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小さな出会い小話・米国⑥ 

2009年12月30日 ロサンゼルスのホステルの台所で、隣で食事してた中国人留学生の女性と。

女性 「あなた日本人?韓国人?」
心 「日本人。君は中国人?」
女性 「そう。なんで解るの?」
心 「さっき、中国語で電話してたから(笑)」
女性 「そっか。でも、こっちの人は、私を日本人って言ったり!韓国人って言ったり!!私、日本人に見えるの!?

心 「いいや…、僕には少なくとも日本人には見えない。米国人には中国・日本・韓国人の見分けなんて付かないもんだよ、普通は。君だって、ドイツ人とフランス人と英国人の区別はつかないでしょう? 僕らは当事者だから、中・日・韓の見分けが比較的つくけど・・・。僕だって、通りで君とすれ違っただけだったら、中国人と判断できるとは限らない。モンゴル人って思うかも知れないし。」
女性 「えっ?解る?私、内蒙古から来たの!
心 「ホント!?なんとなく言って見ただけなんだけど」


 ここ数年、中国人の海外渡航も自由化が進んでおり、比較的裕福な家庭に育ち、都市部の大学などに通ってる学生の中には、休みの間に、短期旅行や短期留学に来る人も少なくありません。
 この20歳前後のモンゴル系中国人の彼女、初めて海外旅行に来たそうです。英語もそこそこ話しますし、周囲の外国人とも積極的に話してるし、勉強熱心な子のようです。
 
女性 「へぇ~!自転車で!?」
心 「そ、自転車で世界一周中。ほら、そこのカバン見てごらん。走った“国”の名前が書いてあるから。
女性 「コレね!日本、韓国、中国、ベトナム・・・・、チベット!?・・・」
心 「それが全部じゃなくてね、もうひとつのカバンにもいくつか書いてあるんだよ。」
女性 「チベットは国じゃない!なんでこういう書き方するの!?こうやってあなたがチベットを国みたいに書いて! 世界中を走ることで、世界中の人たちが、チベットが国だと勘違いするんじゃなくって!?


心 「それはね…、ただ、『世界の屋根を走って来たんだぞ~!』っていう自慢をしたいだけなんだよ。『Tibet』の他に書きようがあるかい?『西蔵』って書いてもオカシイでしょう・・・。そのカバン、全部英語で書いてるんだから。西蔵をね、英語にするTibetなの。中国広いから、こういう書き方しないと伝わらないでしょう・・・?僕が内蒙古自治区でゴビ砂漠越えとかしたら、『Inner Mongolia』って書いたよ。つまり、そういうこと。別にチベットが独立国だと、そこ(カバン)でアピールしてるわけじゃないのよ。」
女性 「でも、これはあなたの間違えね!消すべきだわ!それにあなた!さっき“国”って言った!



 うぅ~ん・・・、せっかく楽しく会話してたのに・・・、急転直下で雰囲気険悪↓ 以後、彼女と会話できなくなってしまいました・・・。

 実は、こういうこと、初めてではありません。稀にですが、海外で出会う中国人旅行者と話してる時に、『チベット』『台湾』という言葉の使い方で責められます。何も私・・・、チベット独立を世界中でアピールしてるわけでも、台湾独立を支援してるわけでもないんですけど。

 でも、チベットは中国から切り離されるべき地域だと思います。独立国家としてではなく、もっと強い自治を与え、チベット人によって統治されるべきるだと考えます。

 台湾に関しては、中・台それぞれにきちんと機能する政府がある以上、別の国だと見なしています。が、長い目で見て(100年くらい?)、いずれは統合されても良いと思います。今は、それぞれの国の在り方が違い過ぎますから、その違いが小さくなってから、ね。

 私のカバンに、『East-Turkestan』の文字はありません。中国新疆ウイグル自治区、独立支持者や亡命政府は、東トルケスタンと呼んでいます。私、この地域も、中国と切り離して、もっと強い自治を与えるべきだと考えています。チベットと同じ。でも、カバンには書きませんでした。なぜなら、私が旅したのは、新疆ウイグル自治区(東トルケスタン)の一部でしかなく、大々的に書くのが躊躇われたからです。チベットだけ特別扱いにしているわけではありません。

 ちなみに、香港とマカオも行ってますが・・・。それを言い出したら切りがない・・・。カバンには書いてません。


 中国の愛国教育、情報統制、凄まじい威力だなぁ~、怖いなぁ~・・・、とつくづく感じます。
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