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 2009年08月 

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ホワイトホース『Hi Country RV Park』 

2009年8月某日 ホワイトホースの素敵なキャンプ場を紹介します。

 『Hi Country RV Park』、ホワイトホースのダウンタンから5kmほど、アラスカハイウェー沿いにあるキャンプ場です。主に、キャンピングカーや車の旅行者に使われているところ。私はここに3週間ほど滞在しましたが、その間、サイクリストやバックパッカーは他には誰も来ませんでした。

 何が“素敵”って? それは、設備と値段です。

 ホワイトホース到着当初(8月7~10日)は、ダウンタウンの1km南、ユーコン川沿いのキャンプ場に泊まっていました。そこは、1人1泊18ドルと、キャンプ場としては高く、WIFI(無線インターネット)も有料、シャワーも有料(5分1ドルだったかな?)でした。不思議なことに、アラスカからここまでの道中で出会った旅行者は皆、このキャンプ場を勧めていました。確かに、立地や雰囲気は良いのですが・・・、ダウンタウンに近いからって・・・、殿様商売なんじゃないっスか?

 で、このハイ・カントリー・RVパーク。カヌー旅から戻った日から泊まっています。『3人(私、井戸さん、岳くん)で1つのサイトを使うから、安くして!』と頼もうと思ったら、もともと、『1つのサイトでいくら』という商売をしていると言うではないですか!!
 1サイト/1泊16.8ドルなり☆ インターネットは無料で、22時まで開いてるパソコンルーム有り! シャワーも無料、お湯使い放題! 24時間開いてるランドリールームがあり、22時以降はそちらでネット作業が可能! スタッフも親切!

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写真1)キャンプ場の母屋です。

 この素敵なキャンプ場をさらに素敵にしてくれたのは・・・、カヌーショップ『クロンダイク・カヌーイング・レンタル』の櫛田篤司さんのご厚意! テント暮らしの私たちに、大きなタープ(キャンプ用の天蓋)を貸してくれたのです。おかげで、雨の日も、快適なキャンプ生活が送れました。

 私はここで約3週間を過ごしました。井戸さんは、2週間半。岳くんは2週間。3人で泊まっている時は、ひとり5.6ドル。2人の時は、ひとり8ドル。私ひとりになっても、ひとり16ドル。ひとところに長居する時は、宿代がネックになります。が、貧乏旅行者の私にも、このくらいの額ならダメージにはなりません!

 ここまでの旅は、ずっと駆け足でした。日本一時帰国中から続いていた忙しい日々…。その疲れを癒すには、最良のキャンプ場でした☆

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写真2)ここにいる間、曇りや雨の日がほとんどでした・・・。ある日の午後、南の空に出た大きな虹。上手く写ってないけど・・・。
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ホワイトホース、プチ観光 

2009年8月末のある晴れた午後・・・ 

 ホワイトホース、足掛け1ヵ月過ごしてますが、観光らしい観光はしていません。毎日、ダウンタウンに出かけてますが、食料や装備品の買い出しばかりです。

 たまには・・・、観光客しなきゃ!

 と思って、ある晴れた日の午後、お買いものついでに町を散策してきました。

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写真1)ホワイトホースのダウンタン。メーンストリートは、長さ僅かに300mほど。いつも来てる通りですが、今日は、観光客向けのお土産屋さんなんかも覗いてみました。ユーコン準州は、人口3万人ちょっと。その2割がファーストネーション(=インディアン、エスキモー)とあって、店内には伝統工芸的なものが多く見られました。

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写真2)クロンダイク号。ダウンタウンの南、ユーコン川沿いの公園に陸揚げされた大型の外輪船。この船は、かつて、ここホワイトホースと500kmくらい下流のドーソン・シティを往復していたそうです。下りは36時間、そして、上りには4~5日かかっていたそうです。ユーコン川は喫水の浅い船ならば、ベーリング海の河口から、ここホワイトホースまで遡ることができます。今でも、カヌーで2カ月近くかけて、ベーリング海まで旅するような人もいるそうです。

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写真3)ユーコン川沿いに敷かれた線路は、チンチン電車の。昔はもっと長かったのでしょうけど、今は観光用に数百mだけ。

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写真4)とあるカヌーショップのカヌー置き場。町には数件のカヌーショップがあります。その中でも大きなお店です。お店の横には、大量のカヌーが積み上げられていました。世界のカヌーイストにとって、ここホワイトホースは憧れの地。極北の大河ユーコンやマッケンジーを旅する基点になります。

