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カリブの船旅/クナ族の村② 

2010年07月20日 クナ族の村マニチュプ訪問!

 ひとつ前のエントリーの続きです

 マニチュプ村は、サンブラス諸島の東に位置し、クナ族の自治区の端にあります。島が丸々集落になった、比較的大きな村です。人口は600人ほどだとか。パナマ本土とは500mほどしか離れていません。

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写真1/左上)島と本土の間、水深が深いところに碇を下ろし、5人全員で上陸用ゴムボートに乗り込むと、島の子供たちがカヌーで近づいてきました。
写真2/右上)私らのところに来るのかと思いきや!?カヌーを揺らして、わざと転覆させ、大声を上げてはしゃいでいます(笑)
写真3/左下)ひっくり返ったカヌーにひとり少年を残し、3人が必死の形相で私たちのゴムボートを追ってきました。パドルを握る私、ちょっぴり意地悪してスピードアップ!
写真4/右下)私たちのボートが接岸し、子供たちも陸に上がり、静かになった海には『シー・スピリット号』だけが佇んでいました。


 さて、これから村の探検? 私らは、どこに行くのかしら?

ヨランダ 「私、友達探しに行きたい!」
ハンス 「いいや、まずペドロに挨拶に行こう。それにヨランダ、友達の家も知らないだろう?」
ヨランダ 「知らない。けど、小さな村だもの、歩けば見つかるわ。でも、そうね!まずはペドロのところね!」


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写真5/左)クナ族のおじさん・ペドロさんと、コロンビアーナのヨランダ。
写真6/右)ペドロさんの奥さんと、ヨランダ。

 ペドロさんちに行くって…、どこかな?と思っていたら、上陸した場所がペドロさんちの庭でした(笑) 早速、挨拶へ。彼はこの村唯一の宿泊施設を経営しており、スペイン語とクナ語に加え、英語も話します。過去何度もこの島に来ているハンス船長や、これが3度目の訪問だと言うヨランダとは顔馴染み。

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写真7/左上)宿の庭(ペドロさんちの庭)に、あっという間に子供たちが集まりました。私たちよりも観光客的テンションが高いヨランダ(笑) 子供たちを集めては、写真撮影をせがみます。
写真8/右上)んじゃぁ、私もお邪魔して…
写真9/中左)お互い撮って撮られて。デジカメのモニターを子供たちに見せるカズ君。
写真10/中右)デジカメに興味津々な少年たちに、私の本格デジタル一眼レフを貸しました。
写真11/左下)上の少年が撮った写真がこちら。
写真12/右下)あっ、この髪の毛濡れてる少年たちは、さっき泳いでた子らでしょう。


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写真12/左)ペドロさんの先導で、村の散策に出かけますが…。またすぐに子供たちに捕まった、というかヨランダがまた集めた(笑) で、せがまれるままに、私のデジタル一眼レフを子供に貸すと…
写真13/右)少年、ファインダー覗かないので、レンズに被写体が収まってません…んが!ひとり、収まってる人がいる!? カズくん偉い!!

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写真14/左上)村はずれの船着場(?)に揚げられた丸木舟のカヌー。独りで動かそうとしても微動だにしないくらい重たいんですよ!
写真15/右上)ハンスがご所望の『モラの手提げ袋』を求めて、村のあちこち歩き回ります。が、この村は観光地ではないので、外国人向けの土産物屋などありません。モラを作っている家庭に訪問しては「バッグになったものはないか?」とペドロさんが聞いてくれますが…、結局見つからず…。
 この写真はヨランダが撮影。この後、この子供たち親に怒られてしまいます。写真撮影を好まない人々なんです…。魂を写し取られてしまうから。
写真16/左下)驚いた!こんな村にも公衆電話!! そういえば、携帯電話持ってる人もチラホラいます。ここは本土から近いので、電波も届くんでしょうね。携帯を弄るクナ族の若い女性…、ミスマッチですが愛らしいです。
写真17/右下)村は迷路のようになっています。ペドロさんの案内がなかったら、何度も同じ道を通りそう…。家や家人の無断撮影は厳禁です。家は、竹やヤシの木の家にヤシの葉の萱がのった、シンプルなものばかり。“南国の伝統的な島!”そのイメージを体現したような家並みが続きます。

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写真18/左)村からペドロさんの家に戻ると、途中の路地ですれ違ったヨランダの友達が遊びに来ていました。村の掟が厳しいクナ社会、若い娘が村の真ん中で外国人と親しげに話しているのは、よろしくないのだとか…。こういう場合、誰かの家で会うのが良いようです。彼女たち、19歳だそうです。
写真19/右)せっかくなので、みんなで写真撮影。私、日本人男性3人中・クナ族人気ナンバーワンでした(笑) 撮影時の立ち居地は、両手に花☆

