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さよなら・カシュガル!! 

12月23日 47泊したカシュガルを出発!!

 昨晩も遅くまでネットカフェに篭っていた上、久々の移動で荷造りに手間取ったので・・・、起きたのは12時半(ウイグル時間10時半)でした。慌てて身支度を整え、中途半端で投げ出していた荷造りを終わらせ、14時ちょうどにチェックアウト。長い間お世話になっていたルームキーパーのお姉ちゃんたちに、お別れを言って、カシュガルで捨てていく不要な物でまだまだ使える物をカギ番の兄ちゃんにあげて、ホテルを出発!!

 カシュガル最後の食事を摂りに、向かったのは、当然!いつもの美食街。ポウズ屋のおばちゃんは、残念ながら不在。2~3日前に真っ赤な顔してゴホゴボ言いながら仕事してましたから・・・、風邪だったのでしょう。隣の快餐の兄ちゃんは、いつも通り愛想良く、出迎えてくれました。やはり、最後も豚足を追加しました。チベットでボロボロになっていたお肌も、この7週間で随分キレイになりました。豚足のコラーゲンのおかげでしょう☆ 満腹になったところで、 「再見!ありがとね!!」

 満腹になった後向かったのは郵便局。日本の実家宛に、7kgぐらいの小包を送りました。これでずいぶん荷物が減ったと思うでしょう? そうでもないんです。カシュガルで買い足した物が大量にあり、自転車は、過去最重量です・・・。更に、余っていた中国の切手を使い切るべく、絵葉書と封筒を計4通送りました。これにて全ての用事が終了。

20071223-1.jpg
写真1)カシュガル出発前に、立ち寄った最後の場所は、やはりココ。

 最後に、エイティガール寺院前の広場で記念撮影。時計を見ると午後2時(ウイグル時間12時)を回っていました。ちょっと遅いけど、出発!!午後8時の日没までに、80kmを走れるかな??目指すは、ウルチャットという小さな町!
 適当にカシュガル市街地を西に走り、静かな郊外の住宅街を抜け、勘を頼りに走っていると、大きな国道らしき道にあたりました。たまたまいた警官に「ウルチャットはどっち?」と聞くと、真北へ伸びる国道を指差します。ウルチャットまでは、北を迂回する国道と、北西に真っ直ぐの省道がありますが・・・、国道の方が走りやすいという風なことを教えてくれました。
 滑らかな真新しい舗装の国道を走り出し、走行10kmを越えたところで、嫌な予感・・・。進行方向が北から徐々に東よりになって・・・、ついに真東になりました。そういえば、この国道314号線は、カシュガルの北をかすめていたような・・・?カシュガル市街を西に走り出し、郊外に出たところで北に走り、更に東に走り・・・、カシュガル市街のすぐ真北に至りました。エイティガールから真北に来ていれば、3~4kmの距離です。15km以上、無駄に走ってしまいました。はぁ~・・・、今日のウルチャット到着は無理だな・・・。

 気を取り直して、国道を走り続けます。国道の料金所で、 「自転車通行禁止!」と止められましたが、そんなわけはない。今まで、止められたことは一度もありません。料金所のお姉さんは、新人っぽかったので、サイクリストを見たのは初めてなのかも?制止の指示を無視して、北へ。

20071223-2.jpg
写真2)国道314号線。あれ・・・?東に向かっているような・・・

20071223-3.jpg
写真3カシュガル郊外の北側には、ゴツゴツとした岩の山々が横たわっている。

 小さな峰を右手にみながら、徐々に進路は西寄りに。久しぶりの走りは、快調!!・・・・ではありません。やっぱり、運動不足ですね・・・。なんとなくペダルが重い。目では感じられない程度に、緩やかぁ~・・・に登っているのですが、それを差し引いても、ペダルが重い・・・。
 走行30km地点で、ウルチャット・キルギス国境方面の分岐点に差し掛かりました。国道から、省道に入り、進路は真西へ。日が傾き、薄暗くなってきたところで、小さな町に至りました。探せば宿もありそうなところですが、夕食(ラグ麺3元)だけで、後にしました。15kmのロスがあるので、実質カシュガルから25km程しか進んでいないんです。もっと、走ろう!!
 いよいよ日が暮れた田舎道を、ライトの灯りだけを頼りに走ります。空には、2日目の弱々しい光を放つ、下弦の月。ライトの届く範囲のものしか見えないので、ゆっくりと走り続けました。
 午後9時を回り、テントを張る場所を探し始めましたが、なかなか見つからない。道の両脇には、何も植わっていない冬の畑が広がり、民家も点在しています。人目に付かない場所なんてない・・・。そもそも、この暗さでは、人目に付かないような場所は、私の目にも入らないんです。
 仕方なく、道路脇の木が多いところで隠れるようにテントを張りました。道路までは20mほどしかありません。テントを張った後、念のため、道路から見えないかどうか?車道に戻って確認。オレンジの派手なテントが、視界に入りますが、こんな何もないような郊外ですから、車はスピード出して走ってくるに違いありません。わざわざ停まってまで見に来る輩はいないでしょう?
 ・・・なんて思っていたら、目の前に現れた2台のバイク。乗っていたのは、若いウイグル人青年3人でした。あっちゃ~・・・、車道で見つかっちまった・・・。「何ジンだ?何やってんだ?」などなど、陽気に聞いてきますが、冷たく返します。「頼むからさぁ、あっち行ってくれ。な!あっち行けよ!!」 テントが見つかると、厄介です・・・。
 ようやく3人を追い払ったところで、テントへ。たまに聞こえる車の音を気にしながら、寝袋に入っていると、車が停車した音・・・。続いて、何やらウイグル語が飛んできました。無視していましたが、パキパキと枯葉を踏む音が近付いてきます。慌ててテントから顔を出すと、さっきとは違う3人組の青年。テントを触ったり、自転車を触ったりしながら、私に色々質問してきます・・・。良くない状況です。中国語で、丁寧に状況を説明し、ここでキャンプをするから、静かに寝かせてくれと懇願します。が、興味深々な若者たちは、すぐには去りません。 

心 「わかったよ!!お前らが、行かないんだったら、俺がどっか行く!! ほら! テント畳むから、どいてくれ!!」
 本気でこの場を去るつもりで、テントの撤収を始めました。その方が良いの考えてです。彼らに悪意はありませんが、万が一悪意のある輩がテントを見つけたら?こんなに簡単に見つかるようでは、危険です・・・。テントのポールを抜いたことろで、青年たちは、何か自分たちが悪いことをしていると感じ始めたのか?私に謝りながら、「OK!OK!ここで寝て!ここで!」と言い始めました。彼らは立ち去り、また独りになってから、しばし考えた・・・。『まぁ、いいか。大丈夫だろう・・・』

 結局この場所でテント泊となりました。久しぶりの移動に、久しぶりのテント泊。深夜の気温は氷点下3℃でした。疲れと、緊張が解けた心の緩みで、深い眠りに・・・zzzZZZ

20071223-4.jpg
写真4)翌朝撮影。この木々の一番向こう側にテントを張ってました。こりゃ、見つかるよね・・・。

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