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写真5)とあるバーの屋根飾り。角を突き合わせるムースの彫り物。良くできてますねぇ~。

 ホワイトホースは、ユーコン準州最大の町にして、州都。州人口の半分以上を抱える町ですが・・・、とても小さいです。ユーコンに、手つかずの大自然が溢れていることも納得ですね。

 ホワイトホース、また来ることがあるかしら・・・。あるかも知れませんね。カヌー旅、おもしろかったから、またユーコン川下りしたいですし・・・。また、来たいなぁ~・・・

クロンダイク・カヌーイング・レンタル 

2009年8月30日 クロンダイク・カヌーイング・レンタルの櫛田篤司さんを紹介します。

 この8月のユーコン川下りに際し、カヌー&カヤックやカヌー用品をお借りしたお店、それが『クロンダイク・カヌーイング・レンタル』。櫛田篤司さんという方が、ひとりで切り盛りしていますが、豊富な情報を提供してくれますし、サービスも上々、とても親切なお店でした。

 カヌー旅前のレクチャーから始まり・・・、カヌーのレッスン、出発当日~帰着、さらには、その後のホワイトホース休養中にも色々とお世話になっています。


 で、今日、30日はというと…

心 「篤司さんと、お店のことを雑誌に書きたいので、今度写真撮らせて下さいよ」
篤司さん 「じゃぁ、明日、湖にでも行きましょうか。」


 というわけで、湖に行くことになったのです。


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写真1)カヌーを積んだ特殊なトレーラーを車に繋ぐ篤司さん。



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GEKKEIKAN 

2009年8月27日 まさか、ホワイトホースでこんな美味しいSAKEが飲めるとは!

 今日もホワイトホースで休養。午前中にネット仕事を進めて、午後からダウンタウンに買い出しに行きました。

 雑貨屋で日用品を買い、大型スーパーでキャンプ用品を買い、カナダ税関に米国の出国カードを提出に行き、最後に酒屋に寄ったら!

 GEKKEIKAN!!

 月桂冠!!


 の清酒を発見しました。一緒にカヌー旅をした井戸さん・岳くんと、3人で1本ご購入ぅ~☆


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写真)米国月桂冠株式会社が販売する、日本のSAKE!! 750mlで約12ドルなり。

 夕食は、鶏肉の生姜焼きと白米とサラダ。清酒がキュゥ~ッ!!と体にしみこみ、最上の夕食となりました。日本では月桂冠なんてほとんど飲みませんが、ユーコンの澄んだ空気の中で飲む清酒はとても美味しかったです。ラベルを隠して、「これ“八海山”だよ」と飲まされたら、納得してたかもしれません。

 月桂冠、侮りがたし!美味しいお酒でした。

『ドマ・レース』スタート! 

2009年8月26日 『ドマ・レース』開幕です!

 ホワイトホースでのんびり休養中の3人のサイクリスト。快適なキャンプ場の片隅にテントを並べ、盛り上がるのは、『ドマ』の話。

 ドマ・・・? 何のこと??


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泥棒狐 

2009年8月25日 キツネにやられました・・・

 ユーコン川下りから戻って4日目の朝。連日の雨でカヌー旅に携行した荷物は、汚れたまま・・・。そこに、ホワイトホースに置いていた荷物が加わり、テント内と前室は、ゴミ屋敷のごとく、グッチャグチャのまま・・・。


 期日が迫るライター仕事を優先させているので、整理整頓・洗浄洗濯は後回しにしていました。

 で、今朝、痛いモノを発見してしまいました!!


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写真1)テントの側面に縦10cm×横15cmの大きな穴が!!


 岳くん 「そういえば、昨日、キツネ見ましたよ。こんな大きな。」

 キツネ??  ・・・あぁ~!


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ユーコン川下り⑫ 旅の終わり 

2009年8月22日 ユーコン川下りの旅を終え、ホワイトホースに帰ります。

 8泊9日の予定が、11泊12日となった私たちのユーコン川下りの旅。ゴールのカーマックスに着いた直後、捜索隊が出る直前だったことを知りました。

 川を下っていた私たちは、毎日楽しく無難に旅をしてきたつもりであっても、送り出した人や日本で待つ人にとっては、3日間の『行方不明』だったのです・・・。

 緊急時の通信手段はなかったわけではありません。衛星携帯電話(イリジウム)をレンタルして携行していれば、連絡を取ることも可能でした。が、私は、まさかこんなことになるとは思っていなかったので、用意はしませんでした。添乗員として、砂漠や山岳地での仕事をしてきた私です。決して、川というものを甘く見ていたわけではありませんし、装備品の準備や知識の準備、毎日の航行にも、妥協したつもりはありません。唯一、妥協した点と言えば・・・、それはイリジウムを借りなかったこと、ですか。

