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地球みちばた見聞録/第10回 

2006年5月23日掲載

バンコク(タイ)―ビエンチャン(ラオス)

穏やかな街の仏語新聞社

 5月初旬、再びラオスへ入国しました。国境のメコン川にかかる橋を渡ると、間もなく首都ビエンチャンに到着。ほこりっぽい目抜き通りには、車とバイクが静かに流れ、人通りもそれほど多くない。大きなビルもない。首都とは思えません。
 さすがは小さな街というべきか、到着して1時間後に知人を通りで発見。フランス人大学生で、報道学を専攻するファニーさん(21)です。3週間前、南部のパクセ滞在中に知り合い、一緒にラオスのお正月を祝った仲間です。
 かつてフランス植民地だったラオスでは、今も年長者を中心にフランス語を使う人が少なくありません。彼女は大学のインターンシップ(就業体験)制度を利用して、ラオスのフランス語新聞社で働いています。
 職場を訪ねると、同僚のラオス人たちが彼女に尋ねています。「誰?」「自転車で日本から来たのよ」「そりゃ面白い」。というわけで取材を受けることになりました。
 インタビューするファニーさんを、同僚たちはニコニコと見守っています。恥ずかしがるファニーさんは「早く仕事に戻って!」。こんな具合で、同僚たちは彼女の世話を焼きたがります。8ヶ月間続いた彼女の研修期間が、もうすぐ終わるからです。今後は毎晩のようにパーティーが企画されているらしく、「ラオス人のパーティー好きには困ったもんだわ」と彼女はあきれ顔。でもまんざらでもなさそうです。
 「新しい環境でジャーナリストの感性を磨きたい」と、初めて訪れたアジア。最初は不安でしたが、次第にラオス特有の穏やかなお国柄に染まっていったようです。「卒業したら、この国の報道機関で働きたいな」。そう語る彼女の顔にどこか、ラオス人のような雰囲気を感じました。
 取材が終わり、彼女と別れた後の夕方。通りを歩いていると、仕事を終えた彼女が同僚たちと一緒にカフェバーに入るのをまた偶然見かけました。それにしても小さな街。でも、何とも言えない居心地のよさなんです。

RIMG1007.jpg
掲載写真)フランス領だったラオスの首都、ビエンチャンにある慰霊のモニュメント「パトゥ・サイ」。パリの「凱旋門」をほうふつとさせる。

RIMG1001.jpg
関連写真1)市内のカフェにて。ファニー。

RIMG1000.jpg
関連写真2)ファニーの職場の前の通り。多分、ここがこの街の目抜き通り。 

20061207062157.gif
バンコク(タイ)―ビエンチャン(ラオス) 
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