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地球みちばた見聞録/第12回 

2006年6月27日掲載

ポーンサバン(ラオス) ― ラオカイ(ベトナム)

強気な土産店主との交渉


 ラオスの山々を越え、再びベトナムに入りました。「ベトナム人商人は信用するな!」。入国直後に出会った同国在住のフランス人の言葉です。ベトナムの商店主たちには、外国人と見ると値段をつり上げる人が少なくありません。
 「おじさん、これ(缶コーラ)いくら?」「8千ドン(約60円)!」。私の顔と身なりをじっと見つめ、商店主は値段を告げました。「昨日ここで同じモノを買ったけど、6千ドンだったでしょう?」と私が言うと不快な表情を隠すことなく、彼は渋々6千ドンを受け取りました。こんな気まずい買い物は1度や2度ではありません。あるガイドブックには、「彼らの姿勢の根本には『金持ちからは多く取っても良い』という考えがある」とか。
 しかし、外国人が訪れない地域は、正直な商いです。ベトナム語がちんぷんかんぷんの私は、皺くちゃの紙幣をカウンターに並べます。店主たちはその中から必要な額だけを受け取ってくれます。もちろん定価の通り。幸い、自転車で自由に走り回れる私は、このような商店を利用する機会の方が多いのです。
 10日間でベトナム北部を駆け抜け、中国国境の町・ラオカイに到着。出向手続きの際、係官たちから、ベトナムの印象を聞かれました。「とても真面目で、親切な人たちだね。たまに、正直じゃない商店主にも会ったけど」。そう告げると、静かに聞いていた女性係官が口を開きました。
 「あなたが行ったのは、観光地の店でしょう。観光地の物価が高いのは、日本でも同じじゃない?」。その通りです。私が度々気まずい買い物を強いられたのは、いずれも、外国人観光客向けのホテルや土産店が立ち並ぶ観光地でした。
 ベトナム人商店主の強気な価格設定も当然の商売ということ。定価にこだわっていた自分を振り返ると、少し恥ずかしい・・・。


掲載写真)商店が立ち並ぶベトナムの街。雨期に入っており、まとわり付くような湿気だ。


関連写真1)雨期の山道で泥だらけ・・・。自転車だけでなく、私の足も泥まみれです。



関連写真2)5月末。ベトナム北部の田んぼは、稲刈りの季節。


関連写真3)外国人が訪れない田舎町の商店。正直屋。
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