スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

彼って日本人なんだぁ~ 

 通りで、町の食堂で、市場で、私と接する人々の反応は、時として面白いモノもあります。

 2005年12月29日 河北省・『高碑店』の町のラストラン

 霧の出た寒い夜。宿の向かいにあるレストランへ夕食に出かけると、何やら大口のお客さんが宴会をしているらしく、店員さんたちは忙しそうに走り回っていました。
 独りの私は、小さな客室に通されましたが、メニューを渡されたまま、なかなか注文を取りにきてくれませんでした。堪りかねて、ウェイトレスのおねぇちゃんを捉まえにいくと、英語と片言中国語の私に驚いている様子。あれだけ放っておかれたのに、外国人と判ると、急に沢山のウェイトレスが寄ってきました。宴会がひと段落ついたのかもしれません。
 注文を告げ、料理を待っている間、入れ替わり立ち代り、若いウェイトレスの娘っ子たちが、質問をしにやってきました。年のころ、16~22歳といったところでしょうか。まだ中国語に慣れていない私は、筆談を駆使して、彼女たちは、習ったのに全く使えない英語を駆使して、なんとかコミュニケーションをとっていました。

 料理が運ばれてきても、会話が続くので、「ちょっと食べ終わるの待って」と告げて、黙々と食べ始めることに。彼女たちは、宴会の片付けにも行かず、私の食事風景をニコニコしながら見ています。

 その子は、後から遅れてやってきました。開口一番「彼が日本人!?」 次の言葉は、「彼が日本人?」 続いて、「彼って日本人なんだぁ~・・・」 また、しばらくして、思い出したように、「彼って日本人なんだ・・・」
 日本語で書くと上に挙げたような感じですが、彼女が発しているのは、中国語の『他是日本人』だけです。その時々で、感情の込め方が違いました。何か、そんなに日本人に想いを馳せていたのでしょうか?私の顔をぼ~っと見つめて、時々、「彼は日本人なんだ」と言うだけです。惚れられたかな?とか思ったけど、私自信への興味関心よりも、日本人である私に何か特別なものを感じているようでした。

 結局彼女は、7~8回『他是日本人』とだけ呟いて、仕事に戻っていきました。なんだったんでしょうね?
スポンサーサイト

これも、中国ですから 

2005年12月23日に見かけた道路標識です。


写真)北京まであと227km!!1日半~2日の距離です。

 中国の国道や省道では、たまにこのような標識が出ています。主要都市・町までの距離が出ていて、とても有難いものです。でも、これを鵜呑みにしていると、辛い思いをすることがあります。

 この日、私は、227kmの標識を目にして、「オッシャ!!北京は近いぞ!」と、まぁ、近くはないんですけど、明確な数字が出てると、気合が入るものです。ペダルにも力が入ります。
 標識を見たあと、ハイスピードをキープしたまま、20km程を走りました。北京まではあと207kmぐらいのはずです。しかし、その207km地点で目にした標識には、『北京215km』と出ています。

 えっ??真っ直ぐ20km走ってきたのに、12kmしか進んでないと!?

 こんなことはよくあります。中国ですから。中国では、あまり正確な距離を出さなくても、大した問題ではありません。広大な国ですからね。

 夕方、『○○町まで20km』みたいな標識を目にして、「あと20kmか・・・、いける!頑張るぞ!」と、疲れた体に鞭打って走ることがあります。でも、20km走っても町なんてないんですよね・・・。更に5~6km走ってようやく町に到着・・・。元気なときは、数キロの誤差なんて気にならないんですけど、疲労困憊している時は、しんどいです・・・。

 ま、これが中国のおおらかなところです。別に、気にしなければ気にしなくても良いのです。最近の私、徐々に中国的距離感覚になりつつあります。

 

西安到着!! 

ご報告です。さきほど、西安に到着しました。西安には4-5日滞在します。ぼちぼちエントリー増やしていきます。

心の!簡単中国語レッスン 

 1つ前のエントリーに関連して、ひとつ大事な中国語をご紹介します。

 私の脳ミソに冷凍保存されていた中国語の中で、一番初めに解凍された言葉です。これは、私が大学時代に中国語を習っていた時、教科書の1番最初のレッスン、第1回目の項目で出てきた言葉でもあります。

 『中国真大!!』 Zhongguo zhenda!!

