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はい、“脛かじり”ですが? 

2009年10月3日 とある、日本人ツアー御一行様との交流・・・

 
 私の内面の葛藤です。この時覚えた葛藤を、思考のままに、感情のままに打ち上げました。お見苦しい文章もありますので・・・、あしからず。
 ボウ・レイクの畔、冬季閉鎖されたピクニック・エリアから道路に戻ると、そこには日本人ツアー客20名ほどを乗せたミニバスが停まっていました。ちょうど、道路脇に駐車場があって、見晴らし台になってるんです。ガイドさんが、ボウ・レイクとその奥にある氷河(見えませんが)の説明をしています。
 昨晩の夕食と今日の朝食で出たゴミを捨てるべく、その駐車場のゴミ箱まで自転車で走ると・・・、お客さの数人が、私たちのことを話題にしてました。

おばさまA 「あら!?こんな中、自転車で旅行してるのよ!」
おばさまB 「ま!何ジンかしら?」


 添乗員をしている私、多少遠くからでも、ツアーの団体さんを見れば、どこの国の人たちか解ります。団体さんが見えた時、日本人だとすぐに解りました。で、『話しかけられたら、挨拶しよう』くらいのつもりで、団体さんが写真撮影してる、そのすぐ傍のゴミ箱まで行ったわけです。

おばさまC 「ほら!JAPANって書いてるよ!日本人!日本人!」
こころ 「はい、日本人です」



 私の自転車のバッグには、前・後・右側面の計3か所に、目立つように『JAPAN』と書いているので、近寄ればそれに気が付く人もいます。さぁ、質問の嵐です。

 「横断?カナダ横断?」、「寒くないの?」、「学生さん?」、「出身は?」、「ジャスパーまで走るの?」、「学校はお休み?」、「雪の中も走るの?」などなど。

 まぁ・・・、『いつものこと』なのですが、このように日本からのツアー御一行様と遭遇すると、みなさん、私を『自転車で旅行中の大学生』と考えるようです。なので、質問は、その前提で始まります。

 いつものことなので、私は「学生ではありません。4~5年で世界一周しています。年齢は30歳。社会人して資金を稼ぎ、旅行家・旅ライターとして旅行記の連載などをしながら、収入を上げながら旅行を続けています。」という趣旨のことを一気に語ります。

 で、驚きの反応は、いつも通り。別に驚いて欲しくて旅をしているわけでもありませんし、驚かそうと自己紹介をするわけでもありません。が、しないことには、『カナダを自転車で旅する学生さん』と思いこまれて終わりです。多少面倒に感じても、自己紹介はしっかり行うようにしています。で、驚きの反応は、いつものこと・・・。


 ですが、今日は、私も驚く反応がありました。おばさまたちの輪の外側にいた男性2人の会話でした。

おじさまA 「金、どうしてんだかね?」
おじさまB 「親の脛かじってんだよ」
おじさまA 「だろうな!とんでもねぇな」


 ふたりの会話であり、私たちに向けて言った言葉ではありません。おそらく、私の自己紹介が聞こえていなかったのでしょう・・・。



 『親の脛かじり』か・・・

 否定しません。


 両親の理解のおかげでできてる旅です。両親の心配を強いての旅です。両親のお金を一切使っていないわけでもありません。両親の協力あっての旅です。父・母の存在あっての私です。

 そういう思いを胸に抱き、それを自覚はしていても、おじさま方のこの言葉には、反発を覚えてしまいました・・・。いかんです!そんなこっちゃ・・・。はい、そういう見方も、受け止めます。受け入れますとも。とんでもねぇ!と思う人がいることも、認めなければなりません。認めます。

 私は、自分の旅を特別扱いしてほしいとは思っていません。特別にもち上げて欲しくはありません。

 でも、自分にとっては特別な時間です。大事にしています。大事な旅です。あのおじさま方の目に、どう映ろうと、私は大事な旅の時間を最大限!素敵に、苦しく、楽しく、逞しく、過ごしたいと思うのです。



 その後の雪の森の中の走行・・・、メラメラと燃えあがる想いを胸に、突き上げるような感情を胸に、ペダルをこぎ続けました。

 自分にとって、最高の旅にしよう!

