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まだまだあります!中国の可笑しなお菓子 

ご紹介していなかった、中国の可笑しなお菓子パッケージです。

どうぞ!!ご賞味あれ★

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写真1)ドライフルーツ / 楽しぃはぺ好滋味すしせへ そ体現しう友人し享受や
   評)和歌みたい

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写真2)フルーツ軟飴 / 自然のままで 生きておりまよ
   評)麻世 


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写真3)粉末状の干し肉 / 松?ごはん
   評)松茸ごはん? これは紛れもなく干し肉粉です。

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写真4)干し肉 / 味が純正である。 きみの余暇時に良友
   評)この写真を見て発覚した。右の方にも、不可解な日本語が載っていたのである。
   「タテレ健康の品質」である

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写真5)ハーブ飴 / ダットヒ トハタモベ つふの健康 ゃゐ食ナ ノッポダヒ
   評)これは良ゐ! 喉が痛ゐ時に良友である。

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写真6)干しイチジク / グリーンレーズン
   評)これは干しイチジクです。レーズンを干しても、干しイチジクにはなりません。

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写真7)干し梅 / なカリツと仕上、げました。天然食物繊維たつぶらです。
  評)Hなカリッと仕上げました。って見えません?

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写真8)さきいか / にほんの風情 腹蔵なく味わうと おいしい食べ物の今 誰が反抗する ことができる
評)いかにも!誰がこの美味しさに逆らうことができようか!! 確かに美味いです、これ。

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写真9)さきいか / 鮮しい味しさ 深海の生物 原の自然生長
評)もうどうでもいいや、これも美味しいから。

 以上です。ちなみに、前回ご紹介した可笑しなお菓子たちはこちら
 http://whereiskokoro.blog34.fc2.com/category16-1.html#entry506

 今後、中国旅行をお考えの方。可笑しな日本語パッケージのお菓子をお土産にすると、学校や職場の仲間たちも喜ぶと思いますよ。

 笑しな日本語パッケージを探す時のアドバイスは、『干し物系を攻めるべし☆』 日本には無い風味の乾物も多いので、お土産にはもってこいです。


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ウイグル料理も満喫 

 カシュガルでの長期休養、ダラダラとしつつも、色々とやることは沢山ありました。最も気合を入れてやっていたことは・・・

 食べること!!

 カシュガルを出ると、3~4日で中国ともお別れですからねぇ、本場の中華をトコトン食べなくては!!

 行き着けの中華食堂が何軒かできましたが、中華ばかり食べていては中華のありがたみがなくなってしまう。それに、せっかくウイグル自治区にいるんだから、ウイグル料理も楽しまなくては勿体ない。

 ちょっとここらで、ウイグルの代表的な料理を紹介しましょう。

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ラグ麺(漢語では『拌麺(バンミェン)』又は『拉麺(ラミェン)』。ウイグル語では『ラグマン』)・・・お肉と野菜がたっぷりのトマトソースのうどん。中央アジアの代表的な料理ですが、新疆ウイグル自治区にもあります。流石は中国の植民地!中華料理の影響を受けてか?中央アジアのラグ麺と比べてみても、抜きん出た美味しさです。打ち伸ばした麺は、讃岐うどんのようなコシがあります。具は、数種類の野菜が入って具沢山!お肉も、牛・鶏・羊と3種類あります。一度食べたらやめられない美味さ☆ 3~8元程度。


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ケバブ(漢語では『コウユウ』)・・・言わずと知れたケバブ。肉の串焼きです。イスラーム圏ではお馴染みの料理。羊肉、羊肉のミンチ、牛肉、鶏肉などがあり、炭火でじっくり焼きます。私は羊肉が苦手ですが、あの独特の臭みのある羊の脂が、炭火で落とされるので、比較的美味しく食べることができます。1本1元。


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ポロ・・・ピラフです。お米をレーズンなどと一緒にスープで炊いたご飯。レーズンの甘みが意外に合うんですよねぇ~!お店によって、お肉が入っていたり、ゆで卵が入っていたり色々です。1杯5元程度。