 中国語会話の教科書だったと思います。中国に留学した日本人学生と中国人学生の会話の中で出てきたフレーズです。意味は、『中国はホント大きいね!!』

 なんて、深い言葉なんでしょう!!自転車で中国を旅していると、この言葉の真の意味が解ります。


 それと・・・。中国の人は、中国が広いとか、大きいとか、偉大だとか、そういう言葉が好きなんだと思います。地元の人との会話にも、時折この言葉を使います。

 「中国は本当に広いですからねぇ!3年旅の内、中国だけで半年も費やします。」って言うと、「うん、うん、そうだろうそうだろう。」ってな感じでニコニコ頷いています。

 ね?大事な言葉でしょう??

 覚えました?せぇ~の、はいっ! 『中国真大!!』

中国語、猛特訓中!! 

 公表していませんでしたが、私は大学時代、第二外国語で中国語を勉強していました。あっ、でも、勘違いしないで下さいね!話せる訳ではありません。こんなこと言ったら、大学でお世話になった先生に悪いかなぁ・・・。ごめんなさい、石川先生。

 そんな私ですが、中国に入国して、もう1ヶ月が経とうとしています。さすがに毎日毎日中国語だけの環境下に置かれると、眠っていた知識も目を覚まします。
 最近、地元の人々との会話もいくらか、キャッチボールができるようになってきました。当初は、会話に行き詰るとすぐに紙とペンを取り出して筆談をしていましたが、今は2度3度聞きなおして、音で理解するように努めています。

 私の中国語をお聞かせできないのが残念です。聞きたい方は、中国に来て下さい。って、冗談ですよ。

 さて、少し前の話ですが、1月2日の出来事。お昼ごはんで立ち寄った屋台のおじさんとのやりとりをご紹介します。

写真1)豆腐屋のおじさん

 このおじさんの屋台では、1杯0.5元のあんかけ豆腐を売っています。料理はそれだけ。隣に肉サンドイッチ屋(中国語の料理名忘れました)があって、どうやらその店の人と一緒に経営しているみたいです。
 湯気に誘われて、自転車を止めたら、「どうだい?食べてきな!食べてきな!」と凄い勢いで招き入れられました。とてもひょうきんなおじさんです。もちろん、英語は喋れません。料理を頼んで(といっても、一品だけですが)、待ってる間に中国語でお決まりの自己紹介。食べながら、質問を待ちます。おじさんは、かなり口数が多く、私に質問をしてるのか?仲間に話かけているのか?判らないくらいの勢いでした。
 「え?何?」「ん?・・え?」なんなんだ、このマシンガンは・・・、食べる暇ないじゃん!
 とうとう会話に困って、英語にチェンジ!!戦いから逃げてしまいました。たいてい、急に英語で話し始めると、相手が「え?何?何?わからない!」ってな具合になって、会話のトーンが落ちます。それを狙っていたのですが、このおじさんはお構いなし!!知ってる英語で返してきます。「OK!」「YES!」「OK!OK!」全く会話になってませんが・・・

 これが、2週間前の私でした。


 さて、1月13日の出来事。やはり、これもお昼ご飯で立ち寄ったお店での話です。

写真2)たまたま隣でごはんを食べていたお客さん

 いつものように、質問を受けて、長い自己紹介。その後も、いくつか質問を受けましたが、このおじさんは、とても口調が遅い、というか、ゆっくりしっかり話す方で、言ってることがかなり判りました。返答は、文法無視の拙い中国語ですが、なんとかおじさんも解ってくれているようです。おじさんから「中国語はチンプンカンプンって言ってる割に、話してるじゃないか」みたいなことを言われました。なんだか、妙に嬉しくて、中国語をもっとしっかり覚えようという気が湧いてきましたね。


 中国語、もっとしっかり覚えようと思います。予定では、この旅の中で最も長く滞在する国は中国です。2-3回に分けて滞在しますが、合計で6~7ヶ月はいることになりそうです。

 がんばりまっす!!

ある一日の食事 

 ここ最近、規則正しい生活を送っています。食事も1日3回きちんと決まった時間に食べるようになりました。

 どんなものを食べているのか、ちょっと紹介します。1月12日、106km走行した日の食事です。

 まず、朝食はこんなものを食べました。揚げパンに温かい豆乳、2元也。中国でポピュラーな朝食の1つだそうです。 油たっぷりの揚げパンですが、午前中の走行に必要なカロリーは賄えません。この後、包子(小さい肉まん)を6個食べました。2元也。


