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捕鯨の話題から、思いついたままに・・・ 

2010年01月29日 ホエールウォッチングと捕鯨問題に関してもうひとつだけ。長くなりそうですけども・・・。


 まだ、考えはまとまっていないのですが・・・。ふと、思ったんです。思いついたままに書きます。長ぁ~くなりそうな気がします。


 私、添乗の仕事をしてますよね。で、過去のツアーを思い出してみると・・・。日本人というのは、『動物鑑賞』と、『食事』を切り離して考える才に長けているのではないか?と、思わされることが多々ありました。才能って言うと大袈裟ですが、欧米人に比べると、“気にならない”気質なんです、きっと。 

 良く言えば“寛容である”とも言えるかもしれません。

 悪く言えば“鈍感”・・・?とも思わないけど、強いて言うなら。 


 とある国内ツアーでは、牧場で牛の乳しぼりや羊の毛刈りを体験した後・・・、昼食で、牛肉&羊肉のバーベキューを食べました。

 とある国内ツアーでは、希少な野生の鹿との遭遇に大はしゃぎした後・・・、昼食が、希少ではない鹿の焼き肉でした。

 とある海外ツアーでは、野生のウサギを捕獲して、その日の晩御飯で、ウサギ肉のスープにしました。

 他にも、似たような体験はいくつかあります。お客さん方、何も嫌な顔一つせずに、動物を愛でた直後に、その動物を食べてました。私も、違和感などは覚えません。最後のウサギは、捕獲から解体まで鑑賞したので、スープを辞退したお客さんもいましたが。


 欧米人って、どうなんでしょうね?こういうこと平気なんでしょうか??

 平気ですよね・・・、きっと。 嫌がるのは、真正ベジタリアンと、(信念<ファッションの)似非ベジタリアンぐらいでしょうか。


 一部の国の一部の人々は、日本のお刺身の『活けづくり』が残酷だ!と主張します。まぁ、生魚を食べる習慣がない人には、見た目がグロテスクなのは解ります・・・。でも、日本人にとっては普通のこと(特別な食卓であることも多く、むしろめでたい!)ですから、誰も気にはしません。


 日本人が気になるお肉って・・・? 日本人が食べれない食用肉って・・・?

 突き詰めると、無いはずです。日本には、食禁忌というものが伝統的にありません。


 欧米のキリスト教世界では、今はほとんどありませんが、大昔、キリスト教がユダヤ教から生まれる以前はありました。ユダヤ教は、今でも食禁忌があります。イスラームもあります。ヒンドゥー教もあります。
 仏教世界では、出家した人は肉食を断たねばならぬ宗派もありますが、出家しても関係ない宗派もあります。で、日本では、ほとんど全ての日本人が、宗教的に何でも食べることができる。



 けども、考えてみると、食べれないお肉は沢山ある。それは、食べる習慣がない動物や動物の部位・・・。

 ・・・、食べないですよね。 韓国と中国に行けば・・・。私、犬肉を扱う店は何度も見ましたが、とても入ろうとは思えませんでした。私には、無理ですね。

 ・・・、食べないですよね。中国・広東省に行けば・・・。私には、無理です。

 ネズミ・・・、食べないですよね。広東省に行けば・・・。あと、南米ペルーでも食べれるらしいです。ペルーで・・・挑戦してみようかな?

 ウサギ・・・、食べれる場所はありますが、好んで食べようとは思わないでしょう・・・? 私、ウサギ肉は平気です。

 ・・・、近所の公園にいる鳩、獲って食べますか?食用に飼育されてても食べないですよね・・・。でも、海外では結構いろんなところで口にできますよ。私は、香港で良く食べてます。ただ、肉が薄くて“骨ばかり”という印象があり、食べにくい鳥ではありますけど。

 カンガルー・・・、日本に生息してないから、食べませんよね。食べようと思ったら、反捕鯨国・オーストラリアで熱心に駆除されている野生のカンガルーの肉を輸入してるお店がありますから、ネットで探して下さい。

 ジュゴン・・・日本では沖縄にごく少数生息しているのみの絶滅危惧種。かつては、西太平洋とインド洋の沿岸地域に広く分布していましたが、今ではごく限られた地域にしか生息していません。地球上の推定10万頭のジュゴンの内、8万頭が生息するオーストラリアでは、アボリジニーの人々が政府による制限の下、今でも捕獲して食べてます。さすがに、これは食べれるチャンスは少ないでしょうけど・・・。或いは、オーストラリアでアボリジニーと仲良くなれば・・・、食べれるかも?

