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 2009年07月 

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煙たい町・・・ 

2009年7月31日 フェアバンクスは、煙に包まれてました。

 一昨日の晩、フェアバンクスに戻ってきました。予定では今日31日、カナダへ向けて走り出すことになってましたが・・・、まだダルトンの疲れが取れていないのと、ネット作業が滞っているのとで、出発を延期しました。

 宿泊している宿『Go North Hostel』には、ダルトンで出会った3人のサイクリストも宿泊していました。が、それぞれ外出している時間が長く、ほとんど顔を合わせていません。今、宿のインターネットがダウンしているので・・・、みなネットをしに、外出しているのです。

 私が行くのは、2kmほど離れたコインランドリー。その隣の喫茶店から、フリーのWIFIが飛んでくるのです。私は、洗濯を待つふりしながら、こつこつネット作業・・・。

 ところで・・・、フェアバンクス、凄いことになってます。



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北極への旅を終え 

2009年7月30日 ダルトンから戻り、考えた・・・

 昨日、心優しきドライバー・ジムさんのトレーラーでフェアバンクスに戻ってきて、今日は休養日! 

 といっても、溜まった洗濯物をやっつけたり、溜まったメールを捌いたり、明日からの走行の食料を買いに行ったり、荷物の整理をしたり、と大忙し・・・。

 でも、ちょっと一息ついたときに、ダルトンの感想について、整理してみました。


ダルトン・ハイウェー、聞いていたよりも、“楽な”道でした。

 650kmのオフロードは、始めこそ大変でしたが、概ね、“楽な”オフロードでした。普段、オンロードばかり走っている人や、自転車旅のビギナーには厳しい道のりかも知れませんが、すでに46000kmを走破し、数々の悪路を経験してきた私には、問題はありませんでした。
 しかし、そこを行き交うトラックドライバーたちにとっては、厳しい道だということも知りました。私は、ダルトンに雪がない、短い夏の風景しか見ていませんし、体験していません。年8ヶ月以上雪に覆われるという過酷な環境。そこで働く男たちの真剣さと、心行に触れることができて、貴重な体験となりました。


豊かな大自然を満喫するとともに、人間の営みについても考えさせられました。

 ユーコン川前後のタイガの森には、あちこちに山火事の跡がありました。山火事の原因の多くは、人為的なものだそうです。私も、キャンプの時は火を使用します。バーナー(キャンプ用コンロ)ですので、山火事の原因となる可能性は極めて低いと思いますが、それでもやはり意識はしていました。

 ハイウェーに並走するパイプラインは、日本の技術が導入されているそうです。北極海沿岸で掘り出された石油をアラスカ南部の不凍港まで運んでいます。雄大な大自然の中を縫うように走るパイプラインを見ていると・・・、なんだか複雑な気分になることもありました。

 近年、北極海の氷が著しいスピードで溶けていることは、みなさん御存じのことと思います。地球温暖化の影響は、極地であるほど顕著に現れます。南極の氷が解け、北極海の氷が溶ける・・・。その最大の原因が、温室効果ガスの過剰放出。つまり、二酸化炭素の放出です。石油=化石燃料は、二酸化炭素を生む原料とも言える存在。
 北極海の氷が溶けるのは、今のところ、夏の間、海岸部などの一部のみですが、『今後数年で完全に氷のない夏が訪れる』と予見する研究者もいます。

 夏になると、氷のない海が現れるようになったことで、北極海沿岸の国々、アメリカ、カナダ、ロシア、ノルウェー、デンマークの5カ国は、協議の元、北極海の海底油田(ガス田)の開発に着手しています。その埋蔵量は、それほど多くはないようですが、人類が、また新たな温室効果ガスの素を得たのは事実・・・。

 私が幼い頃は(昔話でもないですよ)、21世紀初頭に石油が枯渇するなんて話がありましたが、いつまで経っても、石油は枯れません。新しい油田を掘り当てて、そこから供給しているから。使用する量も減りませんよね・・・。

 北極海の油田・ガス田。各地の大陸棚の海底油田・ガス田。メタンハイドレートの掘削。まだまだ、出てきますよ~! 化石燃料!!温室効果ガス!!



