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カリブの船旅/楽園に到着 

2010年07月18日 カリブの船旅2日目。目覚めるとそこは楽園でした☆

 昨晩9時頃出航したヨット『シー・スピリット号』は、ハンス船長の徹夜の航行により、未明の内に、サンブラス諸島の西端・チチメ(Chichime)という地域に達していました。
 昨晩、船長は「君たちが望むなら、夜中に2~3時間ずつ見張り番をしてくれても良いよ」と言っていましたが…。我々は、お日様と共に行動する天然児、徹夜ができないサイクリストです。多分、船長は夜中の話し相手が欲しかったんだと思いますが…、私たちは出航記念のお酒に瞼を重くし、早々に寝床に入ってしまいました。

 ヨット前方、『逆Ⅴ字』型の狭い寝室には、大人がギリギリ眠れるくらいの小さなベッドが3つ。下段の二つは足元で接しており、正しく『逆Ⅴ字』! 上段(私の寝床)は、天井まで40~50cmしかありません。非常に狭い空間に男3人…。寝苦しいかな?と思ってましたが、元々“狭さ”は我々野宿生活者には問題ありません。心配だったのは室温ですが、夜の航行中、天窓からひんやりした海の空気が入ってきて、とても快適でした。


 で、目覚めは、私を呼ぶカズ君の声でした。「心さん、朝ですよ!」

 船室からデッキに上がると、そこは楽園でした☆


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写真1/左)そらは薄曇りですが…、そこはヤシの木生い茂る白砂の小さな島…。海はどこまでも透き通っています。まさに、楽園と呼ぶに相応しい光景
写真2/右)周辺の島に暮らすクナ族でしょう。丸木舟のカヌーをたくみに操り、観光客を乗せたヨットを訪ねています。カヌーには今朝取れたばかりの魚が山積み! お料理担当のヨランダに「伊勢海老食べたい!」とおねだりしましたが、時期外れで値段が高く(普通は1尾2ドル程度→今日は1尾5ドル程度)、買ってもらえませんでした(残念!)

 さて、ここサンブラス諸島のことを紹介しておかねばなりません。サンブラス諸島は、パナマのカリブ海沿岸・西部に点在する大小360の島々からなるさんご礁と白砂の島々。その内50あまりに『クナ族』という先住民が暮らしています。
 クナ族は、元々コロンビア北部・ダリエン地峡の根元部分の沿岸地域に暮らしていた先住民。ヨーロッパ人の新大陸進出に伴い、徐々に北上しダリエン地峡に移り…、150年ほど前からサンブラス諸島周辺に暮らすようになりました。20世紀初頭から100年近く自治権を有しており、現在でも伝統的な生活を守り続けている人々です。

 チチメ(Chichime)は、サンブラス諸島の西の端。この地方の中心的な町ポルベニール(Porvenir)の沖合い40分ほどのところ。

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写真3/左上)朝食後、早速!島に上陸です!! 海パンはいて、カメラ持って、ゴムボートに飛び乗ります。
写真4/右上)上陸後、まずは海を味わわねば! 先鋒のカズ君から順にダイブ! 海水は程よく温かく、気持ちよい☆

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写真5/左上)波が穏やかな島の東岸の浜には、大きなヒトデがゴロゴロ!
写真6/右上)どれくらい大きいかというと、コレくらい! 触手が気持ち悪い…。
写真7/左下)「イテテテ!アィテ!なんか、気持ち悪い!!」面白い写真のためなら!ここまでできる男・カズ☆
写真8/右下)浮かんでいる男たち。私・右、岳くん・左。

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写真9/左)第一村人発見!15歳くらいの少年でした。本土から近いこの島へは沢山観光客が来るでしょうに…。はにかんだ笑顔を見せる彼から、スペイン語で私たちに話しかけてきました。
写真10/右)1周1kmほどの小さな島をのんびり歩きました。白砂のビーチに建つ、竹とヤシの葉で出来た小屋に・・・、可愛い子豚ちゃん! 何とも不似合いな存在ですが、それが返って、ものすごく納得いく光景でした。

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写真11/左下)丸太一本刳り貫いて作られるクナのカヌー。背後には、白い砂と青い海が広がりますが…。空がうっすら曇ってて、写真ではその素晴らしさを再現できません…。これが青空だったら、もっと鮮明に色が出るはずです!青空を待ちましょう。
写真12/右下)ほどなく、『モラ』を売る民家が現れましたモラとは、クナ伝統の刺繍(パッチワークとでも言いましょか)。幾重にも重ねた布で、魚や動物、自然物、人間、幾何学などの模様をカラフルに描き出します。この家のおばあさんが作ってるようで、おじいさん曰く「うちのが一番安い。買って行きなさい!小さいのが1枚2ドル。大きいのが5ドル。」とのこと。海パン一枚の私たちは、カメラ以外なにも持って来ていません…。「多分、また夕方来るから、その時にまた見せて!」

