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地球みちばた見聞録/第9回 

2006年5月9日掲載

パクセ(ラオス)―バンコク(タイ)

「問題ないよ」の人たち

 炎天下、タイに入国しました。北部の街・コンケーンでいったん自転車を降り、友人訪問のためバンコクへ。今回は、日本にいるタイ人の友達の母親が経営するマッサージ店に数日間居候したときの話です。
 この店では5人の女性が働いています。うち若い3人は、東北部のイサーン地方からの出稼ぎ。ナット(27)と、彼女のめいのニッ(18)とカイ(18)です。農村地帯のイサーン地方は朱とバンコクとは大きく異なり、まだまだ貧しい生活を送る人が少なくない地域です。
 タイ人の人なつっこさに加え、おしゃべり好きのイマドキの若者です。3人は英語も日本語も分かりませんが、どんどんタイ語で話しかけてきます。私はタイ語はさっぱり。でも、「マイペンラーイ!」という言葉をよく耳にします。意味は「問題ないよ」。
 この店の客は金融街のビジネスマンと外国人観光客が中心ですが、多くても1日に10人ほど。でも3人娘は「マイペンラーイ」と気長に待っています。12時間に及ぶ営業時間、3人はひたすらおしゃべりと携帯電話のメールで暇を潰すのです。
 特に「メル友」の多いニッは、携帯電話が手放せません。ある時、客にお茶を運んでいたらメール着信音が。驚いたことに、ニッは客の前で熱心に電話を操作し、返信を始めました。でも、客はニッのそんな振る舞いをまったく気にしません。やっぱり「マイペンラーイ」なのです。
 日本なら、厳重注意か即クビか。しかし店のオーナーは「辞めさせても、田舎から出てきた彼女たちは生活ができないでしょう?」とにっこり。タイならではのおおらかさに、感じ入りました。
 数日後、ニッは18歳の誕生日を迎えました。小さなケーキをみんなで囲み、午前3時までDVDカラオケで盛り上がります。近所迷惑かなと思いましたが、誰も気にしません。ここでも「マイペンラーイ」でした。

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掲載写真)お客がいない昼下がり、先輩相手にマッサージの練習をするニッとカイ。

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関連写真1)ニッの誕生日パーティー。同郷の男友達も集まって、賑やかなパーティー。深夜2時に撮影。

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関連写真2)出発の日、店先にて。ニッとカイとお母さん(本名不明、私はそう呼んでいました。) 

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パクセ(ラオス)―バンコク(タイ) 
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