 おっと・・・、話が逸れてきた・・・



 では、ダルトンハイウェーを旅して得た、結論を・・・


 皆さん、自転車に乗りましょう☆

 そして、自然を沢山感じましょう☆

フェアバンクスより 

2009年7月30日 ひとまず、ご報告!

 途切れがちな、このブログ・・・ですが、おかげさまで、新たな読者の方々も沢山訪れてくれるようになりました。

 途切れがちなのは、旅の性質上、仕方のないことなので・・・、ご理解下さいませ。

 コメントはオープンにしていますが、ほとんど返せない状況が続いていました。すぐにコメントを返せないのも、ご理解いただきたいところですが、今後は、以前よりも頑張って返すようにはしたいと考えています。


 7月30日の現在地は、フェアバンクス。北極海の畔、プルドーベイから帰ってきました。極北のタイガと、険峻なブルックス山脈、そしてツンドラの大平原は圧巻でした!そこらへんの話は、またいずれご紹介します。

 アラスカの夏の夜はいつまでも明るいのですが、夏そのものはあっという間に終わってしまいます。ブログのアップ作業や、ライター仕事にも力を注ぎたい気持ちを、グッ!と押させて、今は、短い夏を思う全身で感じることに努めたいと思います。

 明日31日からまた1週間ぐらい走りっぱなし。アラスカの森と山を抜け、カナダ・ユーコン州の森と山を駆けてきます。


 ブログの更新は、8月中旬にまとめて行います。お楽しみに☆



ジムさんのトレーラーで 

2009年7月29日 フェアバンクスに戻ります。

 気だるい朝・・・。プルドーベイ・ホテルの食堂で、モソモソと朝食を済ませます。時計は5時。まだまだ寝てても良い時間帯だけど、一度寝ると、確実に寝坊しそうなので、もう寝ません。私は7時ちょうどに、Carlileという運送会社に行かねばならんのです。

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写真1)午前6時の太陽。夜通し、地平線の上を転がっていた太陽が、徐々に上昇を再開しました。



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白夜の長い夜 

2009年7月28日 プルドーベイ(デッドホース)到着の晩のことです。

 ここは北緯70度12分。7月末の太陽は沈むことなく、北の地平線の上を東へと転がっていました。

 が!残念ながら!非常ぉ~に残念ながら!

 その沈まぬ太陽の写真を数枚、消失してしまいました。デジカメからPCにデータを移した後、何らかの手違いで消去していしまったようです・・・。



 さて、プルドーベイに到着してからの話です。



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目指せ!北極海!! ⑦着いたぁ~! 

2009年7月28日 プルドーベイ到着!!

 夜中、テントの外に車の気配がありました。プルドーベイを目指していたトラックが、その日の到着をあきらめ、ハッピー・バレーで夜を明かしたのでしょう。ここを行き交うトラック・トレーラーのドライバーたちは、車の中で眠ります。
 夜って言っても、もうここには夜がありません。午前2時頃、おしっこに起きても空は薄明るい。北緯70度以北は、7月一杯、太陽が沈まないそうです。

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写真1)今日が最終日!元気に走行開始です!




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目指せ!北極海!! ⑥ツンドラの大平原 

2009年7月27日 雄大! この一言に尽きます。

 昨晩、テントを張ったのはブルックス山脈のアティグン峠の頂。海抜が高いということもあり、少し寒い朝となりました。が、気分は爽快!なんてったって、今日はノーススロープを走るんですからねぇ~☆

 紹介したい写真がたくさんあるので、一気に行きましょう!


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目指せ!北極海!! ⑤ブルック山脈越え 

2009年7月26日 アティグン峠の頂に立ちました!

