スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

登り坂…、それ即ち、悦び☆です 

2010年08月18日 そりゃぁ、自覚はありますよ。私ぁ~、ヘンタイですとも☆

MOJALLAS(海抜700m)~ (1300m) ~ ?地名不明?・谷底のガソリンスタンド(海抜800m)/ 走行76km



 旅先や日本で出会ったばかりの人に「自転車で世界一周しています」なんて言うと、色々な質問が飛んでくるもんです。中でも多いのは、「坂道なんてどうするの!?押して登るの?漕いで登るの?」とか、「登り坂大変でしょう!」とか、『登り』に関するです。

 そりゃぁ、そうですよ。登り坂があったら、登らにゃいかんでしょう。日本の地形だってそうじゃないですか、地球上の土地ってのは、真っ平らっていうわけじゃないんですから。

 大変だろうって?そりゃぁ、まぁ、大変は大変です。普通の自転車の5倍は重たい自転車で、毎日数百m、多い日は2000m以上の標高差を登るんですから。


 でもね、私にとって、登り坂とは…、それ即ち、悦びなんです★

01_IGP3070.jpg  02_IGP3071.jpg
03_IGP3087.jpg  04_IGP3090.jpg
写真1/左上)昨日のお昼頃から、冷房が効いた部屋に引き篭もっていたホテルが、こちら。素敵な宿でしたが、ガソリンスタンドの汚水が井戸水に混じっているようで…、井戸から汲み上げている水道の水が、酷くガソリン臭くて、歯磨きやシャワーが気持ち悪かったです…。
写真2/右上)さぁ!今日から本格的なアンデスに再突入ですよ!! 写っているのは、岳くんです。
写真3/左下)走り始めは、緩やかな上り下りを繰り返しでした。
写真4/右下)山奥では、斜面を削って道を作りますが…。こりゃぁ、“削りっぱなし”じゃないですか…!?大雨でも降れば、一気に崩れ落ちそうですが…。このあたり、降雨量が少ないのか、周囲の山々も谷底にも、褐色の石や砂、乾ききった草木が広がっています。
05_IGP3094.jpg  06_IGP3117.jpg
07_IGP3123.jpg  08_IGP3129.jpg
写真5/左上)緩やかな登り下りが続きます。後ろから来るのは岳くん。登りでは私の方が早いので、大抵私が前を走ることになります。
写真6/右上)なかなか標高は上がりません…。途中、海抜800m台のところで、道が平坦になりました。道路脇の家の門の前にあった美しい花々! と私。
写真7/左下)うぅ~ん…、なかなか高度が上がりません。小さな上り下りを繰り返し、結局海抜700m台まで下がってしまう…。でも、この先は、確実に登りなんです。あの下に見えてる川が作ったこの谷を抜け出し、海抜1300m台の山の上へと道路は続きます。
写真8/右下)途中、すれ違った子供たち。ここいらは、乾燥していて暑く、土地の人々は薄着な人ばかり。子供たちも陽気で元気です。

 そういえば、数日前、ふと岳くんが面白いことを言いました。「なんか、ここ、沖縄っぽいっスね」と。カリ以降しばらくアンデス山中の広大な盆地の中を走ってきました。赤道直下・海抜1000前後の気候は日本の初夏のよう。強い日差しの下には、サトウキビ畑が広がっており、熱帯の鮮やかな花々も多い…。田舎の家々の屋根は、褐色の瓦で覆われており…。なるほど、確かに、沖縄みたいです。
 私たち、ここ数日、-Podやパソコンで沖縄民謡などを聞いています。するとどうでしょう!サトウキビ畑の向こうに、チュラ海が見えるではないですか!?

 って…、アンデス山中ですから、海なんて見えないんですけどもぉ~…。沖縄にいるような錯覚を覚えるんですよね。


 さて、魂をアンデス山中に呼び戻しまして(笑)


09_IGP3135.jpg  10_IGP3141.jpg
写真9/左)2時間ほどで、ようやく登りらしい登りが始まりました。このお兄さん、登り始めてすぐのとこで私の自転車がパンクし、修理している時に出会い…。その後も、ちょくちょく遭遇しました。彼も自転車で登っているんです。
写真10/右)登る高さは、たかだか700m程です。海抜1200m台まで登ってきました。そろそろ今日の最高到達高度…。あの村があるあたりまでしか登りません。


 今日のここまでの登坂高度(登った高さの総計)は、1000mほど。大きな峠を越えなくとも、山道を走り続けていれば、1日の登板高度は簡単に1000mを越えます。
 首都圏在住の人に解り易く言うと、“毎日、箱根峠を越える”サイクリングをしているわけです。私の地元福岡の人に解り易く言うと、“毎日、背振山頂まで登る”サイクリングをしているわけです。