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写真13)タライを抱えて、父親が釣り上げた魚を迎えにいったクナの愛らしい少女たち。 クナの主要な産業は、漁業と農業(島でのココナッツ栽培、本土での野菜栽培)、そして伝統工芸だそうです。この島には、この少女たちの家庭を含め、3家族が暮らしているようです。ぐるりと島を回っても40分ほどでした。

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写真14/左上)お昼を前に、一旦ヨットに戻ります。写真は、左からカズ君(デボリヨシカズ)、船長のハンス(スウェーデン人)、くん(ヒルマガク)、料理担当兼助手のヨランダ(コロンビアーナ)。
写真15/右上)カリブ海で飲むお酒と言ったら? 『ラム酒』でしょう~!? 奮発しました『バカルディー』
写真16/左下)って、言ってるそばから、ワインなんかも飲んでますけども(笑) 船の冷蔵庫にはコーラやビールも積んでます。コーラとビールは後日1本1ドルで清算されます。
写真17/右下)お昼ご飯です!ヨランダ(右隅)の料理の腕前は抜群☆ ハンス曰く「彼女を雇って一番良かったのは料理の腕前だね。美味しい食事は何よりも大切さ。彼女とはずっと仕事してたいよ」と。この日のお昼は、白米(ヨランダ談「日本人はお米好きでしょ!」)、ビーフステーキの野菜ソース和え、野菜サラダ、そして美味しいお酒(すでに私真っ赤っ赤…)

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写真18/左上)ご覧下さい!この美しい海!! 午後は青空が広がりました! もう泳ぐっきゃないですよね!!
写真19/右上)隣の島にも人家があります。チチメは、大小(って言ってもどちらも小さい)島が1つずつ、合計4~5家族が暮らしている模様。空港もあるポルベニールから近いこともあり、観光客向けのキャンプ場と食堂が1つずつありました。
写真20/左上)ご覧のように、たくさんヨットが停泊しています。パナマ~コロンビア間を結ぶツアーのヨット、パナマ領内だけのツアーのヨット、ツアーではないヨット旅行者のヨット、いろいろいます。
写真21/右下)午後はのんびり、船の周りで泳いだり、浮遊したり、さんご礁をシュノーケリングしたりハンスが貸してくれたフィンを海底に落したり(不覚!まだ2日目だと言うのに!)、ヤシの木陰で休んだり楽園の午後です☆

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写真22/左)夕焼けもナカナカのものでした。あっ、こちらはお隣さんです。私たちの『シー・スピリット号』はカリブでは珍しい(ハンス談)2本マストです。
写真23/右)夕方って、こんなに長い時間だったかしら…。地平線が白くなり始め、徐々に黄色を帯びてきて、雲がピンクオレンジのコントラストを生み出し、真っ赤に染まって、その色味を深め、徐々に光を失い、周辺に蒼い空が現れるまで…。のぉ~んびりと夕刻を堪能☆
 あっ、私、写真の左です。坊主頭が伸びてタンポポの綿帽子みたくなってますが、航海を前に短く刈っちゃうと頭皮を日焼けして大変なことになりますから、コロンビア上陸まで散髪は我慢してます。

 ヨランダの美味しい夕食の後は、心地好い海風が吹くデッキでのんびり。旅人3人、旅の最高のつまみ=美しい光景を楽しみながら、優雅な夜長を楽しみました。

 こんな贅沢な時間で良いんでしょうか!?

 まだ2日目ですよ!?あと4日間もあるんですよ!?
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コメント

Re: タイトルなし

【秘湯】さん

 いつもコメントありがとうございます。

 私の自転車世界一周、スタートの日本から最も遠いところにある目的地『ウシュワイヤ』の『上野山荘』。私も、上野のおばあさんに会う事を楽しみにしていたので、亡くなられたというニュースを聞いた時は、とても悲しくなりました。まだ会ったこともない方の訃報にこれほど切なくなったのは、初めてのことだったかも知れません…。

 私が“世界一周の旅”を初めて具体的なビジョンとして抱いた時から、その旅のゴールは『上野山荘』でしたからね…


 でも、私が上野山荘に向かうことには変わりはありません! これからも、ウシュワイヤを目指し、上野山荘を目指し、ペダルを回し続けます☆


> いよいよ南米編が始まりましたね。
> 楽しみにしています。
> 元気に旅して下さい。
>
> 旅仲間に聞いたのですがウィシュワイア上野山荘のおばあちゃん亡くなったそうです。行きたかったのでとても残念です。

いよいよ南米編が始まりましたね。
楽しみにしています。
元気に旅して下さい。

旅仲間に聞いたのですがウィシュワイア上野山荘のおばあちゃん亡くなったそうです。行きたかったのでとても残念です。

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