 今日は、ダルトン・ハイウェー最大の難所に挑みます。何が“難”なのかと言うと、ブルックス山脈越え。ブルックス山脈は、アラスカ北部を横断する山脈で、南北の分水嶺を形成している山々。つまり、ブルックス山脈の南で降る雨は、太平洋(ベーリング海)へ。北へ降る雨は、北極海に注ぎます。
 ブルックス山脈を越えるダルトン・ハイウェーの最高所は、アティグン峠。海抜は・・・、えぇ~っと、1463m!


 ・・・ん?そんなに高くないぞ??



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目指せ!北極海!! ④極北の村 

2009年7月25日 目覚めたら、岳くんがいました。

 北極圏の入口に達した昨晩、そこにいるべきサイクリスト・岳くんの姿はありませんでした。が、目覚めると、テントの外から人の気配・・・。顔を出すと、そこには知ってる自転車が!岳くん登場です。

北極圏のプレートにて
写真1)ふたりで記念撮影! 左が私、右が岳くん。聞けば、昨夕の通り雨の時、ちょうど橋があるところを走っていたらしく、雨を避けるため、橋の下にテントを張って野宿していたとのこと。なるほど、同じ道を走っていたのに、いつの間にか私が彼を追い越してしまった謎が解けました。
 岳くんはここでUターンします。もともとダルトン・ハイウェーを走る予定がなかった彼は、「北極圏到達だけでも・・・」ということで、ここまで来ました。当初のもくろみでは、ここで観光客の四駆やキャンピングカーをヒッチハイクして、フェアバンクスまで車で戻る…、という予定でしたが、そんな車、どこにもありません。走行中、観光客を乗せた車が時折通りますが・・・、自転車付きのヒッチハイカーは敬遠されそうです。彼、3日間でここまで来て、また3日かけてフェアバンクスに戻るそう。私は、あと4日かけて、プルドーベイを目指します!


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目指せ!北極海!! ③北極圏到達 

2009年7月24日 北緯66.33度!!

 寝ている間、ずっと蚊の羽音が聞こえていました・・・。夏のアラスカ、どこにでも蚊がいるわけではないのですが、森の中や水辺には、寒気がするほどの大量の蚊が飛んでいます・・・。昨日の夕食は、蚊の群れの中、外で調理するのが嫌だったので、パンで済ませました。前にも紹介しましたが、テントの前で調理はできません。料理の匂いがテントに着くと、熊がテントを襲うことがあるからです。それに、蚊避けスプレーを持ってはいても、蚊がテントの中に入ってくるのは嫌です。

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写真1)こんなところにテント張ってました。道路からの距離は20~30mぐらい。普通、こんなに道路から近いところでは野宿しません。が、ここは熊の王国です。車の騒音が熊を遠ざけてくれるでしょうから、これくらいの距離が適当なんだと思われます。



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目指せ!北極海!! ②ダルトン・ハイウェー入り 

2009年7月23日 ダルトン・ハイウェーに入りました。

 昨晩は、疲れてすぐに寝入りましたが、うつつながらも、夜通しトラックの走行音が聞こえていました。ダルトン・ハイウェーを経て、プルドーベイの石油採掘基地に物資を運ぶ大型トレーラーでしょう。このあたりも熊が出没する可能性があるため、テントの傍には食べ物はおけません。野宿は、森には入らず、トラックの騒音が届く道路脇にしておいた方が良さそうです。

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写真1)テントから這い出すと、目の前にうさぎさん! 私に怯える様子もなく、テントの周りをピョンピョン跳ね回っていました。



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目指せ!北極海!! ①出発 

2009年7月22日 北極海への道、ダルトンハイウェーを走ることになりました。

 北極へ行きたい!という気持ちは抑えきれませんでした。昨日までに、ダルトン・ハイウェーを走るための情報収集も、買い出しも、フェアバンクスに置いていく荷物の整理も終わり・・・、あとはライター仕事をやっつけるのみ!