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サモサ・・・調理したお肉や野菜を包んで焼いたパン。インドから中東にかけてメジャーな料理です。インドのサモサはギトギトの油で揚げます。だいたい、サモサというと揚げ料理のような気がしますが、ここ新疆ウイグル自治区のサモサは違う!チャパティを焼く釜で、焼くんです。触感はパンみたいな感じ。豪快に齧り付くと、中からアッツアツの肉汁ルが出てくるので要注意!1個1~2元程度。


 カシュガルで食べていたウイグル料理の大半が、上述の4種でした。他にも、ウイグル名物と言えば、鳩のケバブとか、マントウ(大きな餃子みたいなの)とか、スープ類だとか、バレエティーは豊富です。

 でも、やはり世界最高の料理・中華料理には叶いません。カシュガルでは、中華料理7割、ウイグル料理3割ぐらいの割合で食べていました。

うわぁ~!!シルクロードだぁ~!! 

11月4日 シルクロード・西域南道を走り出しました。

 中国新疆ウイグル自治区内を横切るシルクロードと言えば、天山山脈の北側を抜けカザフの草原に至る『天山北路』と、天山山脈の南側・タクラマカン砂漠北縁を横切り、山岳中央アジアやインド亜大陸に抜ける『天山南路』 、そして、タクラマカン砂漠南縁を横切り、山岳中央アジア・インド亜大陸へ抜ける『西域南路』が大きな交易路。シルクロードとは、1本の明確な交易路ではなく、無数の路の束で、東アジアと西アジアを結ぶ、交易路の総称と考えて下さい。

 11月に入り、(広い意味での)シルクロードに乗りました。そして、11月4日、西域南道を走り出したのです。昨晩の宿入りが深夜1時近かったので、朝はのんびり。正午のチェックアウトタイムギリギリに飛び出し、イエチョンの町に走り出しました。昨晩も沢山人が歩いていましたが、昼間は当然ながらもっと沢山人がいる!『でかい町だなぁ~!!』チベットの山奥から降りて来た私にとっては、大大都会! 都会と思っていたアリなんて、ありゃ町でした。町の食堂で、新疆名物・ラグ麺を食べ、焼きたてのパンと、1ヶ月半ぶりのバナナを買い込み、カシュガルへと伸びる国道へ!!

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写真1)イエチョンは、西域南道の要衝・ホータンと、カシュガルを結ぶ、ちょうど真ん中あたり。ウイグル語では、カールギリック。

 天気は晴れ!ですが、空はちょっと霞んでる・・・??これが普通の空の色だっけ?チベットの深い青空に見慣れてしまったので、普通の空の色を忘れかけてる・・・。イエチョンの郊外に出ると、国道の両脇には、色付いたポプラ並木が延々と続いていました! これぞ!シルクロードの光景!! 私が抱いてきた中国のシルクロードのイメージにぴったり合致する光景です。写真で見せたいんですけどねぇ・・・、昨晩からデジカメの調子がおかしくて、フィルムカメラでしか撮っていません。残念。ごめんなさい。

 道路は、片側1斜線で、路肩はあまり良くない。後ろから来る車に注意しつつ、路面に転がってるロバの糞に注意しつつ走ります。田舎のウイグル人の乗り物と言えば、ロバ馬車です。時折、ロバ馬車を追い抜き、荷台に座ってる人々に挨拶。「アッサラーム・アレイコム!」 しっかり聞き取れた時は、「ワ・アレイコム・サラーム」と返してくれます。私の声が聞き取れなかったときは、クスクスって笑ったり、目線をそらしたり・・・。シャイな人々です。
 ポプラ並木は、ちょうど紅葉の終わりかけぐらいかな。黄色く色付いた葉が、風に舞って路面に降り注ぎます。美しい光景です・・・。デジカメが調子よければ・・・、残念! どこまでこの並木は続くのか?もしかしたら、カシュガルまで繋がっているのか??と思うぐらい、ず~っと続きます。今日の目標は、65kmほど先のシャーチャー(ウイグル語ではヤルカント)です。午後2時から走り出したので、あまり休憩してる余裕はありません。時速10km台後半のペースで走って、4時間ぐらいですかね。シャーチャーも大きな町なので、明るい内に着いておきたい。

