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ドンバ県の県府ニュー・ドンバ 

 9月18日に到着したニュー・ドンバには、18日19日と、2泊しました。

 ニュー・ドンバのニューは、『NEW』です。漢字で書く方が解りやすいかな。『新仲巴』発音は、シンジョンバ。

 なんで、新仲巴とか老仲巴とか、新定日とか老定日とかがあるのか?ちょっと説明しときましょう。仲巴、定日、共に『県』の名前です。中国の行政区分は、『省』『自治区』の下に、『県』や『自治州』となります。ここで言う『県』は、日本の市町村にあたるものと思ってください。
 仲巴県、定日県の中心の町は、以前は、仲巴(現・老仲巴)、定日(現・老定日)だったようですが、ここ数年で、新しく別の町が『県府(県の中心)』と指定された為、新しい県府をそれぞれ、新仲巴、新定日と呼んでいるのです。で、古い方は、老仲巴、老定日、といった具合。

 中国全土に当てはまることだと思いますが、県府には、そこそこのモノが揃っています。一様に県府といっても、その規模は様々ですが、どんなに小さな所でも、そこそこの宿(旅館・ホテル)もあるし、スーパーもある。そして、必ずインターネットカフェがある。
 チベットでもそれは当てはまります。どんなに辺鄙なところ、例えばチベット高原の西の果ての町・ツァンダ(札達)や、ヒマラヤ山麓の町・キーロン(吉隆)にも光回線のインターネットカフェがあります。さすが、勢いのある中国!すでに、全国の県府に光回線埋設が終わっているようです。日本はどうなんでしょう?全国の市区町村の中心となっている地域に、光回線が届いているでしょうか?多分、そこまでは進んでないでしょう。

 サガの町には、(比較的大きな)スーパーや大きなホテル、立派なネットカフェ、沢山の食堂がありました。国道219号線を西に、カイラース方面に走る場合、サガが『最後の町』とサイクリングガイドには書いていました。注意書きに、「この先は食料の調達が難しいので、ここで買えるものは全て買っておくべし!」みたいな文句が・・・。そうなの?
 地図を見ると、サガ県の県府サガの西には、ドンバ県の県府ニュー・ドンバが記されているじゃぁないですか!?県府だったら、ここでもある程度の買い物はできるでしょうに・・・。一応、サガの町で10日間分の食料を買いこみましたが、おやつ類はほとんど買わず、ニュー・ドンバで買うつもりで走り出しました。

 で、ニュー・ドンバに到着。真新しいアスファルトの直線道路をウキウキで走り、町に着いてガッカリ・・・。

 「うっわ・・・、ここにまともなモノ売っとっちゃやろうか?」

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写真1)ニュー・ドンバのメーンストリート。

 ニュー・ドンバのメーンストリートは、県府と思えないくらい寂しい通り・・・。スーパーを覗いてみましたが、品揃えはイマイチ。最近嵌ってる高級なチョコレートはありません(良かった!サガで買い込んどいて!)。50元分ぐらいのお菓子やナッツを買いました。八百屋を覗いていましたが、ジャガイモがない!!キャンプ食に必須なのに・・・。仕方なく、さつま芋を1kg購入。さつま芋でどんな料理ができるかな・・・?まぁ、新しい料理を試みるのも楽しいか。
 宿は、食堂に併設された簡素なつくり。1泊30元なり。部屋は別にどんな造りでも文句は言いませんが、トイレがないのには困った・・・。部屋にないんじゃないですよ?宿にないんです。トイレは、宿の裏手の空き地の隅っこ。乾燥したチベットでは、排泄物はすぐに乾ききって、異臭がすることはありませんが、それでも若干匂う・・・。食堂のおねぇさんに「町に公衆トイレはないの?」と聞くと、「あるよ」とのこと。教えてもらった公衆トイレを2箇所覗きましたが、使用不能状態。これだったら、あの空き地がマシかな?まともなトイレが町にない!!
 食後、インターネットカフェに行きました。光回線なので、通信速度はそこそこ速い。でも、パソコン自体がかなり古いので、フリーズしたり、通信が途絶えたり・・・。通信しなきゃならない仕事があったのに、片付きませんでした。次にインターネットがある町は、カイラースの更に先、アリ。3~4週間後です。

 ちょっと、ここで一言。「光回線入れる前に、まずトイレだろトイレ!!」 インフラ整備の順番があべこべです。

 でもまぁ、仕方ないんですよ、もともとチベットの奥地の小さな町なんですから。私が求め過ぎているのが、良くないんです。ありのままの姿を楽しむことにします。

 翌19日、寂しいメーンストリートを歩いていたら、「あんた!劇団の人だろう?」と言われました。「劇団?いいえ。」何のことか解りませんでしたが、すぐに解りました。今、町にどこぞの劇団(歌謡団?)が来ているらしいのです。町で唯一の交差点(もちろん信号なし)の角にある、県大礼堂(集会所)の前に看板が出ていました。

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写真2)海情大型演唱会、本日9時30分より。

 どんな演唱会なんでしょう・・・?タイ人?タイ族?みたいなことを伺わせる文字もありました。雲南のタイ族の歌謡団でしょうか?こんなところまで来るのかなぁ~・・・?凄ぉ~く気になりますが、見には行きませんでした。
 その晩、シャワー屋に行きました。が、シャワー屋がない・・・?看板が通りにあり、裏通りに向かって矢印が記されている。でも、その矢印の先にあったのは、シャワー屋の廃墟。もう一箇所、町にシャワー屋があるとの情報でしたが、もういいや・・・、我慢します。宿で多めにお湯を貰い、部屋で洗髪。お湯を湿らせたタオルで体を拭いて、少しだけキレイになりました。この先、シャワーが浴びられるのは、マナサロワール湖の畔の村。シャワーではなく、温泉があるらしい。その温泉まで、多分1週間ぐらいかかります。サガ以降、すでに5日間シャワーを浴びてないので、12日間か・・・。『シャワーに浴びてない記録』を更新しちゃいそうです。今のところ、新定日(9/3)~サガ(9/13)の10日間。もちろん、タオルで体を拭いたり、たらいで髪を洗ったりはしてますよ。

 ニュー・ドンバ、立派なアスファルトの道路はありましたが、随分と寂しい県府でした。

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写真3)国道219号線、ニュー・ドンバ分岐点のガソリンスタンドにて。チベットはガソリンが高い!中国本土の2倍近い、リッター5.9元(90円)。ちょっと解りにくいけど、ガソリンスタンドの給油機の写真です。
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