 反省すべきは反省しますが、ここではもう止めにしましょう。


 さて、ユーコン川下りの旅が終わりました。とても濃密な11日間でした。

 自転車で世界をかけて3年半。バックパッカー時代も含めると、6年くらい。私は世界各地で大自然の中に飛び込み、自分の身ひとつで、自転車ひとつで、時には車で、自然を体感してきました。
 自然との対話は、動物としての人間、そして思考する人間としての自分を知る時間であり、貴重な体験だと思います。幸福にも、私はこれまで、そのような時間を多く持つことができました。
 で、ユーコン川下りです。初めて、文明の外を流れる大河を旅しました。カヌーという乗り物もまた初めてです。そこでは、これまでと少し違った自然との距離を体験しました。

 文章で表現するのは難しいのですが・・・。大自然の中に飛び込み旅をするのではなく、大自然の中で旅をしてきたのです。といった表現で・・・伝わってます??

 深い森の夜、私たちは熊の襲来に備え、食料をテントから離し、足音に耳を済ましながら眠りました。風の音を聞き、空を横切る雲を見ながら、毎日過ごしました。冷たい川に足を浸け、川の水を濾過してそれを毎日飲んでいました。火を起こし、それで暖を取って夜を過ごしました。
 以上のことは、自転車旅でもやってるんですけど・・・、なんというか『半歩、自然に近い』んですよ、半歩。

 難しいですね、今のこの感覚を的確に述べるのは・・・。文章で金を稼ぐものとして、お恥ずかしい限りです。でもね、それらしく書こうと思ったら、書けるんですよ。でもでも、書かないんです。

 これは人から聞くより、自分で体験してもらった方が良いと思います。私の今の感覚を知りたい人は、自転車で大自然の中を駆け回り、カヌーで原始の川を旅して下さい。あるいは、近場の自然でも良いのです。じっくりと自然と対話してみて下さい。


 変な総括でしたけど、ユーコン川下り、これにて終わりとします。今回の旅は、私の自転車世界一周の旅に、新しい視点を授けてくれました。


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写真)正午頃、お迎えの篤司さんが来ました。カヌーと荷物を車に積み、カーマックスを去る前に、3人の写真を撮ってもらいました。泣いてゴールを喜ぶふりをしてふざけ合う私たち。

 ホワイトホースまでは車で2~3時間。コックリこっくり舟を漕ぐ井戸さんと岳くん、旅の話で盛り上がる私と篤司さん。あっという間に車はホワイトホースに戻り、私たちは再びサイクリストに戻りました。

ユーコン川下り⑪ 3日遅れのゴール 

2009年8月21日 3日遅れでのゴールとなりました。

 当初は、8泊9日でホワイトホース~カーマックスを下る予定でした。が、3~6日目に強風&白波のため、レイク・ラバージで足止めを食らってしまい・・・、私たち3人の共通意志により、3日間、旅を延長することになりました。

 でも、肝心のカヌーレンタル屋さんへの連絡がまだできていません・・・。心配してるでしょうけど、私たちも連絡の手段がないのです・・・。今夕、カーマックスに着いたらすぐに電話するとしましょう。

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写真1)最後の野営地はこんなところでした。3mほど高くなった川岸の森の中。残念ながら、この10日間、熊との遭遇はなく(残念じゃない?)、オーロラを見ることもありませんでした。
 すっかり荷造り&荷物の積み込みにも慣れ、テキパキ出航準備を進めます。食料が減った分、カヌーの荷物はずいぶんと軽くなりました。



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ユーコン川下り⑩心残りは残すまい! 


2009年8月20日 ユーコン川下りも残り2日・・・。心残りは残せません。

 今日は朝から不安定な天気・・・。まぁ、昨晩からといった方が良いでしょうか。小雨がパラつく中での出発準備です。朝食&昼食用のお米を炊き終えると、残るガソリン(=コンロの燃料)は、ボトルの底にちょっとだけ・・・。あと炊飯1回、ラーメン1回ってとこでしょうか。

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写真1)こんなところで野宿してました。砂金掘り機の部品と思われる、大きな歯車が転がってました。

 ところで・・・、昨晩、このキャンプ場に何者かが訪れたというではないですか!?