 この旅は、通過点。今後の人生の布石です。

 この自転車世界一周、どう過ごすか? どう通過するか?が大事です。

 次なる自分に繋げるため、次なる誰かに繋げるため・・・、今は自分を貫きとおさせて頂きます。



 あともう少し両親に心配かけ続けます。すんません。
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コメント

私は私

 コメントをくれた皆さん、メールをくれた皆さん、ありがとうございます。

 『葛藤』という言葉を使ったがために、多くの方に心配をおかけしてしまったかも知れません…。

 励ましの言葉、共感の言葉、ありがとうございました。


 しかし…、実のところ…。このおじさんふたりから掛けられた言葉は、私にとって大したことでもありませんでした。その発想がどこから来るのか?なんとなく想像できますし、私が直接反論しなかったとて、あの小さなバスの中で、周囲のおばさま方から知らされる可能性は高いと判断しました。

 自分が走る道に迷いはありません。その信念がなければ、30過ぎてこんなことやってません。周囲の忠告には耳を傾けるべきだと思いますが、周囲の雑音は耳に入れない性質。私は私。私が信ずる道を走れる限り走ってみようと思います。


 励ましの言葉、ありがたく頂戴いたします☆

 私の特別な旅、確かに傍から見ても印象的な旅に映ると思います。が、その視線に慣れ、特別な人物と思われることに慣れてしまったら終わりです…。私は私。とりあえずは、この旅を終えるまで、私を貫かせて頂きます。
 評価してもらうのは、そのあとのあと。自転車世界一周の体験を、今後の自分に、周囲の人々に、しっかりとバトンタッチできていたら、その時初めて誉めて欲しいです。


 皆さん、これからもよろしくお願い致します。

やぁね~

世の中には、固定観念のひとがたくさんおるもんよね。

みくちゃんも、「西アフリカで調査してます」って言ったら、「怖いでしょ?」とか(これはまだいい)「あっちの人は裸で生活して、うほうほ!とか言ってるんでしょ?あなたも?(笑)」とか(これにはドンびき)、「ぶっちゃけあっちの男のひとはどうなの?」とか(こいつをセクハラで訴えたらわたしがぜったい勝つ!)とか言ってくる初対面の人もおるよ。

ナイジェリア出身の女性作家のチママンダ・ンゴディ・アディーチェ(たしかこんな名前)の『半分のぼった黄色い太陽』っていう短編集を以前読んだよ。

そのなかで、「アメリカでナイジェリア出身です、と言うと、南アフリカ出身の○○って人と知り合いだが、あんたはそいつらを知ってるか?と聞かれる。こういう人は、アフリカ大陸を、住民みなが互いに知り合いの小さな村かなにかだと思っているのだ」っていうふうな記述があった。そういう偏見とか無知にたいする、覚めてるけど端正な彼女の文章は、本当にかっこよかった。

みくちゃんと親しくしてくれとる人たちのなかには、変な偏見も先入観もない人たちばかり。もしそういう先入観があっても、話せば分かってくれるし、議論ができる。そうでない人たちもたくさんおる世の中で、こういう人たちに囲まれとるのは幸せなことやなぁ、と思うようにしています。

長くなってもた。からだに気をつけて。

みく(妹1)

この人たちは世界一周旅行に対して感動とかそういうものはないんでしょうかね?
まあ自分たちのツアー旅行みたいにいいホテルに泊まって何年も旅行してるとしか創造できないのかもしれませんね。

こころさん、お久しぶりです。
イスタンでお会いした木村です。

彼らの思考力を超えた旅をこころさんが行っているから、そういう短絡的な発想しかできないんでしょうね。
自分の人生、どう楽しもうと自由なんですから、気にせず自分の旅を完遂してください。

道中お気をつけて。一路平安。

異国の地でJAPANと書かれた自転車を見て「おお、日本人か!」の直後に「金はどうしたんだ?え?」という発想。
語るべき事がその前に沢山あるだろう、と思いますが、おじさんはそう思えない環境で生活してきたという事。

純粋な笑顔に冷水かけるような悲しい出来事。

色々あるよね・・・




それは置いといて、リア・タイヤの切れ目平気だった?

反論

しなかったんです?
えらいなあ。
自分なら、"聞こえましたよ!!"、って事情説明しますよ絶対。
人間が小さいので。笑
人がどう思おうと勝手やけど、事実誤認は断固訂正したいですよ。
それから、さくらのご主人と連絡取れましたよ。
うまくいけば会えるかな。

がんばって!

そのおじさんたちの言葉、完全に「嫉妬」からですよ~。そんなレベルの低い人々ぼ言葉など気にせず(されてないようですが)、しっかり走ってください!ホントいいですね~~。ちなみにうちの夫もものすご~くうらやましがってます!

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