写真1)朝食 08:30

 朝食は『早餐』と看板を出してるお店で食べます。早朝はあまり店が開いてないので、選択の余地はあまりありません。


 さ、走行開始!!午前中はまだ気温も低いので、走行スピードも上がりません。たまに立ち止まっては、周囲の人に質問をされながら、エッチラホッチラ走ってます。
 空気が乾燥しているので、たまに飴玉を口に入れてます。1日で10個ぐらいでしょかね。ついつい、噛み砕いてしまうので、乾燥対策っていうよりも、糖分補給でしょうか・・・。

 お腹が空く頃になると、気温も高くなってきます。午後1時を目処にお昼ご飯です。屋台でチャンポン風味の打ル麺(打ち伸ばした麺)を食べました。

写真2)これは美味しかった!! 13:05

 お昼ご飯は、市場やバスターミナル周辺の屋台で食べることが多いです。田舎を走っていても、30分(10㎞)も走れば、何かしら人がたくさん集まるエリアがあります。昼ごはんには困りません。


 昼からの走りは快調!テンションもスピードも上がります。午後の授業に向かう子供たちを追い抜く時は大きな声で「ハロー!」「ニーメンハオ!(こんにちは皆さん)」 反対車線にいる人々には、手を振ります。みんな振り返してくれるから気持ちが良いです。

 おやつ代わりに、バナナを購入。4本で2元也。走りながら、食べます。バナナに限らず、食べたり飲んだりする為に停車することはあまりありません。交通量の多いところでは別ですが。

 日が暮れる頃、宿を探してチェックイン。部屋で汚れた体を拭いて、上着を着替えて、近所の食堂に出かけます。夜はなるべくきちんとしたものを食べます。この日は、炒飯とシイタケ&野菜炒め。12元也。

写真3)けっこうボリュームありますが、平らげてしまいます。

 夜ご飯は、野菜炒めとご飯という組み合わせが多いですね。炒飯よりも、白飯を食べることが多いです。田舎町の小さな食堂に入ると、20~30種類の料理がメニュー載っているのに、「今日はピーマンと白菜しかない」なんて言われることがあります。多分、中国で一番食べている料理はチンジャオロースです。


 とまぁ、こんなものを食べてます。飲み物は、お店では『お湯』か『薄いお茶』。走行中は、お茶500mlとコーラ1.2L。あっ、そうそう、夜食に残りのバナナを2本食べました。

 どれくらいのカロリーを摂取しているのでしょね?多分、4000kcal以上はあるんじゃないですか??かなりの大食漢になっています。

ダウンヒルは苦手です。 

 上り坂って嫌いじゃないんですよね。嫌なことは嫌なのですが、いざ登り始めると、俄然気合が入ります。やはり『M』なのでしょうか??
 しんどい登り坂、軽いギアで何とか上って、噴き出す汗を拭いつつ、次第に目の前が開けてきたかと思うと・・・。峠のてっぺんです!!峠を登リきった時は、気分が良いもんです。

 峠越えの醍醐味は下りだ!! そう言うサイクリストも多いでしょう。しんどい登りの後の下りは気持ちが良いですよね。でも、私はダウンヒルが苦手なんです。スピードがグングン上がるのが怖いんです。それに、せっかくここまで登ってきたのに、下っちゃうのか・・・という感覚もあります。


写真1) 1/8 登封から長い登り、少林寺を過ぎてもまだ登り、走行15km過ぎ、急に視界が拓けたかと思うと、一気に下り!!

 1月11日、三門峡から西に走り、陜西省のトンカン(漢字が出ない)まで走りました。ちょうど、省境に差しかかったあたりからの坂道がとにかく大変でした・・・。1/6の鄭州~登封の谷間なんて、今思えば『谷』と呼べるようなものでもなかったですね。トンカン周辺は、標高700m(私の腕時計の高度計によると)ぐらいの台地が連なっています。台地と台地の間には深い谷があって、その谷の底は標高400mぐらいです。標高差300mというわけです。


写真)谷間はこんな感じ。向こうにうっすら次の台地が見えます。これがいくつも連なってました。

 走行していた310国道は、道幅も狭く、所々小石が転がってるし、坂道はウネウネ曲がりくねっています。この国道に併走して、高速道路が走ってます。高速道路は谷間に長い橋をかけているので、平坦でさぞかし走り易いことでしょう。いいなぁ・・・

 さて、『峠越え』ならぬ、『台地の谷間越え』です。登り坂はともかく、この坂を一気に下るのは危険です。しかし、スピードは出てしまうもの。ブレーキかけっぱなしで2-3kmも走りたくありませんし。幸いにして、この区間を走る車は、ほとんど高速道路を利用するため、交通量は少ない・・・。見通しのよい直線の下りでは、ノーブレーキで下ってました。