 羊の脳みそ・・・、食べないですよね? 欧州や中東に行けば食べれますよ。私は、イスラーム地域で何度か食べてます。白子みたいな触感です。

 馬の睾丸・・・、食べるのかな・・・?食べないですよね? モンゴルでは食べることもあるらしいですよ。ちょっとこれは・・・、食べたくない。


 世界のどこかで食べられてるけど、日本人が食べない・食べれない食用肉ってのは、探せばいくらでもあります。


 では、日本人は、日本人の目には“珍奇な食肉”文化を持つ民族や国を非難するでしょうか?

 犬・猫に関しては、批判の声を上げる人もいますが・・・、過激な主張に発展することは、まずありません。




 では、欧米の一部の国の一部の人々は、その人々にとって“珍奇な食肉”文化を非難するでしょうか?

 します!しまくってます!!



 オーストラリアのCM(ネット限定かも?)で、凄いの視ましたよ・・・。クジラ肉を食べる日本人を銛で刺し殺し、“日本は、こうして私たちの愛するクジラを殺しています”みたいなコメントが入るやつ・・・。視ていて、嫌な気分しかしません・・・。私のお気楽なブログで紹介するのは躊躇われましたが・・・、いちお…、リンク張っときます…。



 この違いは何なのか・・・? 一部の人々が言ってます。人種差別的な偏見が根底にあるのではないか?と。 数百年続いた『西洋>それ以外の世界』という価値観により、それ以外の世界の習慣・文化を否定したがるのではないか?と。


 うん、私もそう思います。


 シーシェパードは、なぜ、日本の捕鯨を攻撃対象にするのか?

 日本は国際捕鯨委員会の枠内で、捕鯨を行っています。調査捕鯨という名目で、捕獲したクジラは、検査後に市場に流してます。それが気に入らないのでしょう。それは解る気がする・・・。でも、あと2つ理由があるような気がします。

 1つ目は、人種差別的な発想。先述の『西洋>それ以外』で、価値観の押しつけに正義を見出している
 2つ目は、日本人が大人しいから。日本政府が強く出ないから。 
 あり得ない例ですが、もしも、フランスが捕鯨国で、フランスの捕鯨船団が南極海でシーシェパードに強襲されたら・・・?シーシェパードの船、撃沈させられるか、船上のメンバー全員逮捕ですよ。南太平洋のフランス領の島から派遣されたフランス海軍がすぐに駆けつけるはずです。
 もひとつ、あり得ない例ですけど、もしも、中国が捕鯨国で、中国の捕鯨船団が南極海でシーシェパードに強襲されたら・・・?最近熱心に建造してる原子力潜水艦が派遣されるかも知れませんし・・・。中国国内で米国製品・オーストラリア製品の不買運動が起こり、デモ隊が米国大使館・オーストラリア大使館前に集結しますね。で、中国共産党上層部が、世界中に向けて、シーシェパードとその活動を支持する国を猛烈に批判しますよ。

 日本人は大人しくて、日本政府も大人しいから・・・。過激な“抗議”という名の暴力をふるっても、大丈夫☆ と考えているのでは・・・?


 シーシェパードの暴挙に対しては、もちっと盛り上がって、政府も強い行動を起こして欲しいと願います。切に!そう願います!私は、旅先で、日本で、今後も論を戦わせていきたいと思います。

 でも、日本人が他国の食文化に異を唱えないのは、この先も、ずっとそうであって欲しいと私は思います・・・。それが“大人しい日本”が持つ、素晴らしい寛容性だと思うんです。
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コメント

えっ!? 南極って、オーストラリア領なのですか!?

こころです。

【だいふく】さん

 コメントありがとうございます。面白い情報ですね…。思わず、笑いそうになりました。

 初めて耳にする主張ですが、なるほど、南極がオーストラリア領であるとすれば、南極海での日本の捕鯨は、国際法に大いに抵触しますね。

 でも、南極ですからねぇ~・・・

 私、専門的に日豪間の捕鯨問題・摩擦を研究している者ではありませんので、分析しかねますが・・・。これが本当の情報ならば、ますます、反捕鯨の主張が怪しく感じてしまいますね・・・。

> ラッド政権なのですが
> なんと、南極の領有権を主張しているんです。南極がオーストラリアのものだとすると、日本の調査捕鯨船が捕鯨しているエリアはオーストラリア領となるわけです。
> オーストラリア人は南極がオーストラリアだと思ってる人が多いのですか?
> 南極条約に批准しているのに・・
  • [2010/03/16 09:54]
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  • 管理人・こころ
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通りすがりですが

ラッド政権なのですが
なんと、南極の領有権を主張しているんです。南極がオーストラリアのものだとすると、日本の調査捕鯨船が捕鯨しているエリアはオーストラリア領となるわけです。

オーストラリア人は南極がオーストラリアだと思ってる人が多いのですか?
南極条約に批准しているのに・・

ご返事ありがとうございます

さっそくのご返事ありがとうございます。

なんだかオーストラリア観光に行きたくなりますね。
久しぶりに海外旅行がしたい気分になりました。
ブログ主さんは旅行記とかで文才を発揮なさる方なのですね。

ただ、この判決のことを考えてみると、
日本はともかくオーストラリア国内では、
調査捕鯨の日本人船員さんの置かれる法的な立場が、
一般的な日本人とはかなり異なるだろうと思います。

たとえば、船員さんが観光目的でオーストラリアを訪れて、
シドニー空港の入国審査で職業を申告するときに、
南極海の調査捕鯨に従事していたことが判明すれば、
一般の日本人と同じように入国が許可されるかどうか、
ちょっとよく分からないような気がします。

つまり、捕鯨問題は文化の問題でもありますが、
日本人が他国のルールをどのように受け止めるか、
規範意識や倫理観の問題という視点も必要だろうと思います。

オーストラリア、行きたいですね☆

こころです。

【まあくん】さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>日本が南極海で実施している調査捕鯨について、
>2008年1月にオーストラリアの裁判所から、クジラ密漁の
>有罪判決と調査捕鯨の禁止命令が下されているようです。

 →なるほど、そのような経緯があるのですね。恥ずかしながら…、存じ上げておりませんでした。国の裁判所で禁止命令を出したのに、毎年捕鯨船団がやってきて捕鯨をしているのでは…、豪政府も強行になりますね…。

 しかし、公海上で、オーストラリアの法律が通用するのでしょうか…?日本人を貶めるキャンペーンを大々的に展開してて良いのでしょうか…?そこらへんは疑問が残ります。今後の私の研究課題です。

>もしも、調査捕鯨船の乗組員さんが、
>家族でオーストラリアの観光旅行がしたくなったら、
>ブログ主さんは引率を引き受けたりなさいますでしょうか?

 →はい、喜んで☆ 私、オーストラリアには行ったことがないのです。個人でも行ってみたいと思いますし、添乗員としても行ってみたいと思うところです。なにも、私はオーストラリアを毛嫌いしているわけではありません。
 他文化に寛容であろう!というのが私の理想・持論です。それは、私が異文化に興味を抱き、外国を訪れる根源的なエネルギーでもあります。
 オーストラリア、その大自然には特に興味があります。私が大好きな砂漠も延々広がっていますし、ダイバー憧れの大環礁もありますし、美しい景勝地もたくさんありますよね。特異な野生動物たちも魅力的です。アボリジニーの伝統にも興味があります。多民族国家でどのように人々が暮らしているのか?にも興味があります。キレイに整った街にも興味あります。

 私、嫌いではないのです。オーストラリアという国。私が、疑問を呈しているのは、“抗議”という名目で行われる、“過激な暴力”と、“異文化・異民族の否定”だけです。私は、オーストラリアという国・オーストラリアの人々を否定はしません。一部の過激な人々の行動に、疑問を呈しているに過ぎません。

 ・・・なので、機会があるならば、オーストラリアに行きたいですね☆

 きっと、素敵な体験になると思います。
  • [2010/03/05 23:10]
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  • 管理人・こころ
  • [ 編集 ]
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オーストラリア旅行について

はじめまして、こんにちは。

日本が南極海で実施している調査捕鯨について、
2008年1月にオーストラリアの裁判所から、クジラ密漁の
有罪判決と調査捕鯨の禁止命令が下されているようです。

もしも、調査捕鯨船の乗組員さんが、
家族でオーストラリアの観光旅行がしたくなったら、
ブログ主さんは引率を引き受けたりなさいますでしょうか?

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