 登り坂、確かにシンドイものです。でも、これだけ登っていると、心身ともに登ることに慣れてしまいます。


 チベット高原の4000~5000mの峠道を経験済みの私にとって、1000m程度の峠越えなんぞ、なんてことありません。心が折れないのです。心が揺さぶられることすらありません。心が揺れなければ、体も耐えます。

 それに、今の私の体、登ることに強くなっています!登り坂と平地、同じ自転車に乗っていても、使う筋肉が少し違うことはご存知でしょうか? 具体的にどうこう説明はしませんが、簡単に言うと、上り坂では、平地に比べ上半身の筋力が重要になってきます。 
 南米上陸後、まだ実質2週間ほどしか走っていません。その内、本格的なアンデスの山道は半分程です。しかし、私、中米の平らな地形を走行している頃から、意識的に上半身を使う走り方をしてきました☆ アンデスに備えての準備、トレーニングです! ちょっとした違いなんですが、登り坂のときに、上半身の筋肉を最大限使って漕ぐことを意識しながら走るんです。それだけで、変わるんですよ! 体が!!

 まぁ、毎日走ってる距離や、運動強度、継続時間が普通じゃないですからね…(笑)ある意味、プロのスポーツ選手みたいな生活ですよ。

 ここ最近の私、登り坂が、確かに強くなっています。平地ばかり走っているときならば、傾斜5度程度の坂を登るのに、時速5~6kmが一番快適なスピードでした。今は、時速7~8kmです。登りに強くなってるってことです。早く登れるだけの筋力が備わっているということです。
 北米で一緒に走ってたときは、ほとんど走行ペースに違いを感じなかった岳くんですが…。コロンビアでは、私の方が前を走ることばかりです。元々下りは私の方が速かったのですが、今では、平地も登りも私の方が速いみたい…。上半身の筋力で、これだけの変化が生まれるんもんなんですよ。面白いでしょ!?


 で、今の私、登り坂を登ることが楽しくて仕方がありません☆ もともとが、疲労を快感と感じるマゾ体質です(笑) 登り坂をグイグイ登れることが楽しけりゃ、グイグイ登り続けて疲れ果てるのも楽しいのです。


 えっ? ヘンタイ!?


 はい、ヘンタイです☆


11_IGP3146.jpg  12_IGP3151.jpg
13_IGP3152.jpg  14_IGP3161.jpg
写真11/左上)海抜1300m付近に達したあとは、山々の頂付近の斜面を水平に移動。途中、小さな町を2つ通過しましたが、宿を取るにはまだ早過ぎます。
写真12/右上)山の頂上付近の斜面を走ってますから、風景は最高です★
写真13/左下)見晴らしが良いところでは停車して、写真撮影やプチ休憩。写っているのは、岳くんです。
写真14/右下)さて!見えてきました! 下り坂!! 今日の走行区間、手元の地図のデータが曖昧で、どこからどれくらい下るのか?よく解っていませんでした。

15_IGP3166.jpg
写真15)こりゃぁ~…、けぇ~っこう下りそうですねぇ~…。明日は海抜2800mにあるパストという街を目指します。今日これからの下りが標高差500m以内で済んだとしても…、明日はおそらく2000m以上の登りとなるでしょう。

 でも、それですら嬉しい私です★ 登りは、悦びです!!


16R0014774.jpg  17_IGP3171.jpg
写真16/左)さっきの写真(14)のところで停車した際、岳くんと賭けをしました『向こうに見えてるトンネルまで何キロだと思う?』と。それぞれ予想距離を述べ合い(数字忘れました)、数字が近かった方が勝ち。賭けるのは、アイスクリームです。この写真は坂を下り初めて半分くらいのところ。ここから見る感じ、どうやらふたりとも予想数値が大きすぎるようです・・・。
写真17/右)さぁ、トンネルに到着!日本では当たり前の山道のトンネル、コロンビアでは珍しいんですよ。で、入り口前でメーターの距離表示を確認すると・・・。ふたりとも予想数値から4~5kmオーバーしていました(予想数値も実測値も忘れました…)。結果、予想数値が小さかった(=実測値に近かった)岳くんが勝ちました。

18_IGP3173.jpg  19_IGP3189.jpg
写真18/左)トンネルを抜けると、そこは…、まだ下り坂が続いていました。谷の底まで、どんどん下ります!
写真19/右)で、ココが底! 谷底にかかる橋。そろそろ寝床を探さねばなりませんが、ちょうど橋の向こうにホテル併設のガソリンスタンドがありました。「谷を見下ろす斜面で野宿も良いな…」なんて考え始めていましたが、まぁ、ホテルがあるならホテルに泊まりましょう。


 部屋に入り、水シャワーで汗を流したら、ずぅ~ん!と体全体にかかる疲労感…。これが良いんですよ★

 今日も酷い登り坂を満喫できました。明日はもっと酷く素晴らしい登り坂になりそうです。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://whereiskokoro.blog34.fc2.com/tb.php/1237-e425f4c8

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。