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曇り、後、ヒザ痛・・・。夜半過ぎに何かが起こるでしょう。 

2010年1月17日 薄曇りエンセナーダを出発!

 エンセナーダ、5泊もしてしまいました。滞在中、1日だけ曇りの日がありましたが、概ねお天気は良好でした。私は、あまり外出はせずに、のんびり宿で作業にあたり、仕事が片付いた今日、出発となりました。

 なんせ、ここ最近運動不足です。米国LAから、1ヶ月で400kmも走っていません・・・。いきなり、トップギアで走り出すとヘバリそうなので、出発はお昼としました。

R0012169.jpg
写真1)宿のスタッフ・ラウラ嬢と私。



 写真撮影後、ラウラが一言。「今日から1週間雨だってよ?」


 「えっ!?1週間も?」


 慌てて、i-Pod Touchを取り出し、天気予報を調べます。確かに…、バハカリフォルニア北部は、この先1週間雨の予報です・・・。まぁ、雨って言ったって、ずっと降り続けるものでもないでしょうし、予定通り走りだすことに。

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写真2/左上)エンセナーダの港には、巨大なクルーズ船(?フェリー?)が。
写真3/右上)お昼時の屋台は、大賑わいです。
写真4/左下)並木道を西へ。空は薄曇りです。
写真5/右下)ビーチ。泳いでる人はいませんね。気温は20℃くらい、さすがにこの気温ではいないか。

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写真6)チワワ! 知ってますよね? チワワは、メキシコ原産なんですよ。さすが、メキシコ! チワワブームの時の日本よりも、頻繁に、チワワを目にします。日本では室内犬として飼われてますが、メキシコでは、庭先で元気に走り回っています。

IMGP3744.jpg
写真7)お昼ご飯は、タコス・スタンドで。おばさん達、気さくに写真に写ってくれました。

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写真8/左上)エンセナーダの街を出ると、国道は片側1車線に・・・。路肩がなくて、車も多くて、非常に走りにくい・・・。
写真9/右上)いくつか小さな町・村を抜け、山がちな地形になってきました。
写真10/左下)空が重い・・・。天気予報は当たっちゃうのかな・・・?
写真11/右下)そろそろ日没・・・。道路の両脇は山か谷・・・。野宿場所探しが大変ですが・・・、もうひとつ、私には大変なことが・・・。

 左膝が、とぉ~っても痛いのです!!

 走行30kmを過ぎたあたりから、徐々に痛みを感じるようになりました・・・。外側の半月板のあたり。40km、50kmと、距離を延ばすにつれ、痛みも大きくなってきました。強く踏み込むことができず、坂道はひたすら軽いギアでゆっくりゆっくりと登り続けてきました。

 痛みの原因、なんとなく解ります。サンディエゴ滞在中に、その予兆がありました。PC作業にあたる時間が多く、その多くの場面において、私はベッドで足を延ばし、太ももにPCを乗せて作業をしていました。力は入っていませんが、両膝を長くつっぱったような状態が続いていたわけで・・・。2~3時間後に立ちあがると、しばらく、膝に違和感を覚えていました。

 サンディエゴ~エンセナーダ間では、痛みまでは出なかったのですが・・・。エンセナーダで、またベッドの上で長く作業していたのが良くなかったのかも知れません。

 膝の痛みがなければ、今日は小さな峠を越えて、比較的野宿が楽な広い谷間に入ることができたはず・・・。しかし、終には漕げないくらいの痛みを覚えるようになり、急カーブが続く山道で日没を迎えてしまいました・・・。

 道路の左手は急な斜面↑ 右手は急な崖↓ ようやく見つけた適当な野宿場所は、右手の高さ20mほどの崖の下。なんとか自転車を下せそうななだらかな斜面を見つけ、自転車を押しながら、谷に下り、ワジの乾いた川床にテントを張りました。

 痛む膝をさすりながら、テントでインスタントラーメンの夕食を摂り、早めに床に就きました・・・zzzZZZ



 って! これで終わりではないのです・・・。ここから衝撃の展開!? 大変な一日はまだ続きます!!





 「ザッ・・・! ズザザザ! ドォーン!!」


 25時頃、大きな音で目が覚めました。えっ?何?何? テントを張ったところから、道路までは斜面を20mほど登らねばなりません。道路は夜中もトレーラーや車が通行してましたから、走行音はずっと聞こえていたのですが・・・

 さっきの音は・・・? 私が寝ぼけてて、走行音に驚いただけ?・・・ではなさそうです。トラックが荷物を落としたのか? 車の正面衝突か? ん?車が崖から落ちたのか!?

 慌てて、テントから顔を出し、周囲を見渡します。が、谷底に車は落ちてません。少なくとも、私がテントを張っている付近50mくらいには。

 さっきの音を耳にして以降、何も音はしなくなりました。なんだったんでしょう・・・? 暗い中、急な坂を登って、道路に様子を見に行くのも面倒ですし・・・。事故なら、負傷者が出てるかも知れないから、救助に行くべきですが・・・。その後、何度か車が通る音が聞こえています。事故なら、それらの車が停車しているはず・・・。そんな気配はありません。事故ではなかったのかな?? 

 テントの中で、耳を澄ましているうちに、私はまたコックリ、コックリ…zzzZZZ




 「バン!パキ!・・・パチッ、パチ、パチパチ・・・パチッ・・・」



 数分も経っていないと思います。再び変な音で目が覚めました。テントの中で目を見開き、ドキドキしていると・・・



 「オ~ッ!!○×■○! ▼×◇○◎×!!」



 男性の叫び声! テントから顔を出すと、谷の反対側の山肌がほのかにオレンジ色に染まっています! で、崖の上を見上げると、白い煙と、小さな炎が!?

 相変わらず、男性の声が聞こえています。事故だったようです!通りかかった車の人が、事故車の運転手を運転席から出しているような物音と会話が聞こえてきます。私も慌てて靴をはき、ライト片手に崖を登りました。

 道路の片側は、壁のような斜面。反対側は、ガードレールなどない谷。日没直後、私は野宿場所に適した平らな場所を求めて、自転車を押しながら、谷の底に下ったのでした。で、今、手ぶらの私ですが、真っ暗なので斜面を登るのには、5分近く掛かってしまいました。上からは、緊迫感のある会話が聞こえています。

 そして、私が道路に出た時、1代の車が走り去って行きました!


 そこには、1mほどの炎を上げる車が・・・。車は谷側ではなく、反対側の斜面に乗り上げる形で停まっていました。パチパチという音のほか、何も聞こえません。念のため、車内に人がいないか?見てみましたが、いません。どうやら、運転手は車が炎上する前に、助け出され、先ほどの車で運ばれたようです。会話しているように聞こえましたから、意識はしっかりしていらものと思われます。

 車が爆発しやしないかと心配で、私は少し離れたところから、燃える車の様子を見届けることにしました。まもなく、トラックが通過し、炎と煙に驚いて停車しました。降りてきた運転手に、私の拙いスペイン語で、文法合ってるかどうかもわかりませんが、とにかく「彼は病院に行きました。問題ありません。」と告げました。運転手の兄ちゃん、私に何か色々言ってますが、私には、何も解りません・・・。察するに、「で?おまえは大丈夫なのか?お前も病院行くか?」みたいな具合だと思います。私もこの事故車に乗ってたと思ってるのでしょう・・・。

 トラックは去りました。ここに居続けても、私ができることはありません・・・。燃える車の近くに居ると、また別の車の運転手が私を心配して、駆け寄って来てしまいます。車はまだパチパチ言ってますが、私は暗い斜面を下り、テントに戻りました。

 横になり目をつぶると・・・、後悔の念がこみ上げてきます・・・。事故だったのに、何ですぐに、現場に駆け付けなかったのか・・・?と。おそらく、事故車の運転手は、無事だと思います。しかし、事故現場のすぐ近くにいたのは私だけです。

 事故発生後も数台の車が通過したことから、それらの車は、道路の斜面に乗り上げた車が事故を起こしたのだとは気が付かなかったのでしょう。メキシコ、道路脇や谷底に放置された故障車・事故車が転がってることはよくあります。きっと、通過したドライバーたちは、今まさに事故が起きたばかりだとは考えもしなかったのでしょう。

 
 今回は、私ができることはなかったのかも知れません。

 が、何もしなかった自分が情けないです・・・。
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