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氷点下20℃の対策は万全です。 

 南国九州育ちの私。28年生きてきて、氷点下の冬を経験するのは、これが2度目です。いや、3度目と言うべきかな?

1度目は、旅立って初めの1ヶ月半。韓国と中国・河北省。05年12月初旬~06年1月中旬は、ほぼ氷点下でした。体感した最低気温は、ソウルの氷点下12℃。走行時の最低気温は、秦皇島の氷点下8℃。  当時は、寒い寒い言ってましたが、振り返ると大したことのない気温です。

2度目は、06年10月中旬~11月初旬の西チベットとアクサイチン。海抜5000mの世界でのキャンプ主体の移動でした。朝晩の冷え込みは、相当厳しかった・・・。最も冷えた朝は、氷点下14~15℃。走行時の最低気温は、氷点下10℃くらい。宿泊できる集落を結びながら進む方法をとったり、気温が下がらないであろう場所を探してテントを張る努力をしました。結果、疲弊することはなく、過酷な環境を存分に楽しむことができました。


3度目は、この先に伸びているシルクロードの冬★気温は過去2回経験した冬を更に下回るでしょう。


 私は、無謀な冒険野郎ではありません。計画的で臆病な冒険野郎です。3度目の氷点下の冬を乗り切る為、それ相応の対策を整えました。

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写真1)魔法瓶です。

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写真2)手製のつま先ウォーマー付きペダル。

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写真3)帽子とマスクです。写っているのは、私です。通りすがりのテロリストではありません。

 魔法瓶の必要性は、アクサイチンで知りました。常に氷点下なので、水の確保が大変だったんです。凍った川の氷を割り、その下にある水を汲みますが、その水もすぐに凍り始めてしまう・・・。夕食の時に沸かした翌日用の飲料水は、翌朝には凍っている・・・。走っている時は、600mlの水筒を上着の内ポケットに入れて走っていました。自転車のボトルケージに挿しておくと凍っちゃうからです。
 写真に写ってるのは4本ですが、他にもう1本(③と同じもの)持っています。合計で3.8リットルの水を凍らせることなく運べます。②は、内蓋を紛失してしまい(盗まれた?)、液体を運ぶことはできませんが、固形物、例えば野菜などの入れ物に使うつもりです。野菜も凍っちゃいますからね。③は2本持っていますが、この魔法瓶は口径が10cmと大きく、液体だけでなく、スープなども入れることができます。④はカップタイプで、ボトルケージに入るサイズ(600ml)。走行時は、他の大きなポットから直接吸水せず、この小さいカップをコップ代わりに使います。

 つま先ウォーマーは、昨冬、韓国&河北省を走っていた時に、考え付きました。体や手足を温かく保つことは簡単ですが、つま先は冷えやすい・・・。アクサイチンは登山靴でペダルを分でいたので、厚手の靴下2枚を重ね履きして何とか耐えることができました。が、この先は、登山靴よりも薄手のトレッキングシューズを履いて走ります。このトレッキングシューズは、韓国&河北省で使っていたものと同じですが、当時は氷点下5℃ぐらいになると、つま先の感覚がなくなるぐらいまで冷えてしまっていました。そのままだと霜焼けになると思ったので、冷え込んだ日は、つま先の感覚がなくなると、数百m自転車を押して歩いて指の血行を促し、5kmほど自転車で走っては、また数百m押す、という風にしていました。
 この先は、霜焼けなんて生ぬるい世界ではありません。氷点下20℃ですからねぇ・・・、凍傷で指を失ってもおかしくない気温です。このつま先ウォーマーに加え、厚手の靴下2枚重ね履きしてれば、なんとかなると思います。それでもダメだったら、地元民が履いてる(であろう)暖かいブーツでも買います。

 帽子とマスクで、首から上も万全です。風を通さない素材のマスク(目だけ開いて、肩口までの長さ)を被り、頭には厚手のニット帽を被り、更にアウターのフードを着用。顔の凍傷にもならないでしょうし、冷たい空気で喉をやられないでしょうし、肩口が冷えることもないでしょう。
 問題は、自分の呼気に含まれる湿気。マスクの口の部分は3cm角ぐらいメッシュ素材になっていますが、それでもマスク内側に湿気が篭ると思われる・・・。サングラスの内側が雲ってしまう可能性大。走って風を受けている時は良いのですが、停止すると数秒でサングラスが曇り始めるんです。私のサングラスは、偏光レンズと目の間に、もう1枚レンズ(視度調節レンズ、いわるゆメガネ)が付いていて、それぞれのレンズの間に1mmぐらいの空間があるので、一度曇るとなかなかクリアにならない・・・。
 実際に走り始めて、湿気がうまく逃げないようであれば、口元のメッシュを少し裂き、それでもダメだったら、スキー用のゴーグルを買います。普通のメガネをかけて、それごと覆ってしまうゴーグルをかければ良いのです。キルギスにはスキー場が沢山あるらしいので、ゴーグルぐらい簡単に手に入るでしょう。

 防寒着も補強しました。写真はありませんが、モコモコのタイツ1枚、ニーウォーマー(膝あて)1セット、厚手のいわゆる婆シャツ&婆タイツ1セット、フリース(風)のトレーナー1枚、内側がモコモコの靴下5セット、をカシュガルで購入しました。靴下は持っていたものと合わせると9セットになりましたが、2枚重ねで走るので、実質4.5セットです。靴下はなるべく毎日変えてます。足が臭いと寝袋が臭くなっちゃいますから。
 以前の装備でも、氷点下10℃前後のアクサイチンの夜を快適に過ごせましたが、快適に眠ることはできませんでした。持ってる寝袋2枚を重ねても、氷点下15℃ぐらいまでしか対応できないのです。となると、沢山着て寝るしかない。アクサイチンでは、登山ジャケットやサイクリング用の丈夫なズボンを着て寝るのは寝苦しいので、 『婆(爺?かな)シャツ&タイツの上に、モコモコタイツとフリーストレーナー、足元は靴下2枚重ね!』で眠りたいと思います。それでも寒くて眠れなかったら・・・、新しい寝袋を・・・・、いや!そんなに寒いんだったら、キャンプをしなけりゃ良い!それが最善策★


 基本的にキャンプはしないつもりです。キルギスの山岳地帯や、ウズベキスタンの砂漠地帯では、仕方なくすることになると思いますが、氷点下20℃を切るような場所では、キャンプは絶対にしたくない。キャンプしなくても良いように走行距離とルートを考えます。

 最後に、知識や精神面での準備としては・・・。知人の冒険家・安東浩正さん(厳冬期シベリアを自転車で横断!!第8回植村直己冒険賞受賞者)から聞いた話をよぉ~く思い出し、登山家を自称する旅行者に雪上キャンプの方法を教わり、カシュガルの登山協会所属のウイグル人観光ガイド(キルギスによく仕事でいくらしい)にキルギスの山道の話を聞きました。

 あっ!それともうひとつ!これは最も拘って万全を期しました!!たぁ~っぷり8kg分の皮下脂肪を増やしたんです★ カシュガル滞在7週間で、食べて食べて食べて、現在の体重は、66.5kg。チベットステージ後半の2ヶ月で激痩せしてしまっていたので、意識的に体重を増やしました。私のベスト体重は62kgぐらいですが、この冬は65kgを切らないように努めます。


 どうですか?無謀な旅ではないでしょう?家族・友人・知人・支援者の皆さん、安心しましたか??

 万全を期して、極寒の中央アジアへ走り出すわけですよ★ 計画的で臆病な冒険野郎ですから、ご安心を!!
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