 
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ユーコン川下り⑨-2 廃村と廃砂金掘り機 

2009年8月19日午後の部 廃村と訪れ、壊れた砂金掘り機の傍で野宿しました。

 ユーコン川下り9日目の出来事はちと多いので、2つに分けてご紹介してます。

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写真1)午後は少しずつ雲が増えてきましたが、雨の心配はなさそう。カヌーよりも機動力に勝るカヤック。カヌーのふたりを後ろに見ながら、少し先を進みます。

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ユーコン川下り⑨-1 だるまさんが転んだ! 

2009年8月19日午前の部。『だるまさんが転んだ』をしました。

 9日目です。当初の予定の最終日ですが、私たちは3日延長を決め込んでいるので、まだ終わりではありません。というか、まだまだゴールのカーマックスまでは2~3日はかかる距離です。

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写真1)夜明けのユーコン川。冷気が川面を流れていて、美しい朝の光景でした。


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ユーコン川下り⑧美しきユーコン 

2009年8月18日 これですよ! これがユーコン川下りってもんですよ☆

 8日目です。当初の計画では、今夕、ゴールのカーマックスに到着しているはずでしたが・・・。まだここは全行程の中間地点くらい。前半は広大なレイク・ラバージがあったため(悪天候がなかったとしても)航行速度は遅くなりますが、後半はユーコン川本流でも、比較的流れの速い区間になります。残り4日間、1日6時間ほど漕いだとして、ちょうどカーマックスに届くくらいでしょう。

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写真1)今日のお天気は晴れ。強い日差しの中、真っ白な雲が空を流れており、とてもきれい・・・。これですよ! これがユーコン川下りってもんですよ☆


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第2回ユーコン献立会議 

2009年8月17日 第2回ユーコン献立会議が行われました。

 ユーコン川下りの旅、8泊9日の予定でスタートしましたが、この日、全行程の半分も過ぎぬところで、7泊目を迎えてしまいました。
 残り100km以上を明日の1日で下りきれるわけもなく・・・、『2~3日延長料金払って、延長させてもらおう』ということになりました。よって、残るユーコン川下りの旅は、4泊5日ということになります。

 第一回会議で綿密な献立を立てました。(第1回ユーコン献立会議) よって、携行の食糧は必要最低限+α程度・・・。うまくやりくりしないと、最後の数日は食事なし!なんてことになってしまいかねません・・・。

 心配は御無用! すでに、対策は講じています。

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ユーコン川下り⑦レイク・ラバージ脱出! 

2009年8月17日 レイク・ラバージを脱出です!!

 強風&白波により、南北50kmのレイク・ラバージの中ほどで足止めを食らうこと4日…。長かった!長かったです!この4日!! 今日は、多少波が高くとも、レイク・ラバージを脱するべく、漕いで漕いで漕ぎまくるのです!
 起床は7時頃、いつもより早めです。湖の残り25kmを1日で漕ごうと思ったら、単純に5時間はかかります。ゆえに、早めに出発せねばなりません。今日は朝から小雨がパラつく嫌な天気。でも、波立つ海に、って、海じゃないや、湖に! 白波は見えません。昨夕、波立つ湖で試し漕ぎしてみた時と同程度・・・。

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写真1)10時を前に、さぁ!出発です!


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ユーコン川下り⑥はい・・・そうなんです。 

2009年8月16日 はい・・・そうなんです。

 また、結論から申し上げます。今日も、出航できませんでした!! 同じ場所に4泊も釘付けです・・・。

 はい・・・、そうなんです。そうなんですよ。8泊9日でカヌー旅を終えることは、ほぼ不可能となりました。だって、6日目にして、まだ2日半分しか進んでないんですもの・・・。

 そうなんですよ・・・・。って、・・・あれ? 遭難?? なのぉ~!?


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ユーコン川下り⑤今日は大工仕事 

2009年8月15日 今日は大工仕事で1日を終えました。

 結論から申し上げましょう。今日も、強風・白波のため、出航することができませんでした!

 ユーコン川下り5日目、レイク・ラバージ突入4日目です。当初の予定(予想)では、ラバージを2泊3日で抜けているはずだったので、昨日の内に再び川の流れに戻っているはずでした・・・。

 が、まぁ、予定通りいかないのは仕方ない。ここは大自然の中です。自転車なら強風でも漕げますが、カヌーは危険です。上級者なら、多少の波の中ででもうまくカヌーをコントロールして乗りきれるのでしょうけども、私たちは初心者、無理はできません。

 というわけで、今日の暇つぶしは『大工仕事』です。

 湖岸には、大量の流木に混じって、板きれも打ち上げられています。おそらく、古い家や舟の一部だったであろう、板きれです。大きなものは、肉厚の材木で組み上げられた、縦横2mぐらいの扉のようなものもまであります。
 手元には、のこぎりが1本。釘や金槌はありません。が、私の腕で、この『Good Camp』を、『Very Good Camp』と呼べるほどの設備にしてやろうじゃないですか!!