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写真2)国道の両脇には、綿花畑が広がる。今は、ちょうど綿花の収穫時。

 このあたりは海抜1300m台。5000mの高原を走っていた時よりも、酸素の濃度が1.5倍もある!!長くオフロードのj険しい上り下りを走ってきた私には、アスファルトの道路は、氷の上を滑っているようなもの! スイスイスイスイ走れてしまいます。試しに時速30kmまで加速して、走り続けてみましたが、息は切れない★ スーパーマンです。
 余り飛ばし過ぎては、この素晴らしい光景が台無し。のんびりと一定ペースで走り続けます。並木の向こうに広がる綿花畑では、村人総出でしょうか?何十人もの人々が綿花積みをしています。風に乗って飛んできた綿花が、道路にも沢山おちていて、それを拾いながら歩いている人も。かと思うと、綿花を満載したトラックが通って、荷台から綿花がポロポロ落ちていたり・・・、『俺も拾って走ろうかな?』 途中、ちょっとした村では、綿花を詰めた袋を大きな量りに乗せ、買い取り交渉をしている業者の姿。多分、今日50kmも走れば、45リットルゴミ袋一杯分ぐらいの綿花が拾えそうです。それくらい、道路脇には、綿花が転がってるんです。『でも・・・、わざわざ拾ってみたところで、どうしようもないな・・・』 当たり前のことですが、私には綿花も、それから得られる僅かな収入も必要ないことに気付き、更に西へと走り続けました。

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写真3)何やってんの?

 大きな橋が見えてきました。橋のたもとには、枯れた植物や枝を満載したロバ車の列。『なんだろう?』橋の中ほどから、河原を見下ろすと、100人ぐらいの男たちが、なにやら大規模な作業中。ロバ車で運んできた枝や草を川底に沈め、その上に河原の石を積んでいく。それを延々繰り返し、川の流れを堰き止めました。20分ほど観察していると、なんとなく判ってきました。下流には、ショベルカーとかダンプだとかが動いているのが小さく見えています。橋をかけているんでしょう。この男たちは、川の流れを変えてるんです。幅500mほどの河原には、幅30mほどの水の流れが3本。そのうちの一本を遮断して、2本にするつもりのようです。いやはや、原始的ですが、なんtも賢い方法です。

 午後5時、僅か4時間で65kmの道のりを走りきり、シャーチャーに到着。チベットでは、7~10時間走って、ようやく65kmってとこだったのに。シャーチャーの町は、イエチョンよりもち大きく、大大大都会!バスターミナルの傍の招待所に宿を取り、荷物を下ろして、シャワー屋へ向かいました。実は、昨日のイエチョンの宿はシャワーなしの部屋だったので浴びてないんです。今日の宿の部屋にはシャワーがありますが、夜9時以降じゃないとお湯がでないらしい。町のシャワー屋は、たったの2元!?ラサの半額、アリの4分の1、タルチェンの12分の1の価格です。しかもお湯の出は十分★ シャワーを浴びたのは、えぇ~っと・・・、ドマル以来?ってことは、10月23日以来、12日ぶりですか?新記録更新はなりませんでしたね。この先、普通にシャワーのある環境が続くので、西チベットで作った最長記録17日間というのは、この先そう簡単には破られないでしょう。有るとしたら、アフリカか?でもアフリカなら、水浴びできるだろうし・・・。まぁ、記録更新したいわけではないので、この記録を塗り替えないようにします。何度も言ってますが、私は静香ちゃんなみにシャワー・風呂が好きです。 

 久しぶりにネットカフェにも行き、夜は贅沢に、部屋で『五谷道場』を食べました。まだラーメン食べてんのかよ!?と自分に突っ込みましたが、今まで不味いラーメンばかり食べていたので、スーパーで『五谷道場』を見たときに、衝動買いしてしまったのです。

 宿は3人ドミトリー。貸切りかと思っていたら、深夜に漢族のおじさんが2人来ました。3人とも初めに軽く挨拶しただけで、その後会話なし・・・。ちょっと気まずい夜でしたが、すぐに眠りに落ちました・・・zzzZZZ