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写真1)出発の朝。テントは先に畳み、荷造りも済ませました。


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ダルトン・ハイウェー、行ってきまぁ~す☆ 

2009年7月22日 ダルトン・ハイウェー、行きます!!

 ひとつ前のエントリーで、うだうだウダウダと、「行くか?行くまいか?」と悩んでいるそぶりを見せていた私・・。
 ですが!自他共に認める “ドMサイクリスト”です。未舗装・無補給の悪路を前に、走らないという決断は、始めからなかったも同然なのですよ。

 【時間】という問題の解決策があったんです!
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穴だらけ・・・ 

2009年7月20日 標識がね、穴だらけなんですよ。

 フェアバンクス3泊目。昨日、新たに1人のサイクリストが加わり、世界一周の同志が3人となりました。 井戸裕さんという方で、私とは以前からメールでやりとりはしていたものの、会ったのは昨日が初めて。井戸さんの紹介はまた今度にしましょうか。

 で、3人で夜遅くまで、お互いの旅の計画や、装備品の話、アンカレジからここまでの話などで盛り上がりました。

井戸さん 「銃弾がピュンピュン飛んでくるんですよ・・・」
心 「へ?」
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北極海への道 

2009年7月21日 行くか・・・? 行くまいか・・・?

 『ダルトン・ハイウェー』という道があります。下の地図の太い赤線が、そうです。

Dalton HWY

 フェアバンクスの北130kmぐらいのところから始まるその道は、北極海へ続くと道。北極海沿岸の石油採掘基地『プルドーベイ(デッドホース)』まで、約650kmの道のりの内、約7割が未舗装で、途中に町と呼べる場所はありません。

 この2週間ほど、ずっと、そこを走るか?走らないか??迷っていました・・・。


 北極海ですよ!?

 行きたいですよねぇ??

 でもねぇ・・・ 




 
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北中南米縦断の同期生 

2009月7月21日 同期生を紹介します。

 私の自転車世界一周の旅、北米は3つ目の大陸です。これまでの3年数カ月間の旅路において、あちこちで多くのサイクリストと出会い、時に、一緒に旅をしてきました。

 ユーラシア大陸横断では、パトリック、ベン、シーナ、カリーナ、マルセル&マイヤ、スコット、ミリアム、高倉天地くん、松山治樹くん、木村雄志くん、中河卓郎さん、他にもたくさん。

 西アフリカ縦断では、加藤彰さん、伊藤寛くん、他に数名。

 北米横断では、後藤一貴くん、のみ。


 で、一時帰国を挟んでの、北中南米縦断。すでに沢山のサイクリストに出会っています。この二つの大陸を走破しよう!というサイクリストの多くが、夏にアラスカからスタートするんです。平均的な所要日数(ってか、年月)は、2年ぐらい。この2009年夏にアラスカをスタートした北中南米縦断サイクリストの多くが、 2011年春(南米の秋)頃、南米最南端の地に達します。

 アラスカ走行1週間程度で、すでに2名の日本人サイクリストに出会いました。


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ワイルド・ブルーベリー 

2009年7月19日 朝から、おいしい手作りブルーベリージャムを堪能しました。

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写真1)美味しそうに見えますか?

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写真2)ヨーグルトにのせてみました。美味しそうでしょ??

 なぜ?私が手作りブルーベリージャムを持っているのか?? それは、もちろん自分で作ったから。


 それは、一昨日7月16日の出来事でした・・・ 


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フェアバンクス到着 

2009年7月18日 フェアバンクスに到着しました。

 岳くんとのペアランも5日目。同行者がいると、朝の準備が早くて良いです。私、ひとりだとどうも朝が遅い・・・。低血圧とかではないんですけど、エンジンがかかるのが遅いんですよね。聞けば、岳くんは毎日8時頃には走り出してるそうですが、私は10時近くになることも・・・。