 以下、私の作品たちです。

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ユーコン川下り④白波も立つさ・・・ 

2009年8月14日 白波が立ってたんですよ・・・。

 野営地は、ラバージ湖の東岸の小さな岬にありました。南西方向に湖が広がっており、ちょうど、沖から岸に向かって風が吹いてきます。
 昨晩は、波の音と、風の音がずっと聞こえていました。ザバーン!ザバーン!そして、ビュー!ビュー!と・・・

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写真1)お天気は良い感じ☆ でも風が強いので、波が高い・・・。
 朝食時の話し合いで、昨日のように風が止むまで待つことになりました。身支度を済ませ、荷作りも済ませ、焚き火を囲ってのんびりと風が止むのを待ちます。


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ユーコン川下り③風の日もあるさ… 

2009年8月13日 まぁ、風が吹く日もありますよね。

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写真1)ベリー・グッド・キャンプ(快適な野営地)の夜が明けました。目覚めて初めに見た湖面は今日も静かです☆ 今日の私の担当はカヤック! 機動力に優れ、カヌーほど忙しく漕がなくて良いので、今日は写真撮影を楽しむつもり。

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写真2)湖岸の森には、たき火の囲いの横にベンチがあり、少し離れたところにテーブルがありました。湖岸に打ち上げられた板や丸太をくみ上げて作ったのでしょう。このワイルドな感じが、素敵です。

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写真3)朝食は、白米(3人それぞれ炊きます)、味噌汁(朝食のスープは私が担当)、目玉焼き(卵は1日1人3個配給。食べ方はそれぞれ自由に)、そして昨晩たき火で焼いておいた『焼きナス』!

 さて、朝食の後は、テキパキ身支度です!

 んが・・・!? ちょっと気になった・・・


 「なんか・・・波・・・、高くありません??」


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ユーコン川下り②鏡のレイク・ラバージ 

2009年8月12日 広大なレイク・ラバージに突入しました。

 ホワイトホースから、ユーコン川本流を下ると20kmちょっとで、レイク・ラバージという大きな湖に入ります。南北50kmの細長い湖。これを超えるのが大変なので、セスナでここをすっ飛ばして、ラバージの北端からカヌーを漕ぎ始める人も多くいます。

 さて、そのレイク・ラバージに突入のこの日、お天気が心配でしたが・・・、朝、テントから這い出して見ると青空が広がっていました。

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写真1)朝食を取り、身支度を済ませ、テントを畳んで、荷物をカヌーに積み込んで・・・、出発の準備が整ったのは11時。
 起床は7時半でした。朝食はお米を炊くので、調理にも食事にも片付けにも時間がかかります。荷物の積み込みにもまだ慣れていないので、どうしても時間がかかってしまいます・・・。とはいえ、6時とかに起きてまで早く出る必要はありません。急ぐ旅でもないですし、朝はのんびりしたいですよね。

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ユーコン川下り①静かなる大河ユーコン 

2009年8月11日 ユーコン川下り初日、さぁ、スタートです!

 写真と文章で、ジャンジャン紹介していきましょう!

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写真1)初日の私のポジションは、カヌー前席。舵取りは急な進路変更の時の補助程度で、基本的に“漕ぐだけ”の役割です。舵取りの必要がないので、力一杯漕げます。よって、カヌーの推進力を左右するエンジンのような存在。
 そして、この日は『地図係』の役目も任されました。『川地図』なる、川の地図があるのです。カヌー旅のメッカたるこのユーコンでは、川岸の地形、上陸可能地点、見どころなどが明記された川地図があります。
 ホワイトホースを出てしばらくは、川の流れが速く、エンジン・フル回転の必要もないので、私が地形把握担当、というわけです。


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ユーコン川下りの旅、スタート! 

2009年8月11日 ユーコン川下りの旅が始まります!

 いよいよ、ユーコン川下りの旅が始まります。朝は早めに起きて、荷造りを仕上げます。3人の8日分の食料は、バレルと呼ばれる熊対策・兼防水の硬質プラスチックの『樽』と、『クーラーボックス』と、私の自転車のサイドバック2個に分けて入れました。それらに、それぞれの私物がバッグ20~50リットルバッグで2~3個ずつ。思いの他、大量の荷物となりました。こんなん、全部運べるんでしょうか・・・??


