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60時間バス移動… 

2011年06月19日 長かったぁ~… です。

 ウシュアイアの上野山荘を発ったのが6月17日の午前4時過ぎ。寝ぼけ眼・フラフラ運転の杏美嬢をバックミラーで確認しながら、氷点下の真っ暗な街を自転車で駆け、セントロのバス発着所へ。
 自転車の積み込みには、案の定…、大苦戦! ドライバーたちは、私たちの自転車を見るなり無愛想になり、「車輪をはずせ!」と言ったのみで、出発直前まで放置…。で、「早く積み込め!もう出発時間だぞ!」と急かすのです…。

 1台目のバスは、フエゴ島からの“脱出バス”。向かうは、南米大陸・アルゼンチン南端の街のリオ・ガジェゴスです。昨晩、眠らずに出発準備に追われていた私は、バスが発車して間もなく深い眠りに落ち…。

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写真1)夜明け(10時!)後、間もなく、フエゴ島の北部のアルゼンチン・チリ国境(サンセバスチャン)に到着。

 
6月8日に通過・宿泊した国境です。面倒なことに、アルゼンチンの街ウシュアイアからアルゼンチンの街リオ・ガジェゴスに移動するのにも、間にチリ領があるため、出入国手続きをせねばなりません。ここでアルゼンチンの出国を済ませ、15km離れたチリ側の国境で入国手続きを済ませ…。再びバスが動き始めると、また深い眠りに…zzzZZZ

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写真2)次に起きると、フエゴ島~本土の渡し船乗り場でした。

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写真3)30分ほど待つと…、出航です。背後に遠ざかる最果ての島・フエゴ島…。「嗚呼、旅が終わるんだなぁ~…」と、ちょっぴり感傷に浸ります。

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写真4)僅か30分ほどの航海で、南米大陸本土に到着。「嗚呼、旅が終わるんだなぁ~…」と、再び感傷に浸ります…。


 渡し舟を降りて間もなく、今度はチリ出国とアルゼンチン入国の手続き。ただでさえ空白が少ない私のパスポートに、1日で4つのスタンプが押されました。

 リオ・ガジェゴスに到着したのが午後6時半。“脱出バス”…、14時間半のバス移動でした。


 で、リオ・ガジェゴスで問題が発生! まぁ…、想定はしていましたが…。乗車時、自転車の運賃が別に発生することは確認していました。ドライバーに「いくら?」と聞くと、「あとであとで!」と誤魔化され…。途中の休憩時に、「で?いくら?」と聞くと、「着いてから!」と逃げられ…。リオガジェゴスに着いてみると…

ドライバー 「1台70ペソ、2台合計で140ペソだ!払えないなら、自転車は下ろさない!!」

 …とのこと。酷い商売です…。そりゃぁ、自転車が一般的な“荷物”でないことは承知しています。別運賃を払うことも承知しています。が、やり方が汚いじゃないですか…?値段を聞いても答えてくれず、最後の最後に、「2台も運んだんだ!70ペソ払え!払わなきゃ自転車はウシュアイアに持って帰るぞ!」って…。

 もちろん払いましたよ。1台につき70ペソ。私たち自身の運賃(1人290ペソ)と足して、ウシュアイア~リオ・ガジェゴス間の移動には、1人360ペソがかかりました。1ペソは約20円、つまり、7200円でした。
 ちなみに…、この区間の一般的な自転車運賃は、20~50ペソだそうです。価格設定はドライバー次第です…。


 さて、リオ・グランデのバスターミナルですが…


 大!大!!大混雑!!!


 隣国チリの火山噴火から2週間、未だマヒ状態にあるアルゼンチンの航空網…。その分バスへの依存が高まっており、どの区間も利用客が増えているようで、当然、首都ブエノスアイレスに向かうバスは全便すぐに満席になってしまっています。
 私たちが取れたバスは、翌18日午前7時発のバスで、同日夕方にコモドロ・リバダヴィアという街を経て、ブエノスアイレス着は、19日の午後20時半…。他にも数便あったんですけどね、自転車を積めるバスがそれしかなかったんです。運賃は、738ペソ(約15000円、自転車運賃含まず)。

 17日の夜はバスターミナルのベンチでシュラフに包まって寝ました。こういうの、物凄く久しぶり! バックパッカー時代を思い出して、ちょっぴり懐かしい夜でした。



 18日未明のバス発車の際も、自転車の取り扱いでひと悶着!

心 「自転車、自分で積み込んでいい?」
ドライバーA 「ダメ! うちのスタッフが来るまで待て!」
 待つこと10分…
窓口の係員 「自転車運賃はブエノスアイレスまで、2台合計228ペソです。積み込んだら、支払いお願いします。」
心 「…はい、払いますよ、払います。だから、俺に自転車積み込みさせてくれよ!」
係員 「私がやりますから」


 自転車の構造を理解していない素人に自転車の積み込みをして欲しくはないんですよ…、私。そりゃぁもう、テキトーに放り投げたり、衝撃に弱いパーツをガンガンぶつけたり、自転車を積み重ねたりしますからね…。

心 「俺がやっていい?」
係員 「ダメです」
ドライバーB 「何やってんだ!?もう出発時刻過ぎてるぞ!もう出るぞ!」
心 「って、おい!俺がやってりゃ簡単に済んだ話だろ!?」


 というわけで、不慣れな係員の作業により、私たちの自転車は貨物室後部の振動が大きいところに、積み重ねられ…。横揺れや縦揺れ対策のための固定用のゴム紐も締められず…。非常に中途半端な状態で積み込まれてしまいました。これから36時間のバス移動だというのに…、これで壊れなきゃ奇跡ですよ、奇跡…。


 さぁ、2台目のバスは、36時間の旅です。

 もう…、とにかく暇でした(笑)


 食事のサービスがあり、18日夜と19日昼に、飛行機の機内食のような本格的な食事がでました。でも、この2回ってのが、中途半端で…。自転車を降りて1週間、まだまだ胃袋が大きな私は、乗車前に作っておいたサンドイッチを食べ、お菓子を食べ、空腹を満たしました。
 トイレは車内にありましたが、足を伸ばしたかったので、2~3時間おきに停車する途中のバスターミナルで用を足すようにしていました。
 車内のテレビでは、英語やスペイン語の映画が3~4本流れましたが、見る気は起きず…。隣の杏美嬢と少し話しては、ボォ~っとして、少し話しては、舟を漕いで…zzzZZZ


 で!!


05_IGP5837.jpg
写真5)はい!ブエノスアイレス着!!

 最後の2時間は、超大都会ブエノスアイレスの夜景を見ながら、「うわぁ~!うわぁ~!」と声を上げていました。「うわぁ~…、こんなとこ、自転車で来なくて良かったわぁ~…」(笑)
 ブエノスアイレス中心部のレティーロ・バスターミナルに到着したのは、予定より1時間半も早い7時頃。例のごとく、荷物を下ろすのは最後に回されましたが、降ろした自転車は目立ったダメージもなく、とりあえずはお宿まで走れそうな状態でした☆ 今後、見えないダメージが現れる可能性もありますが、それはもう日本でのこと、どうとでも対処はできます。



 スラム街に隣接するバスターミナルから矢のように飛び出し、夜の街を2km一気に抜け、アルゼンチンで最後の宿となる『上野山荘ブエノスアイレス別館』へ。

 オーナーの上野伊都子さんらに迎えられ、60時間のバス移動が終了…



 やっぱ、旅は自転車の方が良いですわ!!

 もうこんなに長いバス移動は、嫌…(笑)

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