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写真20)そろそろ日没です。クナ娘たちは帰宅し、私たちも一旦ヨットに戻ることに。今夜は、このペドロさんの宿『Cabanas Waica Manitupu』で晩餐会を催すことになっています。ちなみに、後ろに移っているコテージ、1泊70ドル(3食付)だそうです。

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写真21/左上)夕方、ヨットの周りをひと泳ぎ。一日の最後に、ボトル一杯の真水で体を流すのが私の日課。
写真22/右上)今日も素敵な夕焼けの予感…
写真23/左下)ほら!素敵でしょう!!
写真24/右下)東の空までこんなに染まっていました。

 贅沢な夕刻…、晩餐の待ち合わせは午後7時ですが…。ハンスとヨランダ、午睡から起きてきません。結局、7時を回ってから、慌てて自分たち分の夕食とお酒をボートに移し、上陸となりました。

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写真25/左上)サルー!(乾杯) ペドロさんの家族や友達2~3人の男性も加わって、賑やかな晩餐スタート☆
写真26/右上)居ないと思ったら、暗闇でモジモジしてました。夕方に会ったヨランダのお友達ふたりとも来てましたが、ひとりは0歳の子供をハンモックであやしていました(ガァ~ン!既婚者・子持ちだったのね…)
写真27/左下)ヨランダ嬢、自分の魅せ方を良く知っています(笑) カメラを向けると、モデルのように振舞います。カリブ系コロンビアーナの陽気さと人懐こさに、おしとやかなクナ娘は押され気味…? ご心配なく!ふたりは、スペイン語で楽しそうに話してました。
写真28/右下)ハンス船長と、クナ族の赤ちゃん。実は明日7月21日はハンスの67度目の誕生日なんです。だから、この晩餐が設けられました。スペイン語と英語、そして日本語の『ハッピー・バースディ』の歌で祝いました。

 賑やかな夜はあっという間に更けてゆきました。持ってきたラム酒・ワイン・ビールに加えて、ペドロさんが用意してくれたビール、10人もいればあっという間になくなります。


 英語を解するペドロさんから、いろいろとクナの生活について伺うことができました。長く自治を有し、伝統生活を守り続けてきたクナの人々。最近ではいくらか近代化も進んでおり、携帯電話を持つ人も増え、ソーラーパネルにより電気が通った村もあるのだとか。

 そういえば、今日村で出会った女性は近々「研修でインドに行く」と言っていたのには驚きましたソーラーパネル活用による村落開発に関する研修だそうです。NGOか何かの招きでしょうか。

 クナの産業は、聞いていた通り、漁業と農業と工芸とのこと。農業は、数百の島々に茂るヤシの木の栽培・管
理、そして本土での畑作です。クナの男たちは、小さな頃から、毎朝夜明け前に起きて、カヌーで本土の畑へ“出勤”するんだそうです。このマニチュプは本土から近いのでまだマシな方。島によっては陸から数km離れてるところもありますから…。

 島に真水はありません。さんご礁にできた砂と礫の島です。雨水を溜めようったって、大して溜まらない。よって、島の真水は全て、本土から汲んで来なければなりません。マニチュプには、給水塔があり、水道も引かれていました。数百m離れた本土から、海底のパイプか何かを通して汲み上げているんでしょう。

 ヨランダが「ハンス!次に来た時、お友達をヨットに招いて良い?」と聞いていましたハンスの回答はOK。しかし、それには問題もあって…。クナの村の掟なんでしょう。そう簡単に、外国人の船に遊びに行ったりしてはいけないんだそうです。彼女たち、罰金だか許可料だか知りませんが、村に5ドル払えばヨットに遊びに行っても良いと言われたそうです。次回、彼女たちの懐事情が良ければ、彼女たちは初めてのヨット体験ができます。伝統保持のための掟ってのも、厳しいものですね。

 クナ族、パナマシティの街角でもたまに見かけました。ペドロさん曰く、街にいるクナ族は、工芸品の販売や買い物で一時的に滞在している人がほどんどだそうですが、最近は長く街で暮らす人も増えてきたんだとか。ちょっと前まで、クナはクナとしか結婚を許されていませんでしたが、最近は異なる民族との結婚も許されるようになりました。クナの社会も、少しずつ変わりつつあるんだそうです…。


 半日の短い間でしたが、観光地ではない(そもそもサンブラス諸島自体、僻地にあるため観光化は進んでいない)このマニチュプ村で、素のクナ族の人々の生活に触れることができ、非常に有意義な異文化交流ができました。

 こんな素敵な島に私たちを連れて来てくれたハンス船長、そして、マニチュプのクナの人々に感謝です☆
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