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雪を溶かして・・・ 

12月25日 雪を溶かしました。

 ちょっと寝坊しましたが、目覚めは上々。朝からテキパキ準備して、荷物を整えたところで、開店間もないインターネットカフェへ。2時間ほどで、全てのネット仕事を終わらせました。時計を見ると・・・、あらら、もうこんな時間?
 もう午後1時近くになっていました。慌てて宿に戻り、チェックアウト。自転車をセッティングしていたら、従業員の女性に色々と中国語で質問されました。あまり漢語は上手ではありませんが、とてもフレンドリーな女性。ウイグル人かな?と思って聞いてみたら、キルギス族だって!! そうだそうだ!このあたりは、クルグスー・キルギス族自治州なんですよ、そういえば。

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写真1)漢族の女性従業員が撮った、私とキルギス族女性従業員。

 今、その南縁をなぞるように走行中の天山の山々周辺には、キルギス族が多く暮らしています。山の北側はキルギスタンですからね。田舎の村々にはキルギス族が多いようですが、町には少ないみたいです。
 午後1時半、ようやく出発!町のスーパーで『タンユェン』という団子の冷凍品(最近のお気に入り)を20元で購入し、ウイグル食堂で昼食も済ませてしまってから、町を出ました。随分と出発が遅くなりましたから、今日は、日没までノンストップです!!

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写真2)今日も天気は晴れ! ちょっと肌寒いけど、快適な走行です。

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写真3)徐々に標高を上げ、小さな峠の手前、カンスーという町を通過。

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写真4)周囲の山々の美しいこと! 『風の谷のナウシカ』のコミック版に出てきそうな、荒涼たる風景です。(って、解りますか?)

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写真5)走りに走って・・・、午後7時、日没です。

 日が暮れるまで走り続け、52kmを走りました。ちょうど、周囲に何もないような寂しい山の中でした。海抜3000mほどの峠の頂上の僅かに手前。ここなら、朝日も早く当たりそうだし、ここでテントを張りましょう。自転車を止め、道路脇のちょっと低くなったところ降ります。汗が引き始めると、急に寒気がしてきました。気温は、氷点下6℃。こりゃ、夜は相当冷え込むな・・・。 
 テントを張り終え、荷物を投げ込み、さぁ、次にするべき事は、水の調達。実は、まったく飲み水がありません・・・。途中、何度か小川を見ましたが、給水することなく、走り続けてきました。日没直後、前方の風景の中に、雪に覆われた斜面が見えたので、「雪を溶かせば良いか!」と、楽観視していました。

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写真6)雪を鍋とバケツにいっぱい集めました。

 どんどんと冷え込むテントの前で雪を鍋に放り込み、ゴウゴウと強い火力で加熱します。10分ほど経って、鍋を開けてみると、「おっ!融けてる!融けてる!!」 ・・・けど、「汚いなぁ~!!」 鍋の中の水は、灰色に濁っていて、小さな植物の枝葉が沢山浮かんでいました。次から次に雪を鍋に注ぎ足して、鍋一杯のぬるま湯ができました。一旦火から下ろし、ろ過して、もうひとつの鍋に戻します。雪を溶かした鍋の底には、粘土質の細かい粒子が溜まり、ろ過器のフィルターも灰色の粒子で目詰まりしていました・・・。どうやら、ここいらの雪は・・・、11月末にカシュガルでも雪が降りましたが、あの時に降ったものなのでしょう。3週間以上残っていた雪は、周囲の埃と粘土質の泥水をたっぷり含んだ、ちょっと汚い雪でした・・・。

 いつもなら鍋3杯分ぐらいの水を作って、翌朝の朝食、翌日の飲料水(お茶・紅茶)分も確保しますが、今日は鍋1杯分だけ。ボトル1本分だけの紅茶を作って、残り1リットルのお湯で、ラーメンの夕食。ラーメンの汁は捨てずに、翌朝の朝食に回します水を節約する為の知恵です、知恵。

 冷え込む夜は、深夜で氷点下9℃になっていました。明朝は、氷点下14~15℃になるかも知れません。寝袋2重、上着2重、下着タイツ2重、靴下2重の完全防備で床に就きました。
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