 テキパキ準備して、さぁ、出発です! まずは、10kmぐらい走ってネナナ(Nenana)という小さな町を訪れました。ふたりとも飲み物が切れていたので、町はずれのガソリンスタンドで補給。ついでに、コーヒーを飲んで・・・、すっかり私のペース。私、朝はのんびりする時間が欲しいんです。

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写真1)ネナナのシンボルと言えば、『アイスクラシック』のポール。

 ここは有名な(?)“アイスクラシック”が行われる町。アイスクラシックとは・・・、春先、町を流れるネナナ川の凍った川面に写真のポールを置き、それが『何月何日何時何分』に川に落ちるか?を当てる、公営のギャンブル。つまり、凍った川の氷が、いつ割れて川が流れ出すか?を当てるのです。
 その賞金は最高3000万円くらいにもなるのだとか。私も参加してみたいけど・・・、それは、この冬をアラスカで越さねば叶わぬ望みです・・・。残念!

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ワイルド・ファイヤー! 

2009年7月17日 山火事の近くを通りました。 

 目覚めると、今日もライチョウの母子がテントの周りを歩き回っていました。デナリ国立公園とはお別れ、今日と明日の2日間の走行で、フェアバンクスまで走ります。
 湿ったテントをテキパキ畳んで、テキパキ荷造り。ふと空を見上げると、青い空が広がっていました。で! いざ、出発!という時に気が付いた!

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写真1)マッキンリー山(デナリ山)が見えてる!!
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デナリ国立公園 

 そこは、野生動物たちの聖域。私たち人間は、動物たちの生活に極力干渉しないようにせねばなりません。

 園内にある道路は1本のみ。公園入り口から、終点のワンダーレイクまで約160km。そのほとんどが未舗装です。一般車の走行は制限されており、25km地点のチェックポストまでしか入れません。その先は、公園が運営する園内バスか、ツアーバスのみ。でも、自転車は自由に走れるんです。
 
 キャンプ場は4~5か所。夏場は混雑することもあるので、私はネットで予約しておきました。1サイト・1泊・22ドル。つまり、2人で泊まれば、ひとり11ドル。5人だったら、僅かに4.4ドルです。安いですよねぇ~!!
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デナリ満喫! 

2009年7月16日 続きです。

 Uターン地点となるセーブル峠に立ちましたが、まだお目当てのグリズリー(ヒグマ)と遭遇していません。見たのは、ライチョウとカリブー(トナカイ)のみ。予定では、この峠で昼食を取ってUターンなのですが…、どうしましょう?

 ふと、峠の向こう側を見ると、園内バスが停車しています。きっと、バスから見えるところに、何かしらの動物が出たってことでしょう!

 さぁ・・・、どうする?
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HEY! BEAR!! 

2009年7月16日 「HEY!BEAR!!」って、言うそうです。

 目覚めると、昨日の雨が嘘のように・・・、晴れてないか・・・。今日も薄い曇り。今日は、デナリ国立公園内を自転車で日帰りサイクリングです。天候は回復傾向にあるそうですが、もうちょっと頑張ってください、お天道様!

 一昨日の晩、石の上に寝てたがために痛めた背中は、まだ少し痛むものの、いくらかマシになってます。今日は荷物も積まないし、お気楽なサイクリングになりそうです。朝食を食べ、のんびり出発準備。
 今日も岳くんと同一行動です。9時過ぎ、それぞれ、水と昼食だけを携えて、空荷に近い状態の自転車で走り出しました。キャンプ場から数km、サベージ・リバーに掛る橋を渡ると、チェックポイント。ここで昨日購入した国立公園のチケットを提示します。さぁ、ここから先は、オフロード! セーブル峠というとこまで行って戻る、90kmのお気楽サイクリングです!
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デナリ国立公園へ 

2009年7月15日 デナリ国立公園へ

 目覚めると、背中が痛い・・・。昨晩、橋の下の敷石の上で寝たのが悪かったようです。石の角が、背中を圧迫してたのかも・・・。うぅ~ん・・・、痛い! けど、出発準備です。

