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サガン青年、続き 

ひとつ前のエントリーの続きです。

 翌朝、私よりも先にサガン青年が宿を後にしました。彼が向かったのは、ビシュケク行きのバス乗り場。

サ 「ビシュケクに戻るよ。自転車の旅、気をつけてね。」
心 「ありがとう。良い仕事が見つかると良いね。頑張ってね。」

 で、彼がいなくなって1時間後、私はオシュのシンボル『ソロモン王の玉座』と呼ばれる岩山の頂上にいました。険しい階段を20分ほどで駆け上がり、200mほどの岩山の頂上に立つと・・・、あまり景色は良くない・・・。天気が良くないのです。 『あ~ぁ、昨日登ってれば良かったな・・・』昨日は、青空が広がっていました。昨日だったら、遠くの雪山や、ウズベキスタン領内の村々までキレイに見えたことでしょう・・・。

 頂上で2枚だけ写真を撮り、そろそろ降りようかと、下に目をやると・・・、あっ!サガン君!! 今朝別れを告げたばかりのサガン君がコチラにやってくるではないですか。彼が登ってくるのを待って、頂上で再びご挨拶

心 「君も登ってきたか。ここは初めて?」
サ 「やぁ!何年か前に来てるよ。今日の景色はイマイチだね・・・。ココはもう降りるのかい?」
心 「あぁ、今日は国境越えの日だからね。早めに走り始めるよ。」
サ 「そう。気をつけてね。」
心 「そっちもね。んじゃ!」

 で、山を駆け下り、宿に戻って自転車に跨り、オシュの中心にあるバスターミナルへと向かいました。バスに乗るためではありません。ターミナル脇の食堂で朝食を取るためです。マントウとナンでお腹が膨れ、これでキルギスに未練はありません。いざ!ウズベキスタン国境へ!!バスターミナル周辺の人ごみを走り抜け、大通りへと出たところで・・・、あっ!サガン君!!

心 「やぁ!よく会うねぇ!」
サ 「これが君の自転車?」
心 「そう!凄いでしょ?んじゃね!もう行くわ!」
サ 「グッバイ!」

 いつもどこか悲しげな彼、最後まで大きな笑顔は見ることができませんでした。やっぱり、昨晩は一緒に酒でも飲みに行っとけば良かったな・・・。ちょっと後悔・・・。

20070514233633.jpg
写真)岩山『ソロモン王の玉座』から、オシュ中心部を望む。 
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