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第1回ユーコン献立会議 

2009年8月9日 第1回ユーコン献立会議が催されました。

 昨日、ユーコン川下りの日取りは決まりました。『ユーコン川本流下り/8泊9日』で、ホワイトホース8月11日発~カーマックス着8月18日、です。
 カヌーにはたくさん荷物が積めます。が、好きなだけ買い込んで行けば良いというわけでもありません。『必要最小限+予備』くらいが理想でしょう。職業【旅行家/添乗員】の私の仕切りで、8日間の献立を決める、献立会議が開催されました。参加者は、もちろん、井戸さん、岳くん、そして私の3人の世界一周サイクリスト。

 初日は昼食後スタートで、最終日9日目の夕食は不要なので・・・、朝食8回、昼食8回、夕食8回、です。この合計24回の食事をどう楽しむか?旅の思い出を美味しくも、不味くもする、極めて重要な会議です。

 会議の結果(というか私の独断50%)・・・

朝食は・・・ 『白飯』、『卵3個』、『ベーコン、又は、サーディン缶』、『スープ』
昼食は・・・ 『おにぎり』、『ラーメン、または、サーディン缶』
夕食は・・・ 毎日しっかり作って食べる!

 となりました。昼食は、その日の行程や天候によって、上陸して調理する余裕がない可能性もあるので、朝食と一緒に“おにぎり”を作っておいて、調理ができない場合は、サーディン缶をおかずにすることにしました。

 朝食の『スープ』と夕食8回ですが・・・、私の独断で、夕食は、井戸さんが3回(1・4・7日目)、岳くんが3回(2・5・8日目)、私が2回(3・6日目)と朝食のスープ8回を担当することになりました。

 で、問題の献立です夕食は、『しっかり作って美味しく食べる!そしてビールも飲む!!』という方針です。献立作りと調理は、それぞれの担当者が責任をもって取り組みます。時間をかけて考えた結果・・・

1日目の夕食・・・ 『焼き肉(ステーキ)』 
2日目・・・ 『マーボー茄子』 
3日目・・・ 『肉うどん』
4日目・・・ 『カレーライス』
5日目・・・ 『キノコパスタ』
6日目・・・ 『豚汁』
7日目・・・ 『焼き肉(ウィンナー)』
8日目・・・ 『炊き込みご飯』と『残った物野菜炒め』

 となりました。さらに、それぞれ必要な食材を挙げていって・・・、8泊9日、全食事に必要な食材の総量を叩き出しました!
 ピーマン8個、ニンジン15本、ジャガイモ20個、玉ねぎ20個、ひき肉500g、ステーキ肉2kg、塩漬け豚肉1kg、エトセトラ。
 で、お米が・・・、「えっ!?」 驚きの数値!20kg!!

  「マジ? そんなに食うかぁ~??」 一同、疑問の声・・・。しかし、3人とも食の太いサイクリストです。1食で300g炊くと仮定して、米を食べるのは、朝8食、昼8食、晩6食。総合計は、300g×22食×3人=19.8kg!
 あまりの量に、3人が3人懐疑的だったので、この晩、試しに300gずつ米を炊いて食べてみました。すると、「300gはちょっと多い」ということになり、1食250g計算になりました。で、250×22食×3人=16.8kgに決定。

 主食の米に次いで大事なのが、毎日のビール! こちらは、『1日ひとり1リットル』という案が全会一致で採択され、8日×1リットル×3人+α=合計27リットル、となりました。


 これらの買い出しは、9日と10日にそれぞれ半日かけて行われ、膨大な食糧が揃えられることとなりました。

 この献立会議の成果は、カヌー旅が終わった時に明らかになります。

第1回ユーコン、どこ下ろう?会議 

2009年8月8日 自転車のメンテナンスの後、第1回どこ下ろう?会議が開催されました。

 昨日、ユーコン準州の州都ホワイトホースに到着。ここはユーコン川を下るカヌー旅の起点として、世界中のカヌーイストに知られる町。私も、ユーコンを下る旅をすべく、ここで2人の同志と合流しました。