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写真1)今日から数日、新しい世界一周サイクリスト仲間となった、昼間岳(ひるまがく)くんとペアランします。岳くん、テキパキ準備中。


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マッキンリーを望む 

2009年7月14日 マッキンリー山に出合った晩に、岳に出会いました。
 
目覚めると、テントのフライシートの内側には、びっしりと蚊が張り付いていました・・・。おぞましい光景!!テント内には一匹も蚊はいませんが、微かに耳に入る羽音も不快です・・・。朝食はとらずに、慌ててテントを畳み、この蚊地獄から逃げ出すように走り出しました。

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写真1)10kmほどで、アラスカの戦没者慰霊公園のようなところに到着。蚊のいない公園のベンチで遅い朝食(パンとピーナッツクリーム)。空は薄曇り。

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写真2)風景は昨日に引き続き、森の中・・・。徐々に青い空が広がりだした。



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森・森・ムース・森・森・山・森・森・蚊 

2009年7月13日 深い森の中をひた走りました。

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写真1)今日みた風景の9割がこんな感じ


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写真2)走り出して2時間ほどで、ムース(ヘラジカ)と遭遇しました。沼地で水草を食むのは、まだ若そうなムースでした。シカの類ですけど、耳や顔が長くて・・・、なんだかロバみたい。写真の中でどこにいるでしょう?探してみてください。


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アンカレジ出発! 

2009年7月12日 アンカレジ出発!

 今日からアラスカの大地を走り出します!陽が極端に長いので、疲れさえしなければ、毎日200kmでも走れそうです。が、5ヵ月ぶりのフルパッキングでの走行。無茶はできません。とりあえず、120kmを目安に走ることにします。
 宿の無料の朝ごはん(パンとゆで卵)を最終日にして初めて食べました(昨日と一昨日は寝坊したから食べれなかった・・・)。準備が整ったのは、10時頃。さぁ、出ますか!

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写真1)『26th Av. Hostel』こんな宿に泊まっていました。マネージャーは、バングラディシュ移民の夫婦。なかなか快適な宿でした。

 アンカレジはアラスカ州最大の都市といっても小さな町・・・。ですが、やはり、市街地から出るのには時間がかかりました。ハイウェーに並走するサイクリングロードを見つけるのには、少々苦労した・・・。

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真夜中の夕日に誓う!! 

2009年7月11日 アンカレジ3泊目、真夜中の夕陽に誓いました。

 アンカレジ3泊目。この3日間は、のんびり宿で過ごしました。日本から持ってきた“疲れ”を癒し、“仕事”を減らしました。が、実のところ、まだどちらも消化しきれてはいません・・・

 んが!明日12日から走り出すとです!

 アラスカの大地が私を呼んどぉ~とです☆



 3日目は、自転車の微調整をしたり、メールの整理をしたり、今後の走行予定を立てたりしてたら・・・、あっという間に終わってしまいました。

 一日の最後に、海岸に夕陽を見に来ました。海岸までは、5kmほど。宿を出たのは、22時45分です

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写真1)23時のアンカレジ郊外。うっすらと暗くなってきました・・・。

IMGP0038夕日
写真2)23時10分、クック湾に沈みゆく夕日。

 夕日って、みるみる沈んでいきませんか?私はいつもそう感じます。が、極北の夏の夕日は、なかな沈まないんです。海面に対して垂直に沈むのではなく、斜めに沈んでいきますから。
 それに、今日は霞もありました。水平線に溶けていく夕日に向かって、叫び・・・はしませんでしたが、心に強く誓いました。


 明日から走るぞぉ~!!

 待ってろよ、アラスカの大地!!

 待ってろよ、パタゴニア!!



