帰ってくるからね☆

WJC0708-Top.jpg
写真)アジアのゴール、ハレムからヨーロッパ側イスタンブールの街並みを望む。

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