 ユーコン川下り、と一言にいっても、ユーコンは大きな川です。支流はたくさんあるし、本流はとても長い。さて、どこを下りましょう??
 日本人カヌーイスト憧れのユーコン川、川下りの拠点となるホワイトホースの町には、日本人経営のカヌーショップがあります。『クロンダイク・カヌーイング・レンタル』こちら。実は、オーナーの櫛田篤司さんとはすでに連絡をとっており、今日、キャンプ場まで説明に来てくれるとの約束があります。

 で、午後にやってきた櫛田さん。ホワイトホースでカヌーショップを経営して7年になるそうです。さっそく、いろいろと相談。まずは、どの川を下るのか?って話ですが・・・

篤司さん 「支流のテスリン川は途中、山火事のすぐそばを通るので、現状お勧めできません。ユーコン本流も、山火事の影響で視界が悪いでしょうね・・・。現時点で、山火事の影響が少ないのは、ニサトリン川だけですね。」

 だそうです。山火事のことは、ホワイトホースまでの道中で体験的に知っていました。風向きによっては、霧が出ているかのように、非常に見通しが悪くなり、空気も煙たくなります。なるほど・・・、山火事の中のカヌー旅はおもしろくなさそうですし、場合によっては危険です。

 とりあえず、どの川を下るのか?は棚上げとしておいて、それぞれの川の特徴と、カヌー旅の概要について、いろいろとお話を伺いました。

 自転車旅のことならバッチリの私ですが、カヌーは日本でちょっとカヤックに乗ったことがある程度。井戸さん、岳くんは初体験。ひとまず、日取りだけは決めて、11日に出発することになりました。で、前日の10日には、4時間ほどレッスンを受けることも決まりました。

 夕食時、3人で再度話し合い・・・。『で、どの川を下ろうか??』 どこを下っても、ユーコン川であることには変わりはないのですが、“支流”よりも何となく“本流”に心惹かれます。支流のテスリン川や、更に上流のニサトリン川も美しいそうですが、やはり、ユーコン本流の方が・・・。
 ユーコン本流を下るとなると、途中、長さ50kmに及ぶラバージ湖を漕いで進まねばなりません。水流は全くなく、2~3日漕がなければ抜けられないという広大な湖。普通の人であれば、『ラバージ湖を漕ぎたくないから、漕がなくて良い支流のテスリン川にしよう!』という思考になるのかも知れませんが・・・、ここにいるのは、3人の“M”サイクリスト!
  『縦断に2~3日かかるというラバージ湖を漕いでこそ!ユーコン川下りがあるのではないか!!』
 ということで、ユーコン川本流を下ることになりました。終点は、300kmほど下流のカーマックスという小さな町。所要日数は、6~8日程度です。更に下流のドーソン・シティという町もありますが、所要12~16日程度とのことで、ちょっと長過ぎるので、私たちは前者。

 いよいよ、憧れのユーコン川下りの旅が実現の運びとなりました。この夜は、同じキャンプ場に宿泊していた日本人カヌーイストの田中さん(29)に色々とカヌー旅のノウハウを聞き、勉強も始めました。

 ユーコン川下り、スタートは3日後です!

第1回ホワイトホース、自転車メンテナンス大会 

2009年8月8日 第1回ホワイトホース、自転車メンテナンス大会が催されました。

 ホワイトホースに揃った3人のサイクリストたち。私は昨日到着したばかりですが、井戸さんはすでに5~6泊しています。岳くんも3泊目。みんなで一緒にカヌー旅をする確定していますが、まだ『いつ』『どこを下る』かは決めていません。詳細はこれから決めるとして、

 ひとまず、今日は朝から、自転車のメンテナンスをしよう!ということになりました。

 みなのそれぞれの自転車は、まだ買って間もなく、2000~2500km程度しか走っていない、『新品に近い』状態です。それぞれ、こだわりのある自転車で、その価格も半端ではありません。
 特に、井戸さんの自転車は、私が今まで見てきたどの自転車よりも使っているパーツのクオリティーが高いように思います(値段もね)。駆動系は全てXTRだし、全体的なバランスがとても良い。でも、だからといってメンテナンスを怠ってはいけません。専門的なメンテナンスの経験がない井戸さんを生徒として、講師・私(口だけ)、アシスタント・岳くん(実技指導)、でプチ講座の始まりです。

 まずは、ホイールの“触れ取り”。車輪のスポークの張りを調整し、ホイールの歪みを取る作業です。長旅には必須のスキル。これをやり始めて間もなく、とんでもないことが発覚! 「井戸さんの後輪のスポークが、3本も折れてる・・・」
 これには驚きました。新品同様の状態で、3本も!?と思いましたが、空輸の際にダメージを受けたってことも考えられます。井戸さん、いきなりスポーク交換という高等スキルを身につけねばなりません。早急にスポークを買いに行き、元・自転車屋・岳くんの指導の下、スポーク交換を行うことになりました。