 くどいようですが、目指すは、2年間での北中南米縦断です。ここアンカレジからその旅が始まります。たぶん、3万キロくらい走ることになると思います。南米最南端パタゴニアを走るのは、2011年の予定です。



 ちなみに・・・、7月初旬のアンカレジには夜があります。3時間くらいだけ。この沈んだ夕陽は、3時時間後には北東の地平線からまた昇ります。夏至を過ぎているので、今後徐々に夜が長くなりますが、私が北に移動するので、私の夜はまだしばらくは短いままです。

アラスカサイズ? 

2009年7月11日 デカぁ~い!

 ひとの2倍食べる私の食欲をもってしても、1食では食べ切れませんでした。宿の近所のスーパーの惣菜コーナーで見つけた、巨大サンドイッチ。6.8ドル也。

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写真1)サイズは、アメフトのボールくらい。スナップを利かせれば、良く飛びそうです。


 概してボリュームが多い米国の食事ですが、胃袋の大きなサイクリストにとっては、食べ切れないほどの量ではありません。が、このサンドイッチは、昼食と夕食、2回に分けて食べてもちょうど良いくらいのボリュームがありました。

 ってか、これ・・・、そもそもが1人前の量でもないんですけどね。

REI 

2009年7月10日 REI って素敵です☆


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写真1)REI は、米国の大手アウトドアショップ。全国に沢山店舗を持ってて、どこも充実の品揃えです。登山用品、キャンプ用品、クライミング用品、自転車用品、カヌー用品、なんでもござる!

 私の大好きなREI。 今日は、そのREIでお買物の日です。アラスカを走りだす前に、買わねばならないものが4つありました。

 ①蚊よけ帽子・・・ アラスカの夏は、凄まじく蚊が多い!短い夏に、大量発生します。刺されても、アフリカの時みたいにマラリアには罹りませんが・・・、やはり、かゆいし、うっとおしい!そこで、顔面をすっぽり覆う『蚊よけ帽子』が必要なのです。ご購入ぅ~!18ドルなり。

 ②テントシート・・・ テントの下に敷く、防水のシートです。前使ってたやつは、5ヵ月前、LAを発った時に手放しました。新しいものを購入しましたが、ちょっと薄手なので、この先1~2ヵ月くらいしか持たなそう・・・。15ドルなり。

 ③ベアスプレー・・・ 熊撃退用の超強力ペッパースプレー!!1本45ドルもするので・・・、今回は購入をためらってしまいました。1~2ドルでも安い店を見つけたら、購入します。

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写真2)ダウンタウンの歩道で見かけたグリズリー(ヒグマ)の剥製(人形かも?)。こんなデカイのに襲われたら・・・?最後の手段は、ベアスプレー!



 そして、残るひとつは・・・


 ④スピードメーター・・・ 自転車のスピードメーター!忘れてきちゃったんですよ、日本に・・・。実家を出る際に、慌ててカバンに入れたのですが、アンカレジ到着後に探してみても、見つからなかった・・・。東京で落としたのかも知れません。

 メーターは、おなじみ、私のスポンサー様『キャットアイ』。日本で5800円くらいするモデルですが、こちらでもやはり同じくらいの60ドル。
 必要なのは、本体のみで、センサーや固定用のアタッチメントは持ってます・・・。自転車コーナーの片隅で、「うぅ~ん・・・、買うか?買わないか?」と悩むこと30分・・・。

 店員「何かお探しですか?」
 心 「あっ、いえ、あの・・・。このメーターが欲しいのですが、本体以外のパーツはあるんです。本体だけで売ってはないですよね・・・?えぇっと・・・、自転車で世界一周してるんですけど、3年半使ってきたメーターを失くしてしまって・・・。これと同型なんですけど・・・」


 売ってくれるとしても、取り寄せに数日ってところでしょうか・・・。実は、メーターは予備のものを持っているので、すぐに必要というわけでもないのです。でも、その予備のものは、積算距離の入力ができないので、『旅立ちから今まで何万キロ走った』というデータを表示できないのです・・・。

 大した問題でもないのですが、私はやはり、旅立ちからの全走行距離を確認しながら走りたい!