 この日の走行終了後、メーターの最高速度記録を見ると、62km/hと出ていました。初めて体験するスピードではありませんが、あの重い『自右衛門号』が60km/h以上出てたのかと思うとゾッとします・・・。

 チキンでけっこう!! スピードは控え目で行きたいと思います。


現在地の報告 

 久しぶりにエントリーします。

 現在、河南省の三門挟という街に滞在しています。ここは通過する都市、1泊のみのです。

 12/29にスタートした西安大移動、12/29-1/1までの4日間は快調に走っていたのですが、1/2の午後からお腹が痛くなってしまい・・・。翌1/3朝には回復してましたが、走る気が沸かなかったので、休養日としました。
 1/4から再び元気に走行開始!! 翌1/5には、河南省の省都/鄭州に到着。1/6-7を少林寺の観光に当て、1/9には洛陽の龍門石窟の見学に行きました。

 次第に上り下りが激しくなってきたこの数日、なかなか走行距離が伸びませんが、道路標識に[西安]の文字が現れる距離まできました。あと3日も走れば西安到着です。

 今いるネットカフェは、回線が途切れがちな上、写真のアップができないので、この1-2週間のエピソードは、後日西安で入力したいと思います。

石の仏様 

 1月9日、洛陽郊外の龍門石窟に行きました。

 中国の石窟と言えばが、私は敦煌の[莫高窟]を思い浮かべますが、ここは[莫高窟]、大同の[雲崗石窟]と並び有名なのだそうです。

 前日に龍門近くまで移動して宿を取り、この日は午後から走るつもりで朝早くから観光に出ました。開園の8時にゲートへ。朝靄の中、見学開始。伊河の東側の蟻の巣の様な石窟群を覗いて歩きます。

 しっかし...、有名な観光地だと言うのに誰もいません。観光客どころか係員まで。貸し切り状態です。一つ一つ見て行って、半分見終わった頃に係員たちが出勤して来ました。

 印象に残ったのは、15000尊もの小仏が壁一面に彫られた[万仏洞]です。他にも様々な石仏と対面しました。どれも古いものばかりです。


写真1)龍門石窟(伊河東岸)


写真2)[万仏洞]

 ところで、仏像がどこで生まれたか知ってますか??つまり、仏様の姿を彫るようになったのはどこの国か?って質問です。中国ではないですよ。もちろん日本でもない。仏教発祥のインドかと思いきや、パキスタンなんです。正確に言うとパキスタンとアフガニスタンにまたがる、ガンダーラ地方です。

[ガンダーラ]ゴダイゴの有名な歌でも出てきますよね??『そこぉ~に 行ぅけばぁ~ どんな夢もぉ~ 叶うとぉ~ 言うよぉ~』

 2000年12月5日、彼の地に残る巨大な石仏の前に、私は立っていました。2001年に破壊されたアフガニスタンのバーミャンの石仏です。凍てつく冬のバーミャン盆地に聳える、巨大な『顔のない仏像』と見つめ合いました...。あの瞬間が、私の人生で最も濃密な時間です。あの瞬間を越える経験がこの旅の中であることを願っています。ま、アフガンの話はまた今度するとします。

 この旅でも沢山の仏様と対面することでしょう。

 

少林寺 / 禅寺編 

 少林寺、言わずと知れた[小林拳]の総本山ですが、ここが中国禅宗始まりの地であることはあまり知られていないでしょう。

 この少林寺では、ある有名なお坊さんが修行をしています。インドからやってきた普提達磨、あの『だるまさん』です。527年、達磨がにこの地で開いたのが、禅宗というわけです。

 少林寺の裏手の山の山頂付近に、達磨が9年間誰にも会わずに修行したという洞があります。その名も達磨洞。夕方、汗ダクになってここまで登ってみましたが、管理人がすでに下山していたため、中は見ることができませんでした。達磨洞から少し登ると、もう山頂。頂きには、巨大な達磨像が座しています。しばし、達磨像とともに、少林寺とその周囲の険しい山々を眺めてから下山しました。

写真)純白の達磨像

 『禅』 旅行中、欧米人と長く語らっていると、必ずといっていい程、話題に挙がります。おそらく、欧米人に最も良く知られた宗派でしょう。私は、この禅について、知っているようで、何も知りません。簡単に、『理解してる』と言えるものでもないでしょう。でも、禅の何が欧米人を惹きつけるのか? 興味があります。いつかきちんと学んでみたいものです。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。