 で、続いて、チェーンと前後ギアの洗浄。チェーンクリーナーなんてものはないので、ガソリンを含ませた布で油汚れを落としていきます。3人とも、手を真黒にしての作業。でも、チェーンやギアなどはキレイに保つのが、長く使う秘訣です。数日おきに汚れを落として油を射し、数週間ごとにしっかり洗浄が必要なのです。

 昼食を挟み、作業は4時間以上かかりました。汚れていた自転車は、それぞれ新品同様の輝きを取り戻しました!

 が・・・、最後に、またひとつ重大な問題が発覚!? またしても、井戸さんなんですが・・・、「リア・キャリアのリアエンド側のダボ穴が割れてる・・・」 これはもう、溶接するしかありません。当然、井戸さんのキャリアも鉄製なので、溶接で問題は解決します。溶接所は、ユーコン川下りから戻ってから行くことになりました。


 普段は面倒くさいメンテナンスも、ひととやってると楽しいものです。私の二代目・自右衛門号は、2500kmの走行の後も、なんら問題はありませんでした。今後も定期的にメンテナンスをしてあげて、旅の最後まで元気に走らせてあげたいものです。

ホワイトホースまでのラストラン! 

2009年8月7日 ホワイトホース到着です。

 フェアバンクス~ホワイトホース間は、距離にしてちょうど1000kmほど。フェアバンクスで出会った2人の日本人サイクリスト(岳くんと井戸さん)と、ホワイトホースで再合流の約束があるので、ちんたら走るわけにもゆきません。で、私は1000kmを7日間で走るという計画を立てたのですが・・・


 走れました☆ よく頑張りました☆ 


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体調回復!お天気良好!!気分上々!!!  

2009年8月6日 昨日の思い切った“早上がり”は良い判断でした。

 夕方、まだ太陽が燦々と輝いているうちにテントに入った昨日、そのまま昏々と14時間眠り続けました。やはり、単なる疲れではなく、体調が悪かったってことでしょう。

 で、目覚めると、いくらか頭と体が軽くなっていました。昨日の判断は正しかった☆ のんびりと朝食を食べ、走行開始!


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メタボな三十路にはキツかった・・・? 

2009年8月5日 うぅ~ん・・・


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写真1)こんなところに寝てました。右手が道路。左手は急な坂。その下には森。で、足元には、エルク(大きなシカ)だか、ムース(ヘラジカ)だかの糞がたくさんあり・・・、ひとつ、ちょっと気になる形状の糞もありました・・・。クマ??じゃないはず!ということにしておきましょう。

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写真2)今日は風が強い!天気は素晴らしいのですが、とにかく向かい風がビュンビュンです・・・。

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写真2)12時頃、道路脇で休憩するドイツ人らしきサイクリストを見つけました!「グーテンターク!」と話しかけると、驚いてました。


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カナダ入国! 

2009年8月4日 カナダに入りました。

 この旅で何カ国目になるんでしょう・・・。30カ国目ぐらいでしょうか? いちいち数えていないので、解らなくなりました。

 あっ! カナダ、昨秋も走ってるから、初めての訪問ではないのか。


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半日休養なり。 

2009年8月3日 カナダ入りを目指してましたが、無理でした。

 フェアバンクスを発って3日目、『朝からガンガン走れば、カナダ国境に到達できるかも!』と思っていましたが、ガンガン漕ぐことはありませんでした。

 昨晩の宿、1泊22ドルもしたんです。ホステル並のキャンプ場でした。なんでこんなにキャンプ場が高いのかしら・・・。せっかくなので、その22ドルをしっかり満喫すべく、午前中は休養としました。夜シャワー浴びたのに、朝またシャワー浴びたり・・・。食器洗ったのに、またキレイに洗い直してみたり・・・。インターネットサーフしたり・・・。絵がはき書いたり・・・。

 午後1時を過ぎて、ようやく行動開始!




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サーロイン・ステーキが、んまい!! 

2009年8月2日 頑張った僕にご褒美です。


 昨日の無茶な走りが祟って・・・、今日は足腰が痛む・・・、かと思ってましたが、特に不調は見られません。

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写真1)こんなところでキャンプしてました。道路脇のちょっと低くなったところ。熊がいるエリアなので、森の中には入らず、あえて、車の音が届くところにテントを張ります。



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