 店員「あったと思うよ。この前、君とは逆に、センサーと付属品だけ欲しいって人がいたから。」
 心 「んなにぃ!?マジですか??」


 待つこと5分、店員さんがメーター本体を手に戻ってきました。お代を聞くと、「タダで良いよ」とのこと。

 なんて素敵な店員さんでしょう!

 なんて素晴らしいんだ! REI!!



 もらったメーター本体は、私が以前使っていたものと同じ色でした。この先、このメーターで、今後3万キロの道のりを記録したいと思います!!


 REI! ありがとう!!

アラスカ上陸!! 

2009年7月9日 アンカレジ到着!

 アンカレジ空港に降り立ったのは、8日の24時過ぎ。つまり、9日のことですが、時間の感覚がおかしいので、アンカレジ到着後が9日としましょう。

 アンカレジ空港は小さな空港。真夜中の夕日を見送った後、ターンテーブルで荷物を受け取ります。自転車が入った巨大な箱は、ターンテーブルが回る前に、係員によって受け取り場所に運ばれていました。コンベアーが回り始め・・・、待つこと30分。残る2つの荷物も出てきました。


フル装備・梱包状態
写真1)さぁ!!組み立てるぞ!!

 自転車はその場で組みます。私が乗ってきたのが、このターミナルの最後の到着便だったようで、ひとけのなくなってしまった到着ロビーの片隅で、自転車の組み立て作業に没頭します。途中、声をかけてくるのは、清掃員や警備員。このターミナルは24時間開けてるらしいので、安心です。

 テキパキ!てきぱき! 作業を進めますが・・・、なんと、夜が明けてしまった!?

 何時間もかかった訳ではないですよ。たかだか2時間半くらいなもんです・・・。真っ暗な夜は、わずか3時間ほどでした。
 
自転車完成!シロクマと
写真2)がぉ~!!っと・・・、できた!!

 荷物の仕訳も終わり、走りだすのみ!ですが、すぐには走れません。まだ時計は5時。街に行っても、宿には入れません。せめて、10時くらいまで時間をつぶさなきゃ・・・。

 もうひとつの大きい方のターミナルに移動し、歯磨きしたり、顔を洗ったり、コーヒー飲んだり・・・。スタバの店員のお姉さんと仲良くなり、彼女の休憩の間、30分くらい店の横でおしゃべり。まぁ、あんな自転車で現われてコーヒー買って行ったら、興味も持つでしょう・・・。彼女は、マレーシア出身の華僑だそうで、アラスカのことを色々と教えてくれました。


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写真3)もう出ても良いよね?

 午前8時、夜が明けてもう4~5時間が経ちますが、まだ街は起きてないでしょうね・・・。でも、まぁ、空港に居るのも疲れてきたので、走行開始です。アラスカ初走行!空気がひんやりしてて、気持ちが良い☆

 10kmの道のりをのんびり1時間で走って、9時にミッドタウン(中心に近い住宅地)に到着。宿は、ミッドタウンに取ってます。時間潰しがてら、マクドナルドで朝食。小腹を満たしたところで・・・

 まだ早いだろうけど・・・、宿に行ってみるか・・・

 ネットで予約した『26th Street Hostel』の玄関に立つと、インド系の女性が出てきました。ここのオーナー夫人のようです。

 心 「今朝着いたんです。何時からチェックインできますか?」
 夫人「今でも良いですよ?」


 嬉しいことに、9時半にチェックインできました☆ 部屋に入り、荷物を片付けると・・・、急に眠気が・・・zzzZZZ

 起きたら、17時でした。たっぷり、7時間寝ています。そんなに寝てたのに、まだ外は明々!

 その後は、日没(24時)を回るまで、ひたすらPC作業に勤しみました。再び眠りについたのは、午前5時のこと。時差ボケと陽の長さボケのダブル効果で、体内時計狂いまくりです・・・
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