スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

暴風雨、後、暴風雨 

2010年01月21日 猛烈!もう!猛烈!!ほんと、もう!猛烈!!でした・・・

 テントを打つ雨音と、テントを揺らす強い風で目覚めました。いや、目覚めたってのは適当ではないですね・・・。

 テントを打つ雨音と、テントを揺らす強い風で眠れませんでした!!


 昨晩テントを張った時には星空も見えていたので、もう雨雲は去ったのかも?と仄かな期待を抱いて床に着きましたが、それは23時には否定されました。初めは雨のみ。まぁ、「バッババッババババ!∞」という雨音を聞きながらでも眠れることは眠れるんですが、日付が変わった頃には、風も出てきました。テントの真横から吹き付ける風・・・。いちおう、普段より多めにペグ(杭)を挿しているので、テントが飛ぶようなことはないと思いますが、ドーム型の屋根が大きく変形するほど、強烈な風が吹き続けました・・・。

 眠れたのか?眠れなかったのか?よくわからない朝・・・。7時前には、テント内でパンの朝食を済ませ、寝具を片付け、パッキングを済ませました。で、雨脚が弱まるまで待ってみよう!と決め・・・

 8時!作戦変更。きっと、これは止みません!!

 風は徐々に強まっている印象を受けます。雨は時折5分ほど止むことがありますが、小康状態は長くは続きません。でも、テントを張った砂地には、山の上からの水がジャンジャン流れ込んでいて、テントの中にも水が浮いてる状態・・・。これだけ濡れてたら、雨の中でテントを畳んだとて、何も変わりはしません。

IMGP3803_20100217153826.jpg
写真1)今から、こいつを片付けます!

 横なぶりの雨の中、泥水を被ったテントを風に流されながら、なんとか畳み終え、泥まみれの靴と雨具をまとった私は、酷い雨と風の中、道路を走りだしました。
 ほんと・・・、酷いんです・・・。これまでの55000kmの旅の中で、こういう走行ってあったでしょうか・・・?日本で台風の中を走ると、きっとこんな具合ではないでしょうか? 私、台風の中でツーリングした経験はありませんから・・・。「こんなん初めてです!!」

 横からの突風でバランスを崩して、慌てて足を着いたり。前からの強風で前進できず、自転車を押して歩いたり。自転車を押していても、前に進めなかったり。

 とにかく、進めない・・・。少し進んでは、棒立ちで風と雨に耐え・・・。少し進んでは、棒立ちで風と雨に耐え・・・。

 どこかに避難したいけど、周囲は灌木と赤土と岩だけの荒野。最寄りの集落までは20kmほど。とにかく進むしかありません。

 海岸線を離れ、進路を南東にとると、真横からの強風になりました。道路は長い登り坂。傾斜がきついところでは漕いでいられず、自転車を押してゆっくり坂を登ります。重たすぎる私の自転車、普段はどんなに厳しい坂であろうとも、必ず漕いで登ります。なぜなら、押す方が大変だからです。でも、今日は押すしか方法がありません・・・。とにかく進むしか、進むしかないんです・・・。

 急な崖沿いに作られた道路には、時折、コブシ大の石が落ちてきます。見上げると、崖の上から、サッカーボール大の岩が転がってきました。落石が直撃しないよう、反対車線を進みたいところですが、反対車線だと突風にあおられて崖に落ちてしまいそうです。それに、道路ごと欠け崩れで落ちちゃいそうで・・・。しかたなく、道路の真ん中をゆっくりと進みます。どうせ車など通りはしません。とにかく進むしか、進むしかないんです!

IMGP3805_20100217153825.jpg
写真2)振り返って一枚。こんな山道でした。

 丘の上に出ると、更に風が強くなりました。対向車線には大型トレーラーが数台停まっています。多分、風が弱まるまで峠を下れずにストップしているんでしょう。かすむ道路の先には、軍の検問所がありました。兵士たちは、私の登場に声を上げていますが、風の音で、何を言ってるのかよく聞き取れません。でも、絶対に確認しておかねば!

心 「モーテル!モーテルはあるか!?エル・ロザリートに、モーテルは!?」
兵士 「あるある!モーテル!」


 良かった☆最寄りの町エル・ロザリートには、モーテルがあるそうです。ないのなら、この検問所の掘立小屋でビバークさせてもらうつもりでしたが、あるのならモーテルに向かいましょう。高くっても良いです。300ペソ出しても良い。とにかく、今日は絶対に外では眠れない!

 で、検問所の向こう、先ほど登って来た坂と同じくらいの長さの坂をなんとか下り切ると、小さな小さな町が見えてきました。初めに目にしたモーテルに飛び込みます。時計はまだ11時。チェックインには早いけど、もう今日は走る気ゼロ!とにかく、風と雨をしのげる場所で休みたい! 宿代は言い値350ペソ→値切って270ペソでした。

 部屋に入り、濡れた荷物を広げ、温かいシャワーを浴び、ほっと一息・・・。 まだ午前中だというのに、ベッドで眠り込んでしまいました。1時に起きると、部屋の電気は消えていました。水道も出ません。まぁ、こうなるでしょうね、この嵐だと・・・。停電ですよ、停電。

 外は相変わらずの暴風雨。モーテルの裏手の大きな柳の木があちこち折れ、立派な枝が下に停めてあった車のボンネットを凹ませていました。屋根を打つ雨の音、窓を打つ風の音、換気扇から吹き込む雨、部屋に充満する湿気・・・。とても快適ではありません。
 私、PCでのんびり映画でも見ながら気分転換しようと思ってたのですが、停電ですから、PC使えず・・・。薄暗いから本を読む気もせず・・・。ただただ、湿ったベッドの上でゴロゴロと一日を過ごしました。

 結局、この日のうちには、電気は戻ってきませんでした。シャワー先に浴びといて良かった☆

IMGP3807_20100217153825.jpg
写真3)外はこんな感じです。こんな中、絶対!野宿はしたくありません。モーテルが5000円でも泊ってたと思います。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://whereiskokoro.blog34.fc2.com/tb.php/1096-84551684

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。