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地球みちばた見聞録/第8回 

2006年4月25日掲載

ホーチミン(ベトナム)―パクセ(ラオス)

全身ずぶぬれ「水かけ」正月

 「サバィディー・ピマーイ!」(新年おめでとう)
 満面の笑みで、私に歩み寄って来た見知らぬ少女。バケツを頭の上にかざしたかと思うと、「ザバーッ」と生ぬるい水が全身を伝いました。でも、慌てる必要はありませn。すでに私は全身ずぶぬれなのです。
 1年で最も暑い、4月のインドシナ半島。日中は気温が35~6度に達します。照りつける太陽の下、汗を拭きつつラオス南部の町・パクセにたどり着きました。
 その翌日の同14日に始まったのがラオスのお正月「ピーマイ・ラオ」。この国では、長かった乾期が終わり、大地を潤す雨期を迎えるこの時期を1年の始まりとして祝い喜ぶのです。
 概して温厚な人が多い東南アジアの中でも、ラオスの人々は特に穏やかです。信仰心のあつい仏教徒が多く、経済的な発展が遅れていることも一因かもしれません。しかし「水かけ祭」とも呼ばれるこの正月に、日本のような厳かさはまったくありません。至る所で踊りの輪ができ、無礼講で水をかけ合う人たちは嫌な顔ひとつせず、笑い騒ぎます。
 この日、同宿の旅行者たちとトラックの荷台に乗ってピクニックに出かけた私。その帰り道、私たちのトラックはバケツを抱えた人たちの格好の標的となりました。
 なにしろ外国人ばかりが8人も乗っています。目立たない訳がない。小さな子どもから、すれ違う車から、至る所から水を浴びます。もちろん、私たちも二台に用意していたバケツと水鉄砲で時に反撃。町に戻ったころには何ひとつ乾いているモノがない状態でした。
 夜になっても、地元の若者たちと路上で水を浴びながら、スピーカーから大音量で流れる流行曲に合わせて深夜まで踊ります。こんな騒ぎが3日3晩、続きました。
 ぬれた街角を見回すと、ほとんどぬれていない人がふた通りいました。さて誰でしょう?
 正解は警官とお年寄り。たとえ「無礼講」でも、遠慮深さと優しさは忘れないラオス人情を垣間見た思いでした。

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掲載写真)通りかかったバイクの若者に一斉に水をかける子どもたち。ラオスの正月を祝う祭「ピーマイ・ラオ」はずぶぬれ覚悟の「水かけ祭」だ。

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関連写真1)通りで子供たちに混じって『水掛け』

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関連写真2)最も過激な連中。トラックで街を走り回り、水を掛けて回る。もちろん、素面ではありません。

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関連写真3)16日の昼、宿のオーナー一族の正月行事に参加しました。これは厳かな儀式。

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関連写真4)16日の晩は、街のディスコへ。室内では水掛けなしです。 

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ホーチミン(ベトナム)―パクセ(ラオス) 
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