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造形作家リロイさん 

2009年11月19日 夕方ガソリンスタンドで出会ったご夫婦に招かれました。

 ひとつ前のエントリーの続きです。

 ご主人の名前はリロイさん、奥さんはケリーさん。車で帰宅中に私たちを見つけ、ご自宅に招いてくれました。車には末娘のティアちゃん(5歳だったかな?)が、乗っていました。ティアちゃん、靴履いてません・・・。見慣れぬ外国人にも人見知りすることなく、元気な子です。

 リロイさんの車を追いかけ、住宅地を走ること1~2km。リロイさん宅に到着しました。「広いスタジオがあるから、そこで眠れば良い」と誘ってくれたのですが・・・

R0011551.jpg
写真1)あ~!!なるほど。


 アーティストだとは推測されましたが、石膏像や銅像の造形作家さんでした。ニュージーランド出身のリロイさんは、ハワイの大学で造形を学び、そこで出会ったケリーさんと結婚し、米国に移住。奥さんの故郷であるユタ州で、勤め人しながら、アーティストとして作品作りを続けているのだとか。

 アトリエ内に自転車を入れ、シュラフマットを広げられるだけの場所を作ってもらいました。「寒いかもしれないけど」とリロイさん。私ら、氷点下で野宿してますから、平気です。一息ついたところで、隣接する家にお邪魔しました。
 お宅には、リィ、アヒ、リキ、の3人の男の子が留守番してました。7~14歳。更に上に16歳の長女がいて、今はニュージーランドに留学中なんだそうです。5人兄妹。ユタ州に多いモルモン教徒の家庭は、一般的に子沢山です。

 ケリーさんもモルモン教徒のようで、帰宅後まもなく、教会でのボランティア活動に出かけました。


写真2)リロイさんと息子たち(岳くん撮影)

 夕食はリロイさんが作りました。牛肉と玉ねぎの炒め物。野菜スープ。そして玄米。食事中、3人の息子たちは、私たちの前で恥ずかしいのか…、ほとんど口をきくことはありませんでした。母親がいる間は、もう少し話してたんですけど…。まぁ、このくらいの子供たちって、こうなることもありますよね。
 リロイさんちは、とても健康志向が高く、食べ物にはことさら拘っています。食卓に上ったお肉は、飼料で育ったものではなく、牧草で育った肉牛。野菜は、有機農法で育った野菜を農家から直接購入。お米は玄米。味付けは、全体的にシンプルで、化学調味料の類は使ってなさそう。庭には、鶏とウサギがたくさん歩きまわっており、元気な犬も1匹。野菜や果物のヘタ、食事の残りなどは、鶏・ウサギ・犬がキレイに片付けてくれます。卵は雌鶏から取って、ウサギが大きくなったら食べるのだとか(?名前が付いてたので冗談かも?)。

 1時間ほどで、ケリーさんとティアが戻り、一家はこれからお出かけとのこと。お友達で家を新築した人の家に遊びに行くんだそうです。私たちも誘われましたが、私は寝不足でボォ~っとしてるので、留守番させて頂きました。井戸さんと岳くんは一緒にお出かけ。英語の通訳が必要かも知れませんが・・・、リロイさんたち、とても気さくな方々ですから、心意気で随分多くのことが伝わります。まぁ、大丈夫でしょう。皆が出かけるのを見送った後、私はすぐ横になりました・・・zzzZZZ。

 2~3時間で(?)皆が帰ってきました。聞けば、友人宅で農場に関するドキュメンタリー番組を見て来たとのこと。お友達もヘルシーフード愛好家なのでしょうか。子供たちも揃って視たとのことで、食育にも熱心ながリロイさんの姿勢が感じられます。
 そうえば、この家にはテレビがありません。テレビゲーム用のテレビはありましたけど、テレビとして視聴することはないそうです。これもリロイさんたちの教育方針なのでしょう。

 仮眠を取って少し元気になった私。お茶でも飲みながら、お話しようかな~、と思っていたら、リロイさんたちから「おやすみなさい」と言われました。残念、もうお休みの時間なのですね。私だけ寝てたんだから、文句は言えません。

 翌朝、朝食を運んできたケリーさんに起こされました。ベーコン、卵、パン、バナナ、牛乳などのしっかりした朝食。シリアルでないあたり、さすがです! 食事を運び終えると、リロイさんケリーさんともに、お仕事に出かけてしまいました。あれよあれよとお別れのご挨拶…。


 静かになったアトリエに残された私たち・・・。頂いた食事を無駄にしないよう、昨晩の夕食の残りや、食べきれなかった朝食をジップロックに入れてお弁当を作りました。

 通りで見かけたサイクリストを3人も自宅に招き、2食たっぷりおもてなしして、お別れはさっぱりと「じゃぁ、気をつけて旅を続けてね」と。なんというご夫婦でしょう!旅人を迎えたというのに、とても自然な方々でした。ほんと、気持ち良いくらい、自然な方々でした。
 リロイさん、別れ際にお餞別のお金まで用意していましたが、選別は受け取らず、そのままお返ししました。もう充分に、もてなしと優しさを頂きましたから。これ以上頂いては、逆に心が痛みます。

 荷物をまとめ、家にひとり残っていた長男坊に別れを告げ、私たちはリロイさん宅を後にしました。

R0011552.jpg
写真2)リロイさんの現在制作中の作品。ソルトレークシティ(SLC)の路面電車の駅のホームに置かれることが決まっているそうです。傘を手に立つサラリーマンらしき男性。ベンチで、その傘の下に入ろうとしているのか?ちょっとだけ上体をよじる女性。いつか、またSLCを訪れることがあったら、リロイさんのこの